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getting wild with our monkey

2011年6月23日 (木) 20:12

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町田康/屈辱ポンチ を読み終えた。
おーもしろかった。

町田康は、散らかすだけ散らかして、片付けないからすきだ。
謎は謎のまま、疑問は疑問のまま、ほったらかしで終わるとこがすきだ。
出てくる人が、みんなしてダメな奴で、そのわりに真面目なのが、かわいげがあってすきだ。

というか、「物語は思いもつかない展開へ!そして驚きの結末!」みたいな帯が付いた本が嫌いだ。
思いもつかない物語なんて、もうそんなないでしょ。だいたい出尽くしたっしょ。何冊の本が出てると思ってんだ。
本当に思いもつかないようなやつも、そりゃああるのかもしらんが、そんときはもう帯の宣伝文句なんかにならんレベルでしょ。

町田康は片付けないうえに、文章もくっちゃくちゃですきだ。
「、」で2〜3ページ平気でつなげて「。」を使わなさすぎるとこもすきだ。

さて、これでためてた文庫をぜんぶ読み切ったので、また新しく買いにゆくことにします。

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