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tea for two

2023年2月11日 (土) 09:42

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ドトールのココアがおいしい。もう少し甘さを控えめでもいいと思うけど、でもおいしい。
ロイヤルホストのココアもおいしい。濃いのでたっぷりは飲めないが、でもとろりとしておいしい。
どちらも人が淹れているわけじゃないので機械が優秀なんだろうと思う。ココアはわりと美味しく淹れるのがむずかしい飲み物なんじゃないだろうか。同じ機械だったりして……と思う。もしそうなら、コンビニにもあの機械を置いてほしい。

コーヒーを飲まなくなったので、コーヒー以外の飲み物を選ぶ機会が増えている。人に淹れてもらったときや人がくれた時は喜んでコーヒーをいただくし、カフェオレみたいな「牛乳のほうが多いコーヒー味のもの」は飲むので、完全に飲まないというわけではないが、豆を買って家で挽いて飲むことはなくなった。私が好きで飲みたいコーヒーが狭すぎるせいで、手に入らないのだ。

私が好きで飲みたいコーヒーはまず浅煎りで、すっきり爽やかな酸味があり、雑味のない紅茶みたいなコーヒーだ。
コーヒー豆屋さんに出かけて行くと大抵「お好みをお伺いします」と店員さんが声をかけてくださる。「紅茶みたいな」と言うのはなんとなく失礼な気がする(ほな紅茶飲めや、と思われそうやし)ので「浅煎りで、すっぱいのが好きです」と言う。
そこで大体言われるのだ、「すみません浅煎りは置いてないんです」と。「今は浅煎りは置いてなくて、すみません」とか。謝られている。コーヒー屋さんは何も悪いことをしていないのに謝らせてしまっている。
それでもコーヒー屋さんは私の好みに近そうな豆をおすすめしてくれる。「これは中煎りなんですが」とか「酸味がフルーティーですよ」とか。せっかく豆を買いに来たのだし、と思って私は言う、「じゃあそれをください」。100gだと少なくて申し訳ないから200gは買う。帰って飲む。おいしい、まずいわけない、さっき買ってきた豆だ、焙煎はお店でやってるし、今自分で挽いたから、おいしい。……でも好きなのはこれじゃない。飲みたいのは、これじゃない。
私は懲りずにまた別のコーヒー豆屋さんへ出かけて行き、同じことを繰り返す。おいしい、でもこれじゃない。
こんなことを2年ほど続けて、結局コーヒーを飲まなくなった。だって、無かったもん、好きなコーヒーが、無かったんやもん。

その点お茶は安心だ。緑茶もほうじ茶も蕎麦茶も紅茶も烏龍茶も蓮茶も玄米茶もある、とにかく種類が多い。今のところ私の好きなお茶が狭まっている傾向はないし、熱いのも冷たいのも両方好きだ。よし。お茶を飲んで生きていくぞ。

コーヒーを飲む人だった頃はあまり気にしていなかったが、お昼ごはんを食べた後にちょっと一服するための飲み物はほとんどコーヒーだ。スタバもドトールもエクセルシオールもサンマルクもタリーズも上島もベローチェもタリーズもコメダも、みんなコーヒー屋さんなのだ。紅茶や他の飲み物も置いてあるけど、よく考えたらみんな基本的にはコーヒーを飲むお店だった。コーヒー派が圧倒的多数なのかもしれない。

お昼ごはんを食べた後にちょっと一服するための飲み物に、最近はジアレイのミルクティーを飲むことが多い。ジアレイは台湾発のタピオカミルクティーのお店だが、タピオカはトッピングの扱いになっていて、ミルクティーだけを頼むことも出来るのだ。ホットもある。ミルクティーが嫌ならストレートティーもある。夏はアイスのフルーツティーもあるし、茶葉も5種類くらいから選べる。お店が出来てすぐの時はちょうどタピオカブームの頃で、店はいつも行列ができ、夜遅くまで並び続けていたが、ブーム後は私と同じ「食後に一服したいがお茶派」の人が通うお店になっている。つぶれないでほしい。

ちなみにまだジアレイのタピオカは一度も試していない。タピオカっていつ食べればいいの、昼ごはんにするにはヤワな感じがするし、食後の一服にしては重い。おやつとしてなら量はちょうど良さそうやけど、おやつであの値段を出すなら私はあと300円くらい足してケーキとお茶を食べたい。

いや、タピオカは好きなのよ。モチモチでさ、おいしいよね。エスニック料理屋のデザートで出してもらうココナツミルクにちょっとだけ入ってる白くてちいちゃいタピオカも好き。

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