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傍に立つ

2025年2月26日 (水) 20:50

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遅ればせながら、timeleszのオーディション番組、通称タイプロを見ている。
そのうち見よう、完結したら見よう、と思っていたが、どうやらすでに完結し、新メンバーを加えての活動が始まっているようだったので、追っかけで見始めた。思ったよりボリューミーで、18エピソードある。5次審査まで見たのであと少しです。あと2エピソードかな。ここまで来たらネタバレ踏みたくないけど、Twitter見ないしテレビもつけないので、全然余裕な気がする。

私はtimeleszについてそこまで詳しくはないものの、既存メンバーの顔と名前は一致している。デビュー時に「とんでもねぇグループ名やな」と思ったぐらいで、ただし嵐との関係性もあるグループだったので、目にする機会は多かったように思う。メンバーの活動休止や脱退のニュースも知っていて「たくましい子たちなんだな、頼もしいな」と思っていた。
人間が人間同士でやることに「絶対」や「永遠」は無いと知っているので、グループで活動することの大変さや難しさはよくわかる。グループに残る人たちが、続けていくということを選択して、続けていくためにも新しいメンバーを迎えたい、仲間探しをしたい、というのがプロジェクトの発端らしい。どうすれば続けていくことができるか、どんな方法があるか、たくさん考えたんだろうな。こういうのって、去る人より残る人の方がダメージが大きいように思う。去る人が楽だって言いたいわけではないけど、でも辞めるより、続けることの方がストレスがかかるんじゃないか。えらいな、自分の人生を、自分でちゃんと考えてて、えらいな。当たり前にできることじゃないと思う。

タイプロを見ていると候補生うんぬん以前に、既存メンバーがみんな、それぞれに自分たちの仕事に愛とプライドを持っていて素晴らしいなと思う。自分たちがやってきたことや積み重ねてきた経験に愛着があり、プライドがあることが、ちゃんと伝わってくる。これって、ファンの人にとってもうれしいことだろうな。自分が愛したグループが、メンバー自身にもちゃんと愛されているって、うれしいもんね。きっとファンからの反発は大きかっただろうし、離れていくファンだって少なくはなかったかもしれないけど、でもこんなふうに実直で、誠実な姿を見ていたら、応援したいと思う人がたくさん増えるだろう。こうやって映像に残っていることで、一度離れた人たちにも、いつか伝わるかもしれないと思う。そうだといいな。
事務所の先輩たちへのリスペクトが常にあることも素晴らしかった。いろいろあったし、まだ渦中なので肯定も否定もできない事務所ではあるけど、でも所属する人たちがこれまでにやってきたことや積み重ねてきた経験が揺らぐものではないよな。既存メンバーが先輩たちに抱くリスペクトだって、変わるものではないのだと思う。自分が憧れた先輩たちが拓いた道を自分たちも歩いているし、そのことを候補生にも同じように理解して、尊重してほしい、それが出来る人に仲間になってほしいと思う気持ち、すごくよく分かる。

4次審査から参加した俳優部の人たちも良かった。
正直「え、そんなシード権みたいなんアリ?そもそも聞いてないけど…そんなん最初に言うとかなあかんのちゃうん…」と思ってなんかちょっとヒヤッとしたけど、彼らの実力を見るともう何も言えない。歌もダンスも群を抜いているし、何より立ち振る舞い・所作がまったく違う。人に見られ慣れているし、何をどうすればどう見えるかみたいなところに自覚的だなと感じる。まじで素人と全然違う。
私がまだ見ていない2エピソードでどう展開するのかは分からんし楽しみだけど、他の候補生にかなり刺激的な影響を与えていると思う。私は寺西拓人さんを応援しています。

あとは菊池風磨さんを見ていると、刻み込まれたDNAのように櫻井翔イズムを感じて、めちゃくちゃグッときてしまう。話し方、立ち姿、語彙から所作に至るまで、ぜんぶに翔くんを感じる。もはや見える。スタンドみたいな。
私が菊池風磨さんご自身より翔くんのことを知っているからそう感じるだけなのかもしれんけど…でもふたりはすごい仲良かったよな、たしか。大学も一緒やった気がする。もともと似てるとこがあるんか、と思わなくもないけど、でもそんなレベルかな……似た要素がある、程度のことならあんなにイズムを感じないような気もします。

あと2エピソードなのだから、普通に全部見終わってから書けばよかったな。ふはは。

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