TANAKA NOZOMI

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愚図

2021年7月15日 (木) 21:41

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わりと重要な書類がもう10年近く前に住んでいた家に郵送されてしまい、返送されてきたけどどうします?アンタ今どこに住んでんの?という連絡があった。お詫びのメールに正しい住所を書き、送信したあと何の気なしにホームズで当時の家の写真を検索してみたら、泣きだしそうなぐらい懐かしい。玄関脇の壁にカート・コバーンのポスターを貼ってたな、アコギ抱えて煙草を吸ってる横顔の、有名なやつ。キッチンの床材の感触まで覚えている。
この家では空き巣に入られたし、夜中によく路地でキャバ嬢が喧嘩してたし、冬は外置きの洗濯機に猫が入ってたし、天井から水漏れしたし、斜め向かいの家にドラムを練習する子どもがいたし、すごくにぎやかな6年を過ごした。あまり治安の良い町ではなかったと思うけど、でも、お隣の大学生も、奥のおばあちゃんも、薬局のおじさんも、佐川急便のお兄さんも、交番のおまわりさんも、アパートの大家さんも、みんな優しくしてくれた。
夜歩いていく映画館、ファミマの横のコインランドリー、唐突にある銭湯、駅のあっちとこっちにある商店街、栗のパウンドケーキがおいしいケーキ屋さん、王将とTSUTAYA、駅のホームで食べるハムとレタスのサンドイッチ、つぐちゃんの部屋で見る金曜ロードショーの「耳をすませば」、ベランダから部屋の中をのぞきにくるハチワレの野良猫、ノートパソコンで観るDVD、線路沿いの古本屋、夜中の2時に買いにいくコンビニおでん、雑魚寝、懐かしい、叫び出しそうなぐらい懐かしい。
良い町だった、好きだった、若かったな。今住んだら、常連さんしかいなさそうで入れなかったモツ焼き屋さんとか、公園の裏の焼肉屋さんとかに行きたい。若いときそういうお店苦手だったの。今なら一人でも入れると思う。

意図的ではなくて無意識だったので最近ふと気づいたが、私はTwitterのリプライやDM、LINE、メールの類に返信するとき、相手のテンション・文体・絵文字の数などに、合わせる傾向があるみたいだ。なんだろうこれ、ちょっと不気味だな。LINEの履歴をいくつか見ると、相手によって私の送ったメッセージは全部別人のものみたいに見える。本当の私、ありのままの私、素顔の私、こんにちはヨロブン、何なの、誰この人。ここどこ。

受け取った名刺の字詰めが気になる。半角数字の電話番号に全角のハイフンが入っている。「1」の両脇が空きすぎている、詰めたい。元データください私が直していいですか?
歩いていると看板のレイアウトが気になる、建物の配色が気になる、お店のトイレに貼ってある案内の行間が狭すぎる、脱字も気になる、ここに「の」がひとつ足りない、文頭にアイコンを入れるなら文字は中央揃えじゃなくて左詰めにしたほうがいい。木を見て森を見ず。神は細部に宿る。ドヤ顔で真逆のこと言うのやめてよ。ドヤ顔ではないの?じゃあなにその顔。
単純に職業病なんだろうか。

ぜんぜん配る場も機会もないけど久しぶりに名刺作りたいな、かわいいロゴもあることですし、あのサイズの、印刷物のデザインがやりたい、200枚くらいなら私が手で刷りたい。ショップカードとかでもいいんだが、誰か発注してくれ。
もしくはタナカジャムのペーパーアイテム作ろうかな……お、それ楽しそうね。ショップカードと商品説明のリーフレット、包装紙、ギフトボックスもあるといいよな~わぁ楽しそう。

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