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デザインデザインってそれはなんの話だ

2014年6月19日 (木) 22:08

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部下ができたのだ。
2ヶ月ほど前に。

初部下やと思う。「部下」と呼んでいいものか、わからんけど、
とにかく彼は今年の春に(賢い、有名な)大学を卒業し、わたしの会社に入社し、
わたしの指示のもとで仕事をし、お給金を得る人となったわけです、ので「部下」でいいか。
まぁ「後輩」でもいいし、「同僚」でもいいけど。呼び方はなんでもいいや。

なぜ部下の話を書いているかというと、
わたしは彼に『デザイン』を教えなければならない立場であり、
そんなもん今まで誰にも教えたことなかった!と気づき、焦っているからである。

デザイナーと名乗っているこの5年間で、部下がいたことが、一度もなかったんじゃないかと思う。
入ってきてすぐ辞める業務経験なしの若い人や、入ってきてすぐ辞める業務経験なしの若くない人や、
入ってきてすぐ辞める業務経験ありの若くない人、なら何人もいたけど、
その人たちのことを「部下」だと思ったことはなかった。
よって彼は「わたしの部下である人」第一号で、
「わたしが『デザイン』を教えなければならない人」第一号なのだ。
おめでとう、第一号。

そもそも『デザイン』ってなんでしょう。
『デザイナー』ってなんでしょう。
もうその辺から曖昧やで、お母さん。参った。

わたしが考える『デザイン』とは何か、が誰しもに共通しないことは承知の上で、
『デザイン』を教えなければならないのだ。困った。禅問答か。
しかも彼は美大も専門学校も出ていないし、美術部だったこともないし、
とにかくHelveticaも知らないままWebデザイナーとして入社したルーキーなのだ。
(今もHelveticaを知ってるかどうかはアヤシイ)
どうしよう。

唯一(唯一?)の救いは、わたしは彼を1人の人間として「いいなー」と思っていることだ。
彼は学ぶことを躊躇せず、思考することを諦めず、本もよく読む。
分かったふりをしないし、無駄なプライドも持ってない。
いいぜーちょういいぜー素質しかないぜー

というわけで、
人に教えるにはまず自分が理解すること→理解しているかどうか確かめるにはまず文章にしてみること
だ。
まぁ日々何か書くにはいい題材をみつけた、と思って書いてみようかな。どうかな。

というところで今日は終わり。まえがき、みたいなとこで。

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