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高いビル 愛は?
2011年6月20日 (月) 22:17
「たとえば君が遅れてきたことが
小さな未来を変えてたなんてな
ちっとも考えてみたこともなかった
君に限った話じゃないけどさ」
っていう歌詞があって、
なんか、ほんまにそうやねんよなぁ。
意識的にも無意識的にも、想像つかんぐらいの可能性を、捨てて生きてるんやなぁって。
たとえばある日誰かといっしょに家にいることは、ほかの誰かに会うこととか、どっかに出かけることとか、ひとりで本を読むこととか、部屋を掃除しまくることとか、名前のわからない料理をつくって食べることとか、まぁとにかくほかの数えきれないほどの可能性を全部捨てて、相手の可能性も全部捨てさせて、それでいっしょにいるのだ。
なんか重いかんじに聞こえるけど、でも、そういうことだ。
あんまり無意識的になりたくないな、と思った。
捨てるほうの可能性が、山のようにあることを、意識していたいな、と思った。後悔するとか、そういうことではなくて、山のようにある可能性のことを、ちゃんと見ておいて、それでもその中から自分で選んだってことを、意識していたい。
でも、無意識のなかに何回も起こる必然みたいなものも、だいじにしたいな。それも忘れたくないな。
…バランスか。
だいたいのことが、「結局バランスですね」みたいなまとめになんのムカつくな。
そらそうやんけ!ってなるから。そらそうやろ。わかっとるわそんなもん。
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