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帰国日記 2
2019年4月30日 (火) 16:46
4月30日(火)
ぐっすり寝た、多分5時半くらいにいっかい目が覚めて、寝たり起きたりしていたらやすこちゃんからメール、「閉店した家具屋さんで家具をもらったり超安く買えたりするよ、一緒に行く?」と言うことらしいので、ありがたく連れてってもらうことにする。
前に泊まってた人が置いていってくれた卵1個と、昨日スーパーで買っておいた食材で朝ごはんを食べた。ミニトマトが異様にうまい、熊本産でした。
家具屋さんは3階建ての立派な家具屋さんで、スミレ柄のレトロな食器があって、欲しいな〜と思っていたけど、家具屋さんのお母さんがお嫁に来たときにお祝いで貰った思い出の物だそうなので、遠慮しておいた。思い出を大事に思う気持ちはとても良くわかる。
家具屋さんで一緒にいた方たちとお昼ごはん(おいしくてしかも安かった、鯖の味噌煮定食、小鉢が4つ付いて750円、神戸なら1300円は取るレベル)を食べて、良さそうなジャムがあったので買ってきた。八朔ママレードやって。
つーか会う人みんな全員がものすごく親切で、気さくに話してくれてすごい、なにこれ、新時代か。え、時代とかじゃなくて広島って全土(?)がこんな感じなの?めちゃくちゃええやん。
帰り、「このへんに良いお醤油屋ない?」と聞いてみたら「すごいのがある、買えるかわかんないけど行くだけ行ってみよう」と言ってやすこちゃんが連れてってくれた。まじのまじですごい醤油やった、何を言ってるかわからないと思うけど、大丈夫、私もわかってない。
もろみ?を樽に入れた棒?から「舐めていいよ」と言われたの、初めてっす。塩味と甘みと酸味と苦味といろんな味がして、後味がくっきりとして、鼻に抜ける香りがおいしかった。おいしいものって味にきちんと「層」があるやん、それです。
つーか醤油を作ってる人に会ったのも初めてだし、醤油の樽を見たのも初めてだわ。
醤油そのものはまだ味見てないけど、正直確信しかないぜ…何この確信に満ちた醤油との出会い…
やすこちゃんには「女は25を過ぎたあたりから調味料に凝りはじめ、皿を集め始める」という、身に覚えがありすぎることを言われて、笑った。これがあれだ、「わかりみがふかい」ってやつだ。
やすこちゃんは容量が大きい感じがあって、話してると安心する。まぁ出会って3日のお前に何がわかる、と言われればそれまでですが!
もっちゃん(インフルエンザお疲れ様)が到着したので駅までお迎えに行って、ちょっと横になったら昼寝のつもりが夜になった。
平成が終わりましたが、これからもよろしくお願いします。
5月1日(水)
休みが全然終わらなくてびっくりする。うれしい。まだ半分も過ぎてないやん。最高か。
毎年これぐらい休めるといいのにな〜私だけじゃなくて全員が、あと全員一緒に休まないでもいいから、各々好きな季節に2週間くらい、何の気兼ねもなく休める国にしません?
今の日本ならやれば出来そうやけどな〜やってみて、無理ならすぐやめたっていいのだし、ちょっと試してみても良いと思うけど、だめなんですか?わが国、スクラップアンドビルドはお家芸やのに、トライアンドエラーはどうも、食わず嫌いじゃない?わが国〜
お米を持ってきたので朝食にごはんを炊いたら漬けものが欲しくなって、でも酢はねぇぜ…きゅうりとかもないし…と思ったら、ズッキーニとレモン汁があって、意外とこれでどうにかなりました。岩塩とレモン汁の浅漬け、わりと良いよ。また作ろ。オリーブオイルいれてもよかったな、黒胡椒とか。
洗濯物を干した後は、リビングのソファーで志賀直哉の「暗夜行路」を延々読む、もっちゃんはその横のソファーでずっと寝ている。
私はもっちゃんが寝ていると安心する。平和である、と思う。読書も捗った。
昨日公開されたSTAnの2010年のライブ映像をYouTubeで観る。 https://youtu.be/oJWvS07pbKg これです。良かったら観てみてください、見応えがあるし、STAnはまじで曲がいい、しかも全員上手い。なおかつロックバンドとしての正しさを感じる。ロックバンドに正も誤もないでしょう、と言われるかもしれないけど、正はあると思うんだよ。
夕飯にグラタンを作ることにしたのでスーパーに買い物に行ったけど、急遽たこ焼きやろう!とお誘いいただいたので予定を変更、足湯に入れてもらったり、アボカドとこんにゃくのたこ焼き(めぐちゃんのたこ焼きはケチャップとスイートチリソースを混ぜたのと、醤油とごま油のと、2種類のタレで食べる、めっちゃ美味い、真似したい、豆乳のマヨネーズも!)を食べて、めぐちゃんの歌も聴いた。めぐちゃんの歌は、めぐちゃんの作るカレーとおんなじ、なごやかな味がしたし、話しているときと変わらないトーンで、全部が地続きになっているように感じて、とっても良かった。本人と表現とが、乖離してないのが、良かった。あ、別に乖離してるのがダメって話ではないです。
なんか会う人会う人に本当に良くしていただいて、自分が何か「良い生き物」になったような気がするなぁ。完全に気のせいやけど。
あと、会ってどんぐらい経ったとか話したかとか、あんま関係ないんだな、好きな人はわかる、まるで目印が付いてるように、好きな人はわかる。
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