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エクリプス

2024年4月10日 (水) 21:13

uncategorized

4月に入って少し落ち着くと思いきや、年明けから3月にかけて「すみません4月になったら対応しますので、すみませんすみません」と言ってよけた分の仕事が大盛りあって、あんまり落ち着かない。
急な来客があってリビングのものを一旦全部クローゼットに押し込んだ時の感じに似ている。見えなくなっただけで、片付いてはいない。

友人のポッドキャストを聞いていたら恵方巻の話をしていたので、今が何月か分からなくなり、なんだかクラクラした。恵方巻ってなんやっけ、恵方巻、あの、お寿司を、え、今日が節分か?いや節分は2月、2月って何、2月っていつ、今は何月なの、となり、家に着いたのにどうやって家に入ればいいのかもわからなくなった。こわい。家に入るためには鍵を開ける必要があるよ。疲れてるのかもしれない。

夜、20年近い付き合いの友人と話していたら「10代より20代より、30代のほうが抜群に人生が楽しい」ということで意見が一致した。20代のころに出来なかったこと、出来なくて苦しかったこと、もどかしかったこと、みじめだったこと、などが全部良い意味でどうでもよくなってきたと思う。いま現在は、過去を常に変え続けているな、と思いつつ、22時過ぎには通話をおしまいにして寝た。

翌週、Vampire Weekendがテキサス州オースティンでやるライブを無料配信してくれるというので、観た。日本時間だとライブ開始は午前2時ごろ、終わるのは4時か5時くらいになるだろうと思ったので、21時に一旦お布団に入り、2時前に目覚ましをかけた。
あんまりちゃんと分かってなかったけど、アメリカでは皆既日食が見られるということで、そういうライブだったらしい。まじでちゃんと分かってなかったので、徐々に空が暗くなっていくのを見ながら「え、なに、通信状況があんまり良くないんかな、でも無料で見せてもらってるしな~」などと、暢気に思っていた。MCでやけに「エクリプス」って言うてたけど、そういうことかい。まじで分かってなかった。英語力も終わってる。
部分日食みたいなのは何年か前に家から見た記憶がある(いやあれは月食か?わからん)けど、皆既日食ってこんな暗くなるんやな。ライブ配信は定点カメラで全景を写してくれていて、だからものの数分のあいだに真っ暗になって、また明るくなる、というのがちゃんと見えておもしろかった。iPadでNASAのライブ配信を並行して見てたら、あの、黒い丸のフチが光るみたいな、あのよく見るやつが写ってて、それもおもしろかったです。あれほんまなんや……と思って……
現代では皆既日食ってものがあって、次はいつで、ここで見られるよ、みたいなのを、ちゃんと研究したり勉強したり観測したりしてくれる人たちのおかげで知れるから「わぁすごいな~」で済むけど、昔は怖かったやろうな……だってお昼に「ちょっと曇ってきたね」とか言うてたらこんな、ものの数分で真っ暗になるってことやろ。怖かったやろうな。世界終わるんかな、と思いそう。
この日はエズラくんのお誕生日だったらしいのだが、もう40歳だそうでびっくりした。そんなに?……でもそうか、1枚目のアルバム買ったとき、私まだ18とかやったもんな、そらそうか。

the way that we can ride

2024年3月17日 (日) 22:31

uncategorized

月曜、今日から計画的に残業をしていく。なるべく残業しない人生にすると決めて15年ほど経つが、年度末は案件が多いのでどうしようもない。年度末には抗っても無駄。
とはいえ残業が憎い。残業の何が嫌いって、まず生活を奪ってくるでしょ?仕事が終わって、さて今日は牛乳を買って帰るぞ、とか、坂道を登りながら聞くラジオとか、マンションの階段を上がっているところでちょうど受け取れる宅配便とか、夕飯に食べるれんこんにゆっくり火を入れる時間とか、そういう、ただの生活を、奪うでしょ?私は「生活」を愛しているので、生活を奪うものや破壊するものはすべて嫌いだ。はーやだやだ。まぁ納期落とすのも嫌なので、年度末はどうしようもない。

火曜、金曜に近くのライブハウスにアナログフィッシュが来ることを思い出した。調べたら19時開演らしい。少し残業したあとでも、走れば間に合うかも。昼休みにチケットを買い、セブンイレブンで発券した。残業が続くときは、こういう楽しみを先に埋めておくとご機嫌にやれる。

水曜、夜遅く帰って食べるものとしていちばん適しているもの、それは具沢山のスープだと思う。トマト缶にたまねぎ、えのき、溶きたまごを入れ、顆粒の鶏ガラ出汁と、オイスターソースなどで適当に味付けをしたスープがどえらい美味い。なにこれ。これ多分、ナントカ酸とドウトカ酸がうまいこといってる、みたいなことじゃない?何言ってるかわかる??最近は味付けの時の塩に「ろく助の塩」を使っているが、めちゃくちゃ味のある塩でおいしい。

木曜、前述のスープを食べながら(※たくさん作って4日くらいこれを食べる、残業のときはこのスタイルが一番良い)ドラマを観ていたら、6話でかごめちゃんが死んだ。何回も観ているのでかごめちゃんが死ぬことはもちろん知っているのに、毎回泣いてしまう。かなしい。かなしいので爪をオレンジのグラデーションにした。乾かないので風呂に入れない。
そんなに涙もろいほうではないと思うのだけど、百発百中で泣くシーンと言うのはいくつかある。例えば、映画『インサイドヘッド』に出て来るビンボン(主人公のイマジナリーフレンド)が消えてしまうシーンは、絶対に泣いてしまう。今思い出しながらジワジワくるぐらい。しかもそのシーンが来るまで自分が泣く映画だとは忘れている。

金曜、昼休みにテヒョンの新曲が公開になったのでMVを観た。曲も好みだし映像もおもしろいしテヒョンはかわいい。テヒョンを撮ってほしい映画監督についての「わたし会議」を脳内開催した。ソフィア・コッポラに決定しました。異論は認めます。
早めに残業を切り上げたつもりが、会社を出た時間が開演5分前だった。一番手だと思ったので走ったけど、一番手だった。ビールをガブ飲みしながらアナログフィッシュ。普段忘れてるけど、この人たちはめちゃくちゃ演奏が上手い。州ちゃんのドラムは手と足であのサイズの太鼓を叩いているようには聞こえず、たとえば鍵盤を叩いているような硬さを感じる。かっこいいすね。
他の2バンドについては何にも知らなかったけどせっかくなので聞かせてもらった。おもしろかったです。
帰りはお腹が空いたので中華料理に寄って蒸し鶏と水餃子を食べた。後から来た60代くらいの常連らしき男女ふたりの客と店員さんたちが「大谷翔平選手の妻」についてヤイヤイ言い合っていてうるせぇーーーな、と思った。
さらに帰り際、客ふたりが私を頭の先からつま先から鞄から靴までジロジロ見てきてうっぜぇーーーーな、と思った。下品だよ。私は見せ物じゃないし商品でもない、つーか大谷翔平さんだってそうでしょうが、見せ物でも商品でもないでしょ?ただ野球やってる人でしょ?なんなん。下品だよ。コンテンツとして提供されたものかどうかの区別がつかないんだろうか。私は提供されていません。
思ったよりキレてるな、とヘラヘラしながら帰宅。

土曜、友人の息子のピアノの発表会へ。きちんとしたピアノ教室に通っているので、きちんとした市民ホールで発表会があるのだ。母の友人に教わっていた私とは大違いだ。ピアノ、本当に嫌いだったけど惰性だけで6年ぐらい通ったと思う。
6人ぐらいで1曲を演奏するうえに同期(同期!)の音がデカいので出来は正直ほとんど分からないが、本人は「緊張した」「でも楽しく弾けた」と言っていて、それは素晴らしいことだと思う。
夜は友人の家でカレイを煮たりして食べた。カレイ初めて煮た。

日曜、取り寄せを頼んだイッタラの皿を買いに行った。ティーマの21cmボウルは使い勝手が良くて気に入っている。ホワイトと迷ったけどリネンにした。良い色なんだよ。
にしむら珈琲に寄ってシナモントーストとカフェオレでおやつにした。今読んでいる本がおもしろすぎて、没入感がすごい。すっかり日が暮れたのに気が付いて、そこからもう一杯カフェオレをおかわりしてから帰宅。早めに寝て、また明日。

The Great Gatsby

2024年3月15日 (金) 22:23

uncategorized

カレーが好きになってきた気がする。

カレーが嫌いだと話すと、大抵は驚かれる。まぁ国民食と言っても過言ではないくらい一般的な食べ物だし、みんなが好きな食べ物として挙げられる代表作でもあるから無理もない。嫌いとは言え、もちろん食べられないわけではないから、生活にはさほど支障がない。人に出されたらもちろん食べる。

カレーが嫌いな理由はまず辛いものが苦手、というのが大きい。食べ物はどれも塩味・甘味・酸味・苦味・旨味で構成されているが、辛味は味ではない。あれは刺激、味覚じゃなくて痛覚。
痛覚を刺激され続けることによってだんだん味覚が鈍麻していく感じが嫌いだ。あとは「辛い」しか言うことが無くなる感じも好きじゃない。理性的じゃない。カレー以外にも、辛い料理は基本的に苦手だ。
カレーに限って言えば小麦粉を油で練ったものに味付けしたのを食べている感じがどうも気に入らない。まぁデミグラスソースもそれやないか、と言われたらぐうの音も出ないけど。デミグラスソースはめちゃくちゃ好きです。ホワイトソースも小麦粉をバターで練って味付けしたものを食べていますね。ホワイトソースも好きです。作るのも得意です。

子どものころは林間学校や合宿や修学旅行やスキーキャンプや、とにかく外泊するような学校行事では100%どこかしらのタイミングでカレーが出るのがしんどかった。カレーの日はもちろんカレーしか無いので、カレーが嫌なら白ごはんを食べるしかないのもキツい。なおかつカレーが嫌いな人なんて、私も会ったことないくらい「居ない」ので、みんなは嬉しそうなのだ。みんなが喜んでカレーを食べている横で、白ごはんに福神漬けをのせただけのものを食べる勇気は私にはなかった。謎の罪悪感で「私はカレー嫌い」とも言えない。
っつーか別にカレーが好きな人のことを非難したい気持ちはないし、この世からカレーを消し去る運動など全くしていない。むしろ私は、カレーが好きな人のことは好きだ。かわいいとすら思っている。なのに、カレーが嫌いな人は居ないものとして扱われているのだ。不均衡め。想像力を持て、カレーが嫌いな人間もいる。

林間学校ではそもそもイベントとして「カレーを作る」が組み込まれていることがほとんどで、それもつらかった。なぜわざわざ火をおこし、慣れない飯盒でごはんを炊いて、わざわざ嫌いなカレーを食べるのか。変なイベントだな。

それが最近、カレーが好きになってきた。きっかけはジミンちゃんだと思う。去年来日したジミンが、ココイチに行った写真を見たのがきっかけだ。推しは偉大である。
ジミンは新宿のココイチに行って、チキンカツとエビフライとソーセージをトッピングしたすごい辛いやつを食べたらしい。トッピングもりもりでかわいい。
チョロいオタクなので、私は翌日、お昼にココイチへ行った。初めて行ったので、こんなにたくさんトッピングがあることを知らなかった。辛さはもちろんのこと、ごはんの量まで選べる。「大盛り」「少なめ」などのフワッとした表現でなく、ごはんの量はグラムで表記されていて素晴らしい。
私はいちばんベーシックらしいポークカレーにごはんを200g、ほうれん草とパリパリチキン、温泉たまごをトッピングしたのを注文した。ジミントッピングをマネしたかったけど、絶対そんなに食べられないし、1日分のカロリーを全部消費してしまいそう。ジミンはいいのよ、ジミンは私の17倍ぐらいの運動量やから。
温泉たまごは、カレーがすごく辛かったらこわいので、保険みたいな感じ。ほな甘口を頼めや、というご意見があることは承知していますが、昔インドカレーの店で甘口を頼んだらお店の人が「甘口はおいしくない、辛くないとかじゃなくておいしくない、頼むからせめて辛さ1にしておいてほしい、おいしくないカレー屋だと思われたくない、もし辛さ1でも辛くて食べられなかったらチーズを無料であげる」と一生懸命言うのでそれに従った、とう経験があり、なるべくカレー屋で初回から甘口を頼まないことに決めているんです。私はカレーは嫌いだが料理は好きなので、彼がどういう気持ちで「甘口はおいしくない」と言ったのかは分かるつもりだ。
結果、ココイチのカレーはおいしかった。そんなにからくもないし、しょっぱすぎないし、くどすぎもせず、バランスが良い。

以来、ココイチには月1~2回の頻度で行くようになったし、こないだは母と南インドのカレーを出すお店に行ったし、今日は近くのインドカレー屋さんでキーマカレーとナンを食べた。サラダとスープとラッシーまでついて890円だったので感動した。安いし、おいしかった。

カレーが好きになってきた気がする。うれしい。
でも一時的なことかもしれないので、もう少し様子見します。

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