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デルタってあの三角の

2025年12月1日 (月) 20:40

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めちゃくちゃ遊んで帰ってきたら、家の前にメガ割の小さい荷物がぽこぽこ並んでいてかわいかった。小さい町みたいで……置き配助かる、何回も言うけど助かる、ありがとう配達の人ありがとう。
紐を引っ張って点けるライトを買ったのだけど、めちゃくちゃ昼白色で真っ白けだった。こらあかんわ。私どうしても電球色が好きで……白い照明まじで嫌いやねん……ま、塗るかなんかしてうまいことやります!

金曜の夜、渋谷O-eastでBalming Tigerを見た。上着と小さいバッグすら持っていたくないので、クロークがありがたい。のどが渇いてハイネケンをがぶ飲みしていたら、すごい若いかわいい子が「すみません、ちょっといいですか」と話しかけてきた。「あの、こういうの初めてなんですけど、これは好きなとこで見て良いってことなんですか」とのこと。かわいくてキュン死(死語)するとこやった。かわいすぎる。「好きなとこで見て良いってことですよ」と答えると「そうなんですね、ありがとうございます」とお辞儀をされた。かわいい。「こういうの初めて」ってスタンディングライブが、ってことなんやろうけど、っつーかこういうのを人に聞けるの、すごいなぁと思う。えらいよなぁ。私はこういうのを人に聞けない10代を過ごしたよ……理由はあんまり分からんけど、たぶん「なんでも知ってるみたいな顔」をするのが大人になるってことやと思ってたんちゃうか。ちがうのに。今は「なんにも知りません」と思っているし、本当になんにも知らないから勉強したり人に聞いたり考えたりするぞ、と思うようになった。
彼女はソワソワした様子で恐る恐るフロアに降り、ここからはあっという間に見えなくなった。ライブ、楽しめたかな。無事に帰れたかな。

私の初スタンディングライブはZeppでレミオロメンだった。友人と姉が飲み物を買いに一度離れたら、どんどん人が詰まってきちゃって「どうしようふたり戻ってくるのに、おる場所がなくなってまう」と不安に思っていたら、近くにいたお姉さんがハキハキした声で「この子の友達もどってくるからこのへんちょっと空けといてあげ、この子らずっと待っててんから」と近辺の人たちに言ってくれて、すごく助かったな、と思い出した。人に助けてもらったことってずっと残る。

Balming Tigerは言わずもがな最高。なんかこういう「個」って感じじゃないバンド好きになったの、私の中では結構新しいことのように思う。フロントマンを観に行くライブじゃない感じというか……うーんうまく言えんし肌感覚でしかないので実例を挙げたりできんし論理的に書くの無理やけど、たぶん「個」の時代みたいなのって終わったんちゃうかな。とはいえ「関係性」を売る時代でもなく、今は「チーム」がおもしろくなってきているんじゃないか。あ、「チーム」もあの「俺ら一生8人でやってくぜフォーエバー」みたいなのじゃなくて、もうちょっとあの、「座組」みたいな感じのやつ。要るときに要る仕事を出来る人がやってみんなで作る、みたいなやつ。

土曜は『漫才ブーム』を観に千葉へ。『漫才ブーム』はミルクボーイ・ツートライブ・金属バット・デルマパンゲがやっているライブイベントで、10年かけて全都道府県をまわる10年間ツアー。10年後も漫才師でいる、ということが決まっている8人なのかと思うとなんかグッと来てしまうが、別にエモ売りとかはしない人たち、というところも良い。
おもしろかった。漫才っておもしろいですよね(n億回目)。私はデルマパンゲの語彙がすごく好き。たぶんネタつくるからと言ってそれ用の語彙を増やしてるわけではないんじゃないか。これまた感覚的なことなのでうまく言えんが。ドーナツのネタおもしろかったな。なんて言うてたっけ、外径から食べるとすぐ世と繋がる、か?めっちゃわかる、だってドーナツをドーナツたらしめているのは穴やから、わかるけど、でもそんなん人に言うたことない、怖ないんかな。宇宙の話みたいやった。あとは金属の小林さんが昔焼き鳥屋のバイト先でボヤ出した話(ここネタとかじゃなくて普通にフリートークみたいな感じでしゃべってた)して自分で笑いすぎて泣いてるとこめっちゃ笑った。金属バットって普通に長いこと友だちで、今も普通に友だちとやってる、みたいなしゃべり方なの、すごく良い気分になる。ミルクボーイの「オカンが何も忘れてないネタ」も良かった。内海くんの「二択はやめてよ」とか。笑っちゃう。そうやんな、二択はやめてほしいよな。一緒に考えたり推理したりしたいのに、二択て。わはは。あと駒場さんが一生「違うと思うけどなぁ」って言い続けるとこすごかった。胆力すごないか、あんな毎回おんなじトーンで言えるのなんやねん。すごかった。
終演後は陶器市をやっているのを見つけて大喜びし(丼鉢ほしかった、重いしボストンバッグで来てしまったので買わず)、夜は駅近くの良さそうな店に友人が電話してくれて、おいしいお魚と鯨を食べて飲んだ。ほんとにおいしいお店だったな……旅先でおいしいお店に当たると本当にうれしい、歓迎されてる、ぐらいのことは思う程度に。でかい風呂でつるんつるんになり、ぐっすりと寝た。でかい風呂は最高。

日曜はディズニーシーへ。「せっかく千葉まで行くし、なんか観光したいんですけど勝浦とか房総?とかは思ったより遠くて……羽田から帰るからあんまり離れると移動だけで時間が終わっちゃうし…千葉ってとっても広いですね」と言うと友人が「そうだねぇ、千葉は何があるかな……ディズニーもあるしね」と言ってくれて「え、ディズニーって選択肢あるんか、盲点!」となった。10年ぶりの(シーはもっと前かも)パークは思ったよりずっと、すごく楽しかった。「ひとつでも多くのアトラクションに乗りたい!!!」みたいな血眼感が無い自覚は行く前からあったけど、それでもちゃんと楽しめる。さらに、ディズニーは物語でもキャラクターでもグッズでもなく、第一に世界観を売る仕事をしているんですね、ということを実感した。散歩してチュロスかじってるだけでも余裕で楽しい。
装飾建材ファンなので建物探訪的な楽しさもある。アリエルのとこ、タイルかわいかったなぁ。あれって既存タイルなの?アナ雪エリアもかわいかった、外壁とか妻飾りを見るだけで「アレンデールや……!」となる。
グッズも天才的にかわいくて、鞄の紐なんかをぎゅっと握ってくれるタイプのぬいぐるみとか、ズートピアのジュディが劇中で使っているニンジンペン型ボイスレコーダー(ほんとに録音できる)、ベイマックスグッズもいくつか買った。
あと万博を経たせいか道幅のコントロールやスピーカーの配置・サイズ・音量・向き(音楽が混ざらないようになってる、たぶん)なんかが気になるね。いっぱい人が来るところの作り方、今すごい勉強したい気になっている。
それから私は自覚がなかったけど、友人と話しているうちに「私めっちゃディズニー映画好きやん」と気が付いておもしろかった。観てない映画が無い。同じのだけを繰り返し観るとかグッズ集めるとかはしてないから、余計に自覚がなかったけど……ズートピア2楽しみです。

友人はとても穏やかな人で、話していても楽しく、無言でいてもドキドキせず、特に脈絡なく真面目な話になっても場を茶化したりしない、素直と律儀と丁寧と優しさが折り重なったような人だ。彼女に会うと「何を焦って急いてるんや私は」と思い、横隔膜がぐっと下がるような感じがする。最近「なんでもすぐに結果が出たり、答えが出たりすることはないのだ、でも私が生きているうちに結果が出ないことにだって、注力する意味はちゃんとある」と思うようになっていて(なぜそんなことを思うのかは自分でも不明)彼女はその証左のようだなと思う。遠方だしお忙しいだろうから躊躇するけど、でも1年に1回くらいは会いたいな。

帰りは羽田で飛行機に乗り込む列に並ぶところで、まさかの叔母に会い、なぜか家の近くまで車で送ってもらえるというラッキーも発生した。おかげで22時には家に着き、23時にはいつもどおり就寝、という好ペースで週末を終えることが出来た。ありがたかった。っつーか家以外で会う親戚ってなんであんなおもろいんやろ。なんでここにおるん、ってなってめっちゃ笑ってしまう。

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