blog
getting wild with our monkey
2011年6月23日 (木) 20:12
町田康/屈辱ポンチ を読み終えた。
おーもしろかった。
町田康は、散らかすだけ散らかして、片付けないからすきだ。
謎は謎のまま、疑問は疑問のまま、ほったらかしで終わるとこがすきだ。
出てくる人が、みんなしてダメな奴で、そのわりに真面目なのが、かわいげがあってすきだ。
というか、「物語は思いもつかない展開へ!そして驚きの結末!」みたいな帯が付いた本が嫌いだ。
思いもつかない物語なんて、もうそんなないでしょ。だいたい出尽くしたっしょ。何冊の本が出てると思ってんだ。
本当に思いもつかないようなやつも、そりゃああるのかもしらんが、そんときはもう帯の宣伝文句なんかにならんレベルでしょ。
町田康は片付けないうえに、文章もくっちゃくちゃですきだ。
「、」で2〜3ページ平気でつなげて「。」を使わなさすぎるとこもすきだ。
さて、これでためてた文庫をぜんぶ読み切ったので、また新しく買いにゆくことにします。
category
- 15分で書くやつ (4)
- DIY (2)
- uncategorized (915)
- 「でっかいの」完成までの道 (10)
- いま考えていること (10)
- お芝居のはなし (4)
- かばんのなかみ (6)
- きのうみた夢の話 (16)
- シルクスクリーン (2)
- フジロックフェスティバル (10)
- 宣伝 (4)
- 旅行 (9)
- 映画のはなし (40)
- 絵の展示 (5)
- 音楽のはなし (34)
archive
latest posts
- 2024/10/05 Paul Krause
- 2024/10/03 17carat magic
- 2024/09/30 ウェルカムプロレス
- 2024/09/28 鼻
- 2024/09/26 한강라면
- 2024/09/25 旅先の悪魔
- 2024/09/17 晴れの
- 2024/09/10 Senelės daina
コメントを残す