TANAKA NOZOMI

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he makes me wonder

2022年4月23日 (土) 22:18

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なんか美術展を観に行くか、と思ったが家から近いのはミイラ展とミニマルコンセプチュアル展だった。

ミイラ展は私が自分でも不可解なほど興味のないジャンルだ。ニューヨークでメトロポリタンに行った時も、エジプトのコーナーは全無視した。もしミイラの良さを語れる人がこれを読んでいたら絶対に連絡してほしい、あんなに人気があるんだから、きっと夢やロマンやエモーションに溢れたものなんだろうと思うのに、心底興味がない。でも、できれば良さを分かりたい。あ、良さを分かりたい人が行くべきなのか?ミイラ展。そうかもしれんな。

ミニマルコンセプチュアル展は大いに興味があり、ぜひ行きたいが「今日ではない」という感じがする。こういう「感じ」には素直に従ったほうがいい。自分の意志とどこか別の部分から湧いてくるようなそれらを無視し続けたら、意志しかない人間になるのだ。意志しかない人間なんて……え、だめかな、意志しかない人間だめ?なんで。なんでなんで。

なんかないのか、なんか、晴れた日の午前に適当な美術展は。ふと「チョコレートミュージアム」が開業したことを思い出す。あぁそれぐらいのがいいわ、適当です。予約制だというのでWeb予約をしてから眠った。

朝起きて自転車に乗り、10分ほど坂をくだると海に出る。裏手が山の家から10分自転車に乗れば海に出るなんて、神戸のいちばんいいところは立地だ、絶対にそう。

海、というと砂浜を思い浮かべる人と、港を思い浮かべる人がいるんじゃないか。私は後者だ。神戸の海は西へ行けば漁港と砂浜が、東へ行けばカップルが手を繋いでデートをする港と輸出入を行う港がある。それぞれに良さがある。

輸出入を行う港を眺めながら、のんびりできるウッドデッキが出来ている。知らんかったなぁ、こんなふうになってたんかここ、ええやん。今日天気ええな。
足を投げ出して座り、音楽を聴いた。天候とロケーションに合った曲をかけようと悩みすぎて、めちゃくちゃ時間がかかった。何のこだわりなんだ。そういえば私サーフミュージック的なのあんまり聴いたことないな……
結局くるりの「ばらの花」をかけた。合ってないこともないが、よく合うというわけでもなかった。

チョコレートミュージアムは入り口でカカオのにおいを楽しめるインスタレーションがあり、そこがハイライト、というくらいめちゃくちゃこじんまりしていた。施設規模が小さいので仕方ないが、もっと歴史的な部分とか成り立ち、食べ物として踏み込んだ博物館のようなものを期待したので残念だった。でも「ミュージアム」って言うてるやん……
パッケージをたくさん見られるのはおもしろかったけど、チョコレートの魅力がパッケージだけだとは思わないし、パッケージを見せるなら中身を見せないと片手落ちじゃない?中身ありきなんやから。いやまぁ権利関係とか厳しいか……うーん。
チョコレートは例えばコーヒーと同じくらい、作る工程だっておもしろいし、歴史だっておもしろいし、産地を紹介したり、カカオについて紹介したり、なぜおいしいのかを科学的に分析してみるのもおもしろそうだし、なんか、もうちょっとやりようなかったか。
とはいえGoogleマップのレビューを読んだら、上記に書いたようなことはすべて既出でした。はいはい、私が悪うございました。

無料なら全然ええけど、わりとしっかりお金とってるしなぁ……とひとりモヤモヤし、そのあとはブッラータを食べ、白ワインを飲んだ。暑くなってきたのでよく冷えた白ワインがおいしい。が、お昼に2,000円以上出して分かりやすくごちそうっぽいたんぱく質もないし、炭水化物もないごはんを食べてしまいボーっとする。合ってるのか……?私のお昼ごはん、これで合ってる?合ってるも何も、全部自分で選んでるし、自分の金だし、合ってるだろうけども。はーぁ、鰆の西京焼き食べたい、あと白いごはんに豆腐とわかめの赤出汁、小松菜の煮びたしときゅうりと穴子の酢の物とか、そういうの食べたい。

適当に散歩をして、夕方には家に帰り、夜はご所望の通り小松菜の煮びたしときゅうりの浅漬け、白いごはんに豆腐とわかめの赤出汁(巻き麩入り)を作って食べた。今日も一日、望んだとおりの人生だったね、おめでとうおめでとう。

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