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白黒흑백

2025年5月13日 (火) 19:13

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土曜日、ZINEフェスに行ってきた。友人の影響もあり、最近ZINEに興味がある。定義があんまり分からないが、何か紙に印刷したものを綴じればZINEということで良いのだろうか。友人と一緒にZINEが置いてある本屋さんにはいくつか行ったけど、こういうイベントに行くのは初めて。
午後は約束があるので朝のうちに行こうと思っていたけど、約束している友人にその話をしたら「行こうかな」と言ってくれたので、一緒に行ってきた。

体育館くらいの広さの会場で、1ブースは長机の半分くらいのスペース、200くらいの人が出展していて、なかなかボリューミーだった。ビジュアル要素で何か(興味の有無、購入するかどうか、とか)を判断するものではないので、端から1ブースずつ全部回る、という感じになるのがおもしろい。デザインフェスタとかだとビジュアル要素で好みかどうかを瞬時に判断できてしまうので、1ブースずつ全部見るとかはあんまりやらないと思う。あ、やる人もおるやろけど。
来場者も入場料として300円払う。これは良いね、運営費ってことなんだろうけど、出展者だけでなく来場者も少し負担するの、良い仕組みと思う。
こないだ家の取材に来てくれたライターさんも出展していらっしゃったみたいなのに、お見掛けしなかった。くまなく全ブースを見たと思ったのにな……残念。

ブースはジャンルとかで分けられてはいないみたいだったので、まじで端から順番に見た。旅行記・イラスト本・写真集・短歌・句集・エッセイ・体験記・レシピ本、とか、なんでもある。ヴィレヴァンが楽しかった時代の感じがある。なつかしい。あの、ヴィレヴァンてもう楽しくなくなってから15年ぐらい経つと思うけど、今も現役でヴィレヴァンが楽しいと思ってる人の話は聞きたい。いたら連絡してください。いやこれは煽りとかじゃなくて、私はまじでヴィレヴァンの話を真面目にしたいねんけど、機会がなくて…………え、表記としては「ビレバン」か?

私は大阪の本屋さんで見かけた記憶がある団地の本や(4人で作っているらしい、楽しそうすぎる、本にするほど好きなものがあって、共有できる人が3人もいて、こんなふうにアウトプットまでできるってすごすぎる)、グッゲンハイム長屋のレシピ本(長屋に住む人たちのレシピが載っている、たのしい、私は自分の台所も好きだし同じように人の台所も好き)、旅先のごはんを色鉛筆で描いた絵日記本(見たことない食べ物ばっかりで絵がすごくかわいい、ひと目で大好きに……全巻セットを買えばよかったよ、手持ちの現金が少ないせいで日和ちゃった)、望遠洞の本(地図付きのガイドブック的な感じ、望遠洞が好きなのと、本のデザインもすごくセンスがよくて即買いした、望遠洞はソウルの西側にある小さい町、麻浦区にある)、お酒を飲むのが好きと言っていた女の子のエッセイ本(日記ですって言うてたかも、日記を読むのが好きなので楽しみ、1冊ずつペイントしたという表紙もおしゃれでした)などを買いました。
本以外にも雑貨を売ってる人もいて、私は陶器のあひるを買ったり、友人は指輪を買ったりした。3DCGでキャラクターを描いてる人や、地図を描いてる人とか、かっこいい薔薇の絵を描いてる人とか、いろんな人がいて、何も買わないときもみんな話を聞かせてくれた。
楽しかったな。やりたいことやって楽しそうにしてる大人を見るのは健康に良いのだな、と思った。

10数年まえにツイッターだかTumblrだかで流れてきて、一生忘れられない「大人になると、仕事してるぐらいのことでなんか作ってる気になって良くない」みたいな言説があり、そのことを思い出した。誰のツイートか知らんのだけど、ほんとうに一生忘れられない。私はいつでも「なんか作ってる気になってないか?」と自問し、その問いから逃げるために何か作って生きるんだと思う。

おなかがぺっこぺこなのでサブウェイを食べ、家に帰って、ソンピョンを作って食べた。韓国の無印良品で買ってきたキットを使ったけど、成形がいまいち分からず「こんな形じゃないねんけどな…」と思いながら作った。無印のキットが説明不足であることは否めないが、素人なのだから動画かなにかを見てから作るべきだったと思う。味も「確かにこんな味やけど、なんか違う……食感が違う……?」みたいな感じだった。友人はこれが初ソンピョンだったので申し訳ない。

夜はふたりでNetflixの『白と黒のスプーン』を観た。超おもしろい。
原題は『흑백요리사』となっている。お、と思う。日本語だと「白黒」と言うけど韓国語は「흑백」、흑が黒で백が白だから、逆だ。こういうのおもしろい。

日曜日、シルクスクリーンの日。版下が完成したのが深夜だったので、寝たのが2時過ぎ、眠い。最近は22時くらいにはもう布団にいるので、2時はもう……もう…………
ランチョンマットが欲しいので、無印でインド綿のやつを買っておいた。生地に厚みがあり織り地の凹凸があるのでうまく刷れるか不安がある。シルクスクリーンは「水と空気以外にはなんでも刷れる」と言われている汎用性の高い印刷方法だが、別に「手で刷れる」とは言っていないところがポイント。
アトリエのスタッフさんにも相談して、ラバーを入れずに刷ってみることにした。ラバーを入れると布に染料が浸透しなくなるので、上にペタッと乗っかってるみたいな仕上がりになり、逆にラバーを入れないと布に染料がしみ込んで発色するので染物みたいな仕上がりになります。黒のバンドTシャツで白いプリントが入ってるやつとかを想像してほしい、あれはラバー100%!って感じです。
ラバーを入れない場合はインクの質感がサラサラなので少し扱いが変わる。最近はラバーを入れたインクばかり作っていたので手の感覚が変わり、愉快な気持ちになった。楽しい。私まだシルクスクリーン楽しい。
予想よりかなり良い感じに刷れた。レトロポップなイメージで描いた図柄はインド綿のおかげか、なんだかオリエンタルなムードになったのもおもしろい。東欧っぽさも感じる。来月もランチョンマットを作りたい。

シルクスクリーンの日は、王将でごはんを食べることが多い。会社の近くの王将は閉店したし、行く機会がほとんどないのでうれしい。回鍋肉に炒飯、から揚げ、餃子も食べた。ジャストサイズを企画してくれた王将の人、本当にありがとう。お歳暮贈りたい。ひとりで4品も食べられる、最高です。王将でから揚げ食べるの20年ぶりぐらいな気がする。王将のから揚げは胸肉なので、しつこくないし、上手に揚げてあるのでカチコチにならず、食べ応えもあっておいしい。
炒飯じゃなくてよかったな、とは思う。来月は白飯にしよう。

こっから家まで歩けるかな、と思い調べたら30分くらいだった。余裕で歩ける。こんなに近かったか。坂もなかった。山側に住んでいるので「帰り道はすべて坂」と思いがちだが、意外とそうでもない、というのをここ5年で学んだ。
ご機嫌で帰宅しソファで昼寝。ソファで数十分する昼寝が好き。いや、いそいそとパジャマに着替えてしっかりする昼寝も好き。夜もっかい起きて、何事もなかったようにお風呂に入り、昼寝などしていませんが、の顔でまた寝るのも好き。

夜はNetflixの『隣の国のグルメイト』を観た。私も自国のおいしいものを紹介し合うグルメイトが欲しい。お互いの国を行き来して「おいしいでしょ?」を言い合いたい。

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