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うってつけの日

2026年2月24日 (火) 21:25

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土曜日、予定通りバナナブレッドを焼いた。栗原はるみさんのレシピで作っているけど、家にあるもんだけで出来るし簡単やしおいしい。バナナはレシピより多く入れたけど、別に支障はないようでした。あんまり甘くないのも良い。私は甘いものが好きなのに、甘すぎるとこめかみの下のあたりがギスギス痛み、おいしいと感じにくくなる。
バナナブレッドを焼くとき必ずいつも「バナナブレッドにうってつけの日」と脳内に出るけど、口に出したことはない。こういう「絶対に脳内をよぎるけど、口に出したことはない(=人に言ったことはない)」言葉だけを集めた本がほしい。
なお、サリンジャーはライ麦畑しか読んだことが無いです。

キムゴウンさんが恋しくてドラマ版『ユミの細胞たち』を見ていたらアンボヒョンさんに大ハマリしてしまい、3連休の間ずっとアンボヒョンさんを見続ける妖怪になった。ファンクラブに入ったろかな、と勢いづいたんですけど役者さんのファンクラブって何がどうなるんでしょうか。「何がどうなる」というか、まぁ書いてあるんですけど、1番の「オリジナル会員証の発行」は分かるとして2番の「チケット優先販売」は何なんや。何のチケットやろ。分からん。入れば分かるんかな。たぶんファンミーティングとかがあるんやろけど、あんまり行きたくはない。恥ずかしくて……一旦落ち着いて考えます。
音楽をやっている人のファンクラブにしか入ったことがないのと、「音楽を聞く」以外の目的で好きな人・応援している人に会う理由が分からず、ただただ恥ずかしい。舞台挨拶は行ったことあるけど、あれは映画かお芝居を見に行っているし……ま、恥ずかしがっとらんと実績解除的なことでなんでも行ってみたらええけどな。
……実績解除ってどこから発生した言葉なんやろ、便利ですね。なんとなくゲーム界隈から出てきた言葉な感じがする。生まれて初めて使った。

夜に映画でもと思い、映画館で『センチメンタル・バリュー』を観てきた。すごく良かった。人間の気持ち・心・感情ほど複雑で、混乱し、整合性がなく、整頓されていないものなど無いと思うのだけど、そのありようが脚本化され、映像になっていたのがすごく良かった。こんなことできるんや、と思った。だって、作品にすることって、結構「混沌に片を付ける」という方法をとることとイコールな場合が多くないですか?
父を憎み許せない気持ちと、興味深くある種誇らしく思う気持ちとは、同時に、常に同じ強度で共存し、カードの裏表みたいに片方だけを見せたり、片方しかないように振る舞うことは出来ない。でもそれで良くて、そうしかできないこと、私がそうであるように、あなたも彼女もそうであることを、認め合い、ゆるし合わなくては、と思った。たとえ理解はできなくても。
妹が「私とお姉ちゃんの違いはひとつだけだよ」と言ったとき、次に何を言うかが分かりすぎて、めっちゃ泣いた。
合理的であることが良いこととされすぎている、というか合理的に生きてさえいれば賢く見えて、誰かに攻撃される余地を最小限にできる、みたいな価値観があると思う。だいたいこの価値観に、社会がまるごと覆いつくされていると感じる。でも私はそれには乗りたくないし、もっとこの混沌から掬いあげて並べ立て、丁寧に磨いてサンプリングし、あなたや彼女のそれと見比べて生きたいと思う。

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