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jam

ももジャム

何度かの雨を経て、少し涼しくなったと思ったのに、裏切りのように暑い。暑い日はおんもに出てはいけない、暑すぎて「暑い」しか言うことがなくなるからだ。暑い日はお家のなかで遊ぶに限る。お家の中でできる楽しい遊びと言えばジャムを作ること。
冷蔵庫に福島県産の桃がふたつある。煮るにはやや少ない。歯医者さんの帰り道、八百屋さんに良い桃があったので追加で購入した。安いし大きい。いいぞいいぞ。
帰宅後、録りためたドラマを見ているといつのまにか21時になっていた。いかん。ジャムを煮る日は煮て瓶詰めして貼って発送するだけの日にしておかないといけないのだ。つまり、パッケージのデザインと印刷は今日済ませておかないといけない。段取りがモノを言う趣味だ。

先月クッキー缶のデザインに使おうと思って描いたけど結局ボツにした花柄に、もう一度トライすることにした。久しぶりに線画っぽいのを描こう、いつもと違う感じのをやってみなきゃ、と思って描いたものの、あまりにもかわいくなくてボツにしたものだ。「いつもと違う感じ」だけに意識をやったものって、絶対にかわいくならない。
線でなく面のデザインに変え、パターンにしたらかわいくなってうれしい。パターンがあると包装紙も作りたくなって、上を紐で結ぶデザインにした。

翌朝、グラニュー糖が足りないかもしれない、という恐怖で目が覚める。もし足りなかったらこの暑い中グラニュー糖を買うためだけに外に出ないといけない。いやだ。計量してみるとギリギリ足りたので煮を開始。皮を煮出してピンク色とペクチンを抽出するやり方を試してみる。確かにピンク色にはなるが、ペクチンが抽出できたのかどうかはよう分からん。

ingredients

桃、グラニュー糖(糖度40%)、レモン ※バニラビーンズを入れたら合うんじゃないかと思っていたのに忘れてた。来年試す。

製造日:2022年09月04日(日)16時なのに31℃もある