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馬の声
2025年5月18日 (日) 19:45
ジンくんのライブに行けることになった。ファンクラブ先行に申し込んだ分が当たったのだ。メールに記載してある「厳正なる抽選を行った結果、お客様はご当選されました」という定型文が、何回読んでも変な文章に見える。特に「お客様はご当選されました」の部分。合ってるのか?合ってるよな。「ご当選されました」が変な感じする。合ってるのか?合ってるよな。「ご」は要るのか?要るのか。
ジンくんの除隊から1年、ありとあらゆる「ジンくんに会う機会」が用意され、私はそのすべてに申し込み、すべてに外れてきたので「ようやく」と思って感慨深い。「機会」だけで言えば、日本はかなり多かったと思う。本国より多かったんじゃないか。
そして「(CDをたくさん買って)積まなきゃイベントには当たらない」というのを、実感しつづける1年だったと思う。冷静に考えればそりゃそうだ、当たり前すぎる。ビジネスなんだから、たくさんお金を使ってくれた人に、会う機会を与えるに決まってる。どれぐらいジンくんを好きかなんか、計りようがない。そんなもんは数値化できない。買ったCDの枚数なら数値化できる。100枚買った人と1枚買った人に、明確に99の差をつけられる。
……数字って便利だな。数字だけ見ていても何にもならないことはもう知っているけど、ただシンプルに便利だと思う。
先日チケッティングに惨敗した韓国公演よりも日本公演のほうが公演数も多いし、しかもキャパも多いので「さすがにこれは当たりたい、単なる確率だけで言えば当たるはず」と思っていた。ライブのチケットは何も積まなくても申し込めるし……でもホビのときは初回の先行で外れたのよな、おんなじ京セラでさ、もう嫌しんどい推し実在するはずやのに画面と紙面から出てきたことない頼む席をください端でいいもう端でいいので、みたいな感じだった。ハハハ。当たってほんとうによかった、これ外れてたら膝から崩れ落ちて道端で泣いたかも。いやそんなドラマチックな性格じゃないけど。
が、どう考えても京セラ2日間に両方行きたいので引き続きやっていきます。アップグレード席も欲しいし韓国公演もまだあきらめていない。私はしつこい。
とはいえ「機会」自体が多いことについては、本当にありがたいことなんだよな、と思った。私がもしブラジルに住むARMYだったら「日本アミはずるい、時差もないし」と言ってたと思う。だいたい「1000人とハイタッチ会って……当たるわけないよ、何万人応募すると思ってんねん」とつい言ってしまうけど、それでも1000人は確実に当たるんだよ、めっちゃすごい。1000人がどのぐらいの数か知っている。ぜんぜん少なくない。
肝心のアルバムは先月発表と同時に予約したのに、まだ発送通知すら来ていない。予約するより今タワレコに買いに行ったほうが早く手に入る。なんだこれ、合ってるのか。おもしろいね。
楽曲は「ジンくんこんなんもできたんや……!」の連続で、聞いてて楽しい。前作より遙かにバラエティー豊か。俳優が音楽活動をやるときみたいな感じがある。アイドルってこういう、ある種一貫性のないことを1枚のアルバムでやれるのが強みなのだなと思う。
しかしまぁ、ジンくんてなんでも出来る人なのは知ってたけど、でも今もまだずっと、こういうのやりたい→やってみる→がんばる→できた→もっと上手にできるようになりたい、をぐるぐるやってんだな、と思って嬉しかった。デビューして12年、と思うと「すごいそんなに長いこと、すごい」と思うのだけど、仕事って10年ぐらいやってようやく「だいぶやりたいことやれるようになってきたな、ようやく仕事おもろなってきたな」ぐらいのペースが普通な気もする。私ちゃんと「仕事たのしい」と思うようになったの27ぐらいやもんな……
ジンくん今仕事たのしいかな。たのしいといいな。
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