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0.5の女

2024年9月6日 (金) 21:54

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プライムビデオでサジェストされた「0.5の男」というドラマを何の気なしに視聴してみた。風吹ジュンさんがお母さん役で松田龍平さんが引きこもりの長男役、お父さん役は木場勝己さん。ウワァとっても良いキャスティング、と思って見ていたら、節々で「沖田修一のにおい」がする。
私は「沖田修一のにおい」嗅ぎ分け選手権が開催されたら、かなり良いランクに食い込める気がする。作家性が分かりやすいので誰でもそうかもしれないけど……とはいえ、10年以上好きな映画監督が今もまだずっと好きでいられて、自分が沖田修一の何を沖田修一らしさだと認識して好いているのか分かるのは、うれしい。

エンドロールまで観たら、しっかり監督としてクレジットされていた。脚本も。ほらな、と思いつつ、なんで沖田修一監督・松田龍平主演のドラマ作品をリアルタイムでキャッチできないのか、と不思議に思う。私の情報をキャッチするセンサーみたいなの、まったく動作してない??何が原因?え、Twitterをやってないから???つーか沖田修一はnoteをやってるねんけど、noteって更新通知とか受けられるっけな。

2階建ての家をセットとして建てている気配がして、どこまで?どのへんまで?と思っていたら最終回のエンドロールでしっかり写っていておもしろかった。しっかり建てている。なんというか、原寸で。シルバニアファミリーで遊んでるときのような楽しさがある。

2.5世帯住宅、というのがテーマになっているのもおもしろかった。2世帯+単身者が住める家のことを2.5世帯住宅と呼ぶらしい。1に満たず0.5扱いされる単身者、不憫ではあるものの、0.5としてコンパクトに暮らせる身分というのはそう悪くないようにも思う。私も両親と弟家族とともに2.5世帯として家を買い「何をしているかよく分からないが家にいるおばさん」として暮らしてみたい。
もしそうなったら祖母も一緒に暮らしてほしい。そうすると呼び名はどうなるんだろう。2世帯+0.5(私)+0.5(祖母)でなんて呼ぶんだろうな。2.5世帯住宅にしたって、別に名前要らないと思うけど、まぁ名前つけたほうが売りやすいのかな。

そういえば甥1は3年ほど前、折り紙で作った手裏剣で一緒に遊んだ日に「のんちゃんは忍者である(から、手裏剣を飛ばすのが上手いのだ)」と父親に吹き込まれ、ごく普通に信じていた。甥1はしばらくのあいだ私を「忍者ののんちゃん」と呼んでいたが、特に誰も訂正していないので、今も信じている可能性がある。もし今も信じていたとして、リアリティを高めるために伊賀か甲賀か決めておきたいが、私は忍者の知識がほとんどない。
え、徳川家康のとこにいた人は伊賀?甲賀??

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