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月刊みんぱく

昨年の春、友人と企画展へ行った。次は常設展を見ようね、と約束した国立民族学博物館は噂に違わず、1回ではとても回り切れない大迫力の展示量だった。4時間かけて回ったのに、ぜんぜん終わっていない。私は「半分は終わったね」と言い張ったが、友人は「いやまだ3分の1だよ、半分も終わってないよ」と言っていた。

あんなに広いのに、17時閉館なのがおかしくない?倍額の、いや、3倍額のチケットを買うから、20時まで開けてほしい。
……それでもプラス3時間なのか……全然回りきらないな……

閉館が迫る中、ふたりともミュージアムショップを駆け回っておみやげを買った。書籍も充実していて、しかも専門書が多く、宝の山みたいだった。

月刊みんぱくは、博物館が発行している広報誌で、1冊250円。毎月興味深い特集が組まれており、表紙を見ただけでわくわくする。例えば2024年1月号の特集は「たまご」である。読みたい。
が、閉館が迫っているので中身をのんびり吟味している時間はない。並んだ表紙から6月号を手に取り、私は反対側の、雑貨が置いてあるエリアへ走った。

6月号の特集は「粗品」。研究者がフィールドワークで調べた世界中の粗品が紹介されている。良いものを買った。
月間みんぱくはバックナンバーが公開されているので、興味がある方はぜひ。

買った場所:大阪府吹田市 国立民族学博物館

買った日:2024年10月