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0.5の女

2024年9月6日 (金) 21:54

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プライムビデオでサジェストされた「0.5の男」というドラマを何の気なしに視聴してみた。風吹ジュンさんがお母さん役で松田龍平さんが引きこもりの長男役、お父さん役は木場勝己さん。ウワァとっても良いキャスティング、と思って見ていたら、節々で「沖田修一のにおい」がする。
私は「沖田修一のにおい」嗅ぎ分け選手権が開催されたら、かなり良いランクに食い込める気がする。作家性が分かりやすいので誰でもそうかもしれないけど……とはいえ、10年以上好きな映画監督が今もまだずっと好きでいられて、自分が沖田修一の何を沖田修一らしさだと認識して好いているのか分かるのは、うれしい。

エンドロールまで観たら、しっかり監督としてクレジットされていた。脚本も。ほらな、と思いつつ、なんで沖田修一監督・松田龍平主演のドラマ作品をリアルタイムでキャッチできないのか、と不思議に思う。私の情報をキャッチするセンサーみたいなの、まったく動作してない??何が原因?え、Twitterをやってないから???つーか沖田修一はnoteをやってるねんけど、noteって更新通知とか受けられるっけな。

2階建ての家をセットとして建てている気配がして、どこまで?どのへんまで?と思っていたら最終回のエンドロールでしっかり写っていておもしろかった。しっかり建てている。なんというか、原寸で。シルバニアファミリーで遊んでるときのような楽しさがある。

2.5世帯住宅、というのがテーマになっているのもおもしろかった。2世帯+単身者が住める家のことを2.5世帯住宅と呼ぶらしい。1に満たず0.5扱いされる単身者、不憫ではあるものの、0.5としてコンパクトに暮らせる身分というのはそう悪くないようにも思う。私も両親と弟家族とともに2.5世帯として家を買い「何をしているかよく分からないが家にいるおばさん」として暮らしてみたい。
もしそうなったら祖母も一緒に暮らしてほしい。そうすると呼び名はどうなるんだろう。2世帯+0.5(私)+0.5(祖母)でなんて呼ぶんだろうな。2.5世帯住宅にしたって、別に名前要らないと思うけど、まぁ名前つけたほうが売りやすいのかな。

そういえば甥1は3年ほど前、折り紙で作った手裏剣で一緒に遊んだ日に「のんちゃんは忍者である(から、手裏剣を飛ばすのが上手いのだ)」と父親に吹き込まれ、ごく普通に信じていた。甥1はしばらくのあいだ私を「忍者ののんちゃん」と呼んでいたが、特に誰も訂正していないので、今も信じている可能性がある。もし今も信じていたとして、リアリティを高めるために伊賀か甲賀か決めておきたいが、私は忍者の知識がほとんどない。
え、徳川家康のとこにいた人は伊賀?甲賀??

最愛

2024年8月28日 (水) 20:50

uncategorized

アナログフィッシュが「バンドとしてのライブ活動はしばらくの間お休みします」と発表した。
できれば背景が白で黒い文字で文章だけが書かれたお知らせをSNSにアップするのをやめてほしい。肝が冷える。

震えながら何回も文章を読みなおしたが「ライブ活動以外はやる」としか読めず、「解散」とも「活動休止」とも書いていない。
文字通りなの……?文字通りライブ活動を休むの?ライブ活動だけを??

慌てて週末にあった定例配信を視聴したら、本当にライブ活動だけをしばらくお休みすること、アルバムは完成させるつもりだということ、深刻な話じゃないよ、という内容だった。めちゃくちゃほっとした。もともと年末から来年はアルバム制作の期間に入るんだろうな~みたいなうっすらとした認識があったので、そういう意味ではさして驚きはない。でも改まって発表するってことは、わりと長めのお休みなのかも。特になにも発表せずに休むという案もあったらしい。し、してくれてよかった。どのくらいの期間になるかは今は言えない、とのこと。そらそうよな、言えることは言ってくれるもん、いつも。

正直「解散」以外なら何をしてくれても構わないと思っている。
もちろん「解散」だって、彼らがそうと決めたなら、私が泣こうが喚こうが絶望のあまり海に身を投げようが、どうにもならないことも分かっている。わかってるけどでも、できれば解散は、解散だけは。つらいから。
いや、「海に身を投げる」は比喩です、投げません。

あんまり何にも執着したり、依存したりしたくないけれど、アナログフィッシュだけはどうか、どうか、でも「したくない」と言っている時点で「よぎってはいる」のだから、もう遅いのかしら。ははは。
そもそも、なんで私の中で「執着」とか「依存」とかは「ダメなこと」になってるんやっけ。ダメなことっつーか、せんほうがいいことになってるよな。
でも依存はともかくとして、拠り所があることは良いことだし、執着って時と場合によっては美しいけどな。さほど深く考えてなかった気がする。

ついこないだ「いちばん好きなのは誰なの?音楽」と聞かれ「アナログフィッシュです、アナログフィッシュは人生です」と答えたのが、なんか妙にマズいことみたいに思えてきたが、事実なのでどうにも出来ない。だって私、もう血と肉とか骨とかでアナログフィッシュが好きやもん。必須栄養素みたいにアナログフィッシュが要るねんもん。

とりあえず解散でも活動休止でもなくて良かった。ライブ活動を休止する理由は納得のいくものだったし、必要だと私も思う。
10月のクアトロには行けないので来月岡山に行くことにしたよ。アジア公演は国と時期によっては旅行がてら行ってもいいかもしれない。
行けるライブにはすべて行ってきたと自信を持って言えるので悔いはないものの、さみしくはあるな。ま、解散でも活動休止でもないのだから、私にできることは待つことだけだ。

さみしいけど泣くようなことでもなく、どんな顔をしていいか分からなくなっていたらoasisが再結成するらしい。もっとどんな顔をしたらいいか分からなくなったな。再結成てなに、一時的なやつ?経緯くわしく聞きたい。ねぇ仲直りしたの?リアム、お兄ちゃんにごめんなさいしたの??
あらゆる不和や不仲に「一方だけが悪い」なんてことは無いものと思うけど、ギャラガー兄弟に関してのみ言えば、いつどんなときもリアムが悪い。絶対にそう。笑 でもリアムももう51歳やねんよな、おじさんになって何か思うところがあったのかもしれん。私はソングライターとしてはノエルが好きだがシンガーとしてはリアムが好きなので再結成は普通にうれしい。日本に来るかな。

プロレスたのしい

2024年8月26日 (月) 19:29

uncategorized

プロレス団体「ドラゴンゲート」の試合を見てきた。
私の今いちばん楽しい趣味、プロレスやと思う。

以下、試合の感想を箇条書きに。

  • 開演前に一生BOOM BOOM SATELLITESがかかっている
  • みんなはなんて略す派?ブンサテ?私はブンブン派
  • 今日は宮根誠司さんの企画?やったっぽい、なんかイレギュラーな日に来てしまったっぽい
  • 全出来事に対して「っぽい」しか言えん
  • GMって役職の人が対戦カードを決めてるっぽいな、そんなん絶対楽しい
  • なんの略や、グランド?グレート?マネージャー?マスター??
  • ゼネラルマネージャーやったわ(調べた)
  • まじで調べれば別に、何でも分かるやろうけど、あんまり調べすぎてもおもしろくないし、調節してる
  • が、発作的に何もかも全てを知りたくなってしまい、隣の席の人に話しかけようか迷ったりもする
  • 団体がいろいろあることについて「そらなんか違いがあるからやろ」と思ってたけど、そのとおりやった
  • ただ違いについて言語化が出来ない、何言っても語弊があるやん
  • まぁ語弊があることを前提としてそれを無視して言うならノアは「スポーツっぽい」、ドラゴンゲートは「エンタメっぽい」、でも今日のは結構イレギュラー回っぽいから全然違う気もする、通常回も観に来ますね
  • バトルロイヤルってやつ初めてみたけど誰が誰に何やっても良いっぽい
  • タッグマッチと違って9人ともリングにおる、ゴチャゴチャしている
  • なんか真っ黒の棘みたいなのが付いてるマスクの人がかっこよかってんけど名前がわからん、あの人誰ですか?
  • 対戦カードの写真見てもまじでわからんかった、あの人誰ですか?
  • 9人おるからひとり誰とも組めずに「およよ」みたいな顔になる人がおってかわいい
  • 「およよ」顔ってうまい人おるね
  • ツイッターを見ると「誰が何分で何の技で勝ったか」を公式が書いてくれてることに気づいて嬉しい
  • 「本家公認雁之助クラッチ」てなんなん、おもろ、本家が公認してない雁之助クラッチもありますか??
  • ウルティモドラゴンさんの羽織ってらっしゃる布(あれの名前何?ガウン?マント?)のスパンコール刺繍めちゃくちゃ美しい
  • こういうのって手刺繍なんかな、やば
  • 配色もきれい、なんかメキシコみがあるねん、メキシコってオレンジがかわいい(伝われ)
  • あんなに美しいものをめちゃくちゃすぐ脱ぐ、Tシャツのお兄さんが丸めて回収してしまう
  • よく見せてほしい……あれってどっかに展示されてたりする?そういうのじゃない??
  • ウルティモドラゴンさん1987年にメキシコに渡ってるやん(ウィキペディア読んだ)
  • 「メキシコみがある」とかじゃないやん、渡ってるやん
  • ってか創始者やん、ウルティモドラゴンさんがドラゴンゲートをつくった人やん
  • あ、そうか「ウルティモドラゴン」の「ゲート」で「ドラゴンゲート」か(勘悪いな)
  • 見間違いかもしれんけどホウキとちりとりでお掃除しながら出てくる人がおった
  • どういうコンセプト???
  • 見間違いやとしたら何と見間違ったんや
  • 調べたら「後楽園ホールスタッフキャラ」らしい、いや調べても分からんわ、なんやねん、何を言うとんねん
  • 「グレートオカン」て聞こえてて、どういう…?割烹着とかで出てくる…??と思ってたら「グレート・O・カーン」やった
  • そらそう、オカンなはずない
  • オーカーンさんがIWGPと何度か言うのでずっと脳内に「池袋ウエストゲートパークじゃなくて」とよぎる、あと私池袋ウエストゲートパーク見てないねんよな
  • IWGPは何の略なんやろ、よく聞くけどなんのことは分かってない、あとで調べる、たぶんタイトルってやつやろ、たぶん
  • チャンピオンベルトを持ってる人は持って出て来ることになってるの?
  • 別に使わんし重いやろ…お家に置いてきたらええのに……大事なやつやろ……?と思ってたけど違うな、あれの意味は「見て見て、俺こんなん持ってんねんええやろ」や
  • 毒霧を初めてみたので戸惑いがすごい
  • どないなってんの?ずっと口の中に入れてるってこと??ずっと????
  • でも普通にしゃべってたやん
  • BUSHI選手がコーナーの三角のとこに座ってんのなんかかわいい
  • BUSHI選手は新日本プロレスの人っぽい、ロスインゴベルナブレスデハポンの人らしい
  • ロスインゴベルナブレスデハポンてニシーさんのやつやんな
  • どこで区切って略したらええねんロスインゴベルナブレスデハポン
  • デハポン?デハポンはあかんか…ちょっとデコポンみたいやもんな……
  • あ、待ってスペイン語か?ロスってlosか、スペイン語や
  • あ、待って待ってデハポンはde Japónやん、てことはJapónじゃないロスインゴベルナブレスもおるってこと???
  • 調べることが多すぎる(疲労)
  • こういう他団体からお呼ばれして出るってのもあるんやな~ゲストドラマーみたいなこと?
  • いやでも戦ってるからゲストドラマーではないか
  • どうでもいいけどドラゴンゲートのホームページはスマホ対応されてない、もう2024年やのに
  • 比較して分かったけど、ノアはすごいデザイン面が整備されてたんやな
  • と思ったら1年かけて顧客志向性分析からごりごりにプロがやってた、楽しそう
  • 今日はBen-K選手がすごいかっこよかった、エモかった
  • エモい人に弱いねん私、自分があんまりエモくないから、外部からエモを取り入れようとしてるんちゃうかな、エモって過不足なく摂取する必要がある栄養素じゃない?
  • ドラゴンキッド選手もかっこよかった、速くて
  • 18時に始まって終わったの21時まわってた、長丁場すぎる
  • おやつ持っていったほうがいいな、隣の席の人が全粒粉系のビスケットつまんでておいしそうやった
  • Tシャツとかタオルとか欲しくなってきたけど、試合終了後は選手が物販に立っていらっしゃる「ライブハウススタイル」になっていて気が引ける
  • 私は物販でバンドマンとしゃべりたくないタイプの客やねん、認識されたないし、感想とかも本人に言いたないねん
  • でも試合開始前は私が誰も選手を知らんせいで、どのグッズを買うか決めようがない、困りましたね

私がプロレスの何をおもしろいと思ってるかというと、たぶん「やれるけどやらん」とか「言えるけど言わん」とか、そういう、ハッキリせん部分、なんかグニャグニャした部分やと思う。このグニャグニャに名前が付いてなさそうなところも良い。このグニャグニャって、特に大人数で何かやろうとするときは「名前を付けて説明して理解を得る」みたいな方向になりがちで、そうすると途端につまらんねんけど、グニャグニャをグニャグニャのままやっていけてるの、プロレスのすごいところじゃないんか。何言ってるかわかる?

IWGPについては調べてもあんまりよく分からなかった。統合するとかせんとかややこしい。階級がめっちゃあるっぽいが、これは単に体のサイズ別ってことで、大枠としてはM-1グランプリとかと同じやと思う。たぶん。わからん。わからんけど来月ワールド記念ホールでタイトルマッチをやるらしい、オーカーンさんが言うてたやつこれっぽい。ので早速チケットを買いました。イェイ!プロレスたのしい!

이유

2024年8月23日 (金) 21:15

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THE FACT MUSIC AWARDS EXHIBITION「B★VERSE」を観てきた。なんのこっちゃ分からんと思うけど、THE FACT MUSIC AWARDS というのは韓国のニュース配信サイト「THE FACT」が主催する音楽授賞式(通称TMA)であり、B★VERSEは「そこで披露されたBTSのパフォーマンスをVRで観られるようにしてあげたから見に来るといいよ」みたいな展示イベントである。

「全員が最前列」という触れ込みのとおり、マジで最前列席から見る映像で、いや最前列どころではないカメラマンぐらいの位置でパフォーマンスを見ることができてすごかった。
私はそもそもVRを体験したのが初めてなのでめっちゃキョロキョロしてしまう。360度全部を観られるので、推し以外にも照明がセットされているステージの天井部分や、袖で待機している他のアーティストやスタッフ、ステージ直下にいるスタッフ、その足元に這うコードなど、見えないはずのものが見えている。なにこれすごい。
観終わったあとはつい「ジンくんは生で見たほうがよりダンスが上手い」とか「生で見るテテ、重量感があってかっこいい」などと「生で見た」発言を繰り返してしまう。生では見てないんよ。
でも生で見るジョングクさんの太ももはすごいよ、立体感がすごい。私は筋肉にあまり関心がないのだけどグクの太ももはかっこいいなぁと思って見てしまう。あとナムの胸筋。生で見ると厚みがすごい。いやだから生ではないねんて。
あとジンくんの唇は生で見るとよりモチモチぷるぷる感があって超かわいい。ロッテさんは早く「ジンくんのくちびるグミ」を販売してほしいし、GUCCIさんはコスメ部門のアンバサダーにもジンくんを起用してほしい。

BTSを好きになって3年ほど経つが、常々思うのは「このまま一生ライブに行けへんかもしれん」ということだ。現時点ではメンバーの7人中6人が兵役についており、7人でライブが出来るのは最速でも来年の6月ということになっているので「行けへん」とかじゃなくて「やってない」ねんけど。でもこの先BTSが日本に来てくれて、チケットを手に入れて、ライブに行ける、なんて日が来る……?あまりにも夢っぽいというか、リアリティーが無さすぎる。
BTSのライブが観られるなら世界中どこでも行く、という気持ちはあるにはあるけど、例えば私が「ジャカルタのライブチケットを手に入れる」ということは「ジャカルタで暮らすARMYがひとりライブに行けなくなる」という意味であり、これはなんか気が引ける。考えすぎか……
でも自分が生まれた国にバンタンが来てくれる、自分が住んでる街でライブをしてくれる、そしてそれを観に行ける、という本当にスペシャルな体験を奪うことになるやん。考えすぎか……?
こんなぬるい考えではチケッティングを制することが出来ないだろうとは思うけど、でもやっぱりちょっと気になる。となると私は日本国内のライブしか行けないことになる。100公演ぐらいやってくれんと無理そう。

こういう需要過多の先にVRというものが用意され、例えばもっと音の環境が良くなって、頭に付ける機材もすごく軽くなって、ライブに行くのと体験としてはほぼ変わりませんね、という状況になったとき、私は何を選択するのか、と思う。いや、バンタンも、演者側にも同じように選択の機会がある。だってVRで観客が満足するなら、ライブ自体は録画用に数回やればよくて、長いこと飛行機に乗って移動することもないし、体調管理に苦しんだり、時差で疲労することもない。環境さえ整えば億単位の人に同時にライブを観てもらえるでしょう。そうなったときに、わざわざ長距離を移動して、数万人の前でパフォーマンスしよう・したい、と思えるんかな。何をモチベーションとして。

ただコミュニケーションだけは、いまだに「直接会う」以外を越えたツールが無いように思う。相槌ひとつだけでも、自分が話し、相手がこちらを見て頷く、だけのことを「直接会う」のと同等にやってのけたツールはまだ無い。だからVRがどれだけ良い方向に進化しようとも、「直接会う」ことの価値だけは下がらないような気もする。むしろ上がるんやろうな。
何より私の推しは「除隊の翌日にフリーハグをしたいです、10時間やります」と言った人なんだった。VRがなんぼのもんじゃいすぎる。

仮想現実は現実を超えないが、推しは私の想像を軽々と超えて来る。生きてるから。今を生きてる推しは、自分の頭で考えて、会社に意見を言い、あらゆるものごとを調整して自分なりの答えを出し、経験を経てまた考える。考えや気持ちはこれからも変化し続け、変化したことを伝えることができる。生きてるから。推し生きててよかったな、推しが生きてるってすごいよ。推しが生きてる今世で生きてる私、もうそれだけでラッキーハッピー大勝利やん。ライブに行けるとか行けんとかクソどうでもええわ、だって推しは生きてるねんもん。

え、なんの話やっけ。ジンくんのGUCCIの仕事見た?やばない?

Deep Dark Secret

2024年8月20日 (火) 20:33

映画のはなし

映画『インサイドヘッド2』を観てきた。文句なしの名作だったので、もう一回観たい。

前作から9年が経過している。早い。『インサイドヘッド』のほうは当時ドリカムの謎MV(たぶんファンから募集したであろう一般のご家族の写真が風船だかしゃぼん玉だかのアニメーションに乗って流れていく映像と合わせてドリカムの曲を聴くというもの、本編前に流れた)がメインで騒がれ(というか貶され)、肝心の本編があまり評価されていなかった記憶がある。というか本編の評価の前に必ずドリカムに触れる、みたいなことが起きていた記憶がある。何その現象。
私が友人に「ピクサーで一番好きなのはインサイドヘッド」と言うと、大抵「見てない」と返されたりもしていて、あんまり正しく評価されていないように感じる。見てよ。

私は初見から大ファンになり、以降は年に2~3回観ている。「性格の島」や「考えの列車」、見分けの付かない「事実」と「意見」、次元を行き来する映像とか、夢を作るスタジオとか、アイディアと見せ方が何もかも秀逸で感動する。人間ってこんなに掘り下げて考えられるし、エンターテイメントとしての表現に落とし込めるんや……すごいよ……
ライリーのイマジナリーフレンド「ビンボン」が記憶の谷に残るシーンは何回観ても泣いてしまう。今思い出しながら既に涙ぐんでいる。こんなに百発百中で泣くシーン、他にないよ。

『インサイドヘッド2』では監督がピート・ドクターではなくなっていることに悲しみを感じたりもしたけれど、なんのこっちゃなかった。エグゼクティブプロデューサーでクレジットされてたし、何よりピクサーは「ひとりの天才に頼らない作り方」をしているんじゃないかと感じることが多い。ま、私はアニメーションに詳しくもないし作ったこともないので知らんけど、でもチームで何かを作ることについては最近よく考える。
若い頃は「スタープレーヤーになれないんだったら死にたい」みたいな感じが少なからずあったし、なんでもかんでも自分でやりたがって、そういうのが「努力」であると誤解していたと思う。最近は人の手や脳を借りることがどれほど自分や成果の為になるかがよく分かるし、伸ばしたいのは「なんでもかんでも自分で出来ること」よりも「人の手や脳をいかに上手く借りるか、借りた手や脳をいかに上手く活かすか」の部分だし、なおかつ「あなたにならいつでも貸すよ、手でも脳でも」と言ってもらえる自分であることのほうが重要になってきた。あと私も自信をもって貸せる手と脳を持っていたい。スタープレーヤーにはなれなかったし、なれないままで生きていくけど、でも背番号は欲しいし、いつでも肩をあっためて、ベンチに座っていたい。

……比喩にスポーツを使ったが、私はスポーツが全く分からないので具体的な競技は特に何も浮かんでいない。肩あっためてるからピッチャーなんかな。図々しいな。

ピート・ドクターについては、『モンスターズインク』の製作中に911のテロ事件が起きた、作中のスシレストランが爆発するシーンが全く笑えなくなってしまい公開前に差し替えた、何かが爆発するおもしろいシーンはもう二度と描けないと思った、と話しているインタビューを見て以来、その「人としての感覚」を信頼している。「創作なんだから、その中でなら何をやっても良い」というような言説を見るたび、このことを思い出す。どっちが正しいとかって話じゃないけど。

『インサイドヘッド2』は前作から4年後の設定で、主人公のライリーは13歳になっている。子どものころのピュアな感情(ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、イカリ、ムカムカ)以外に、新たに4つの感情(シンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィ)が登場する。
本質的には似た感情のキャラクターが、似た特徴を持つ造形になっているのが秀逸。例えばヨロコビとイイナーは目が大きくてキラキラしてるとこが似てるけど、イイナーは背が小さいとか。確かに「羨望」ってめちゃくちゃ背伸びする。
ビビリとシンパイもギョロ目ちゃんなのと体型は似てるけど、シンパイは口が大きい。つまり声が大きい(声量ではなくて)。確かに、未来に起こるかもしれないことを心配して不安に思い、先回りして最悪の想定をしてどうしようどうしよう、てやってるとき、脳内はかなりうるさい。
ダリィがちょいちょいフランス語でしゃべってたのは、原語版だと名前が「Ennui」だったからだとさっき気づいてニヤニヤした。そっかアンニュイってフランス語。

前作から引き続き「感情そのものに良いとか悪いとかはない」というのを大前提としてストーリーが組み立てられているところが良かった。どの感情も人間を形作るのに必要であり、要らない感情などなく優劣もない、忘れたい過去や思い出はあるけれど、要らない経験などひとつもない、と言うところまでが前作だったと思う。人間賛歌やん。
今作はさらに「感情が人格を決めることはない」と言い切るところまで行きつき、最後は「大人になるにつれて生まれた厄介な感情(いや、厄介に思える感情)をどう扱うか」というところに着地した。文句なしの名作。
思春期の制御不能な感じや、過敏で過剰な感じもすごくうまく表現されていて、自分の13歳を思い出して身悶えした。たぶんみんな自分の13歳を思い出して身悶えしながら作ったと思う。そしてそれがどんなに苦痛で、不愉快で、情けなく、おもしろくて、喜びにあふれた仕事だったか想像できる。想像できるから泣いてしまう。後半まじでずっと泣いてたな。良い仕事見ると泣いちゃう。

さらにまた4年後の設定で、17歳のライリーを描いてほしい。観たい。

西瓜のやつにするわ

2024年8月15日 (木) 21:48

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土曜日、高校からの友人と待ち合わせて元町。友人は生活にわりと大きめの変化があったので心配してたけど、顔色も良く、食欲もあるようだし、すこし安心した。
友人の贔屓目があるぶんを差っ引いても、今回のことで友人が悪かった点はひとつも無いと思う。いや、ひとつあるとすればひとつはあるけど、でもその他は全部、まじで全部相手が悪い。相手だけが。私は相手にはお会いしたこともないし全然知らん人なのだけど、話を聞けば聞くほどムカついてくる。長いこと生きているので「内省をしない人」というのが一定数居ることは理解できるようになったけど、まだ「自分で自分のことを理解せず説明もできないくせに、人に察してもらおうとする人」が理解できない。端的に言うと嫌い。勝手に存在するのは構わないけど、私の大切な友人に関わらないでもらえませんか。彼女は真面目に生きている、やさしい人なんです。
夜は予約してあったとびきりおいしいビストロで、丁寧な仕事のコース料理を満腹食べた。今度は蕎麦屋さんで飲もうね、と約束して別れ、私は実家へ。

日曜日、甥っ子と母の「ばぁば、のんちゃん来てる?」「うん、まだ寝てるで」の声で起床。朝から元気やな。甥っ子たちは相変わらず可愛いが、可愛さの種類みたいなものが変わっていっていることを最近すごく感じる。幼児期みたいなのが、終わったんやと思う。
私はもともと甥たちに、子どもみたいに接するのが嫌だなと思っていて(子どもなのだが)、だから例えば子ども向けに語彙を減らしたり、不必要にゆっくりしゃべったりとかをしないように気をつけてきた。自分が子どもだったころは、なんか猫なで声で話すおばさんとかがおると嫌やったので……なんやろこの気持ち。今思えば気をつかってくれているのだし、親切な人やんか、とも思うけど。
上の甥はもう6歳で、来年小学校だから、多分もう「わりとしっかり記憶のこるゾーン」に入ってくるよなぁと思って、だから今まで以上に、気をつけたい。
この日は恒例の家族旅行。車で日本海側まで行き、活イカを食べ、温泉に入り、余部鉄橋を見たりして一泊。豊岡で弟が買った財布がめちゃくちゃ良く、私もほしいと思ったけど、さすがにおそろいの財布を使うのは奇妙すぎると思ったのでやめておいた。母が車で送ってくれて帰宅、ささっと洗濯をして寝た。

火曜日、東京から来た友人に会いに大阪。初めてお会いするし「友人」と呼んで良いものかどきどきするけど、でも今いる「友人」だって全員私が勝手に「友人」と呼んでいるだけで許可など取ったことないし、了承も得てないのだから、良いことにする。彼女は友人です。
彼女は声も話し方もやわらかい印象の人なのだけど、決してフワフワぽやぽやしているわけではなく「私多分この人と、一生ずーっと話出来る」と思いながらエスニックごちゃまぜ!みたいな店で飲んだ。私は私のテンポとリズムとメロディーで話し、彼女は彼女のテンポとリズムとメロディーで話す、ということが出来たように思う。嬉しかった。彼女は、私がよくやる(やってしまう)主語のないめちゃくちゃ感覚的な話を、感覚的なまま受け取り聞いてくれた。そんなことを人に望むべきではないと分かっているので、最近は望まないように気をつけてたのに、そうしてくれた。
対人関係で一番しんどいことは「この人は実体じゃなくて“この人が思い描くタナカノゾミ”と会話している、私本人の話を聞いてはない、たぶん興味もない、でも言っても認めないだろうし、私も別に興味を持ってほしいわけじゃない」と感じることだけど、彼女はそういうふうには接しなかった。これがそんなに簡単でないことは知っているので、ありがたかった。
夜はよしもとのイベントを見て、梅田で飲みなおしたあと解散。楽しくて、私が女の子だったら「帰りたくない」と言い出しそうな夜だった。また会いたい。

水曜日、夜中に思い立って仕込んでおいたパンペルデュを焼き、朝来のサービスエリアで買ってあったブルーベリーをのせて食べた。うっかりオシャレなものを作ってしまい、ヘラヘラしながら写真を撮った。
姉(実姉)の教え子(いまハタチくらい)が「パク・ソジュンにハマっている」という話を急に思い出し、UNEXTで『彼女はキレイだった』を観る。今ハタチで何を観たらパク・ソジュンにハマるんだろう、と思うけど、まぁいつ何を観てもパク・ソジュンは良いか。さっぱりと男前やもんな。スタイルだって良いし、確かな演技力があるし、シリアスもコメディーもハマるし、息の長い役者やし、などと思った。
クーラーで冷えた身体がカチカチなので、めずらしくストレッチなどをしてから寝た。

何か忘れてる、と思ったけどジンくんのバラエティーが公開されてるのに見るのを忘れてるな。今日見るね。

パクス

2024年8月6日 (火) 21:46

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面接を受けに来る人の履歴書を見ると生年月日に「2000年」と書いてあってギョッとする。2000年て、こないだやんか。私、2000年の記憶あるもん、はっきり。こないだ生まれたのに、もう働いているのか、こんな、こんな若い子が。
こないだ苗場でお姉ちゃんと、朝ごはんのピザを食べながら話したことを思い出す。「どうせ一生働くのにさ、あんな若いうちから、あんな急いで仕事せんでもよかったよな」という話を。確かに姉も私も大学へ行かなかったので、ハタチそこそこで早々に就職し、転職のタイミングで1~2ヶ月空いたのがあるくらいで、以来ずーーーーっと働いている。今考えたら30歳ぐらいで就職したって別に良かったんじゃないか、と思う。
これは「後悔」とかそういうのじゃなくて、ただ「今になって思うこと」なだけで、だからやりなおすようなことでもないけどね。あと私も姉も「早く仕事をしたい、働いて自活したい」というタイプだったので、今タイムスリップして当時の自分に会いに行き「まだ就職しなくていい、働くのはあとにして今は適当なバイトでもしてれば良いから、もっと遊んだほうがいい」と熱弁しても、どうせ理解しない。「うるさいな、ほっとけや、そもそもあんた誰やねん」と一蹴されて終わるに決まっている。つくづく、人生は選んだことだけで出来ている。

来月、友人が仕事の都合がついたら韓国旅行へ行く、というので、私も一緒に行くつもりで毎日Airbnbを漁りに漁っている。たった一度行ったことがあるだけなのに、街全体の距離感が何となく分かるようになるのって、どういう理屈なんだろう。6月とは、地図の見え方が変わっている。不思議。
ひとり旅も気楽で良いしすごく楽しかったからまた行きたいけど何かと割高だし、夜ごはんを外で食べてお酒を飲んだりすることのハードルが高かったので、ふたり旅も楽しみ。あとふたり以上の家のほうが選択肢が多くて選ぶのが楽しい。私は旅先でもわりと早く寝るタイプだけど、友人はどっちかっつーと宵っ張りかもしれん。部屋がふたつある家にすれば、お互い気をつかわずに過ごせそう。大人になって「一緒に旅行しよう」と言える友だちが出来るって嬉しいな。はー楽しみ。友人は最近とくに働き詰めなので、休みが取れるといいな。なんだかんだ仕事が楽しそうなのと本人のポテンシャルが高いせいで「やればやれてしまう」みたいな状態が続いているんだと思うけど、わかるけど、でもあんまり長期的になるようだったら多少無理にでも休ませないと、とも思う。あ、会社に対してです。

ここ数週間くるしかった仕事が一旦片付いたので、のびのびした気持ちで『怪盗グルーのミニオン超変身』を観に映画館へ。ミニオンは観客以上に作り手に深く愛されていることがよく分かるので、観ていてとてもすがすがしい気持ちになるから好き。キャラクターを心底愛しているのか、単にストーリーを動かすためのパーツと捉えているのかは、結構すぐにバレるんじゃないか、と思う。ま、怪盗グルーシリーズはミニオンなしでもストーリーを成立できるっちゃできるしな。あと超変身したミニオンたちが思ったほど活躍しないのもかわいかった。何者にもなれず、なんの役に立たなくても、楽しそうに生きていてほしいもん。
っつーか私、ミニオンみたいなポジションで人生をやりたいねんけど、無理やねんよな。なんかさ、主人公になったり、事件を解決したり、悪役になったり、もう全然したくなくて、出来ればミニオンみたいに、ちょっとだけ人の仕事手伝ったりして、毎日デニムのオーバーオールで、資本主義とは無縁の世界観で、群れて気ままに生活したいねんけど。どうにかなりませんか。
普段観る映画と客層が違いすぎるので、おもしろそうな映画の予告はいっこもかからないし、私以外は全員ポップコーンを食っているし、隣の席の大学生カップルは上映前にセルカを撮っている。私もポップコーン買えばよかったな、映画館でポップコーン食べたの、最後がいつか思い出せんぐらい食べてない。ポップコーン食べたい。

秋に母と台湾へ行くのでオリャッ!と航空券を取り、そのままの勢いでエイヤーッ!とAirbnbで宿を取った。どうでもいいけど金額がまぁまぁ高いものを支払う時のテンションがここ10年くらい変わっていない。
セルフチェックインの家だと思っていたら「ホストが出迎えます」と書いてあることに支払い後に気づき、数ヶ月先のことなのになんとなく緊張してしまう。ホストが出迎えるのか……そりゃどうも……せっかくだから挨拶くらいは中国語を覚えていかないと、と思い、軽く勉強を始めたものの、発音も難しいし漢字だからといって読めないし、単語の区切りが分からないし、全然間に合わない気がする。ひらがなを作った人の気持ちめっちゃ分かるな~と思う。とてもじゃないけどこんな難しいものを日常的に使い続けられないよ。
台湾では「何を食べるか」の予定ばかりが増えており、観光の予定がぜんぜん立たない。さすがに九份くらい行くか……どうしよっかな。

姉(実姉)がSEVENTEENのファンなので、その影響で少し履修し始めている。バラエティーから見はじめたので、曲はまだあんまり、順番にやります。なにせメンバーが13人もいるので、まだ3分の2くらいしか顔と名前が一致せず、新任の先生みたいな気持ち。この感じ懐かしいな……最後までテテとグクの見分けがつかなかったころを思い出す。
バンタンはわりとはっきり「ヒョンライン」と「マンネライン」が分かるけど(ジミンの接し方が特に顕著だと思う、ジミンは上下関係にうるせぇヤンキーみたいなところがあるので……ジミンのそういうところ大好き……)なぜかセブチはそんなに感じない。みんなまとめて「セブチ幼稚園」て感じ。大所帯なせいもあってグループというよりクラスっぽい。みんな明るいし、ノリが良い。まぁ今んとこバラエティーしか見てないせいではあるけど。
ユンギに似すぎていて血縁を疑うレベルのメンバー・ウジくんがセブチのプロデューサーで、ほとんどの曲を彼が書いているらしい。私はバンタン以外のKPOPには何にも詳しくないので知らんけど、そういうアイドルグループってめずらしいんじゃないの?メンバーが曲書いてセルフプロデュースってことでしょう、スピッツと一緒やん。何と比べとるんや。
なお、セブチは「ボカチ(ボーカルチーム)」「ヒポチ(ヒップホップチーム)」「パフォチ(パフォーマンスチーム)」とメンバーを分けたりもするらしい。略称がかわいいね。バンタンも「ボカラ(ボーカルライン)」と「ラプラ(ラップライン)」に分けて呼ぶけど「ラ」と「チ」はどういう使い分けなんや。
ジンくんからの流れを汲むと(??)私はジョンハンのペンになりそうなところだが、今のところミンギュがぐいぐい来ている。でっかい犬みたいでかわいい。

takahashi

2024年7月31日 (水) 21:14

uncategorized

長年一緒に働いてきた後輩が退職してしまったこともあり、仕事がわりと忙しい。フジロックに行くために毎日残業し、なんかバタバタしていたら7月が終わってしまった。早かったね。ひとまず胃の痛い仕事がひと段落して良かった。完全に終わったわけではないものの、一旦カタついた。よくこんなのをひとりでやってるよな、誰にも教わらず、誰にも助けられずに、と思う。誰も褒めてくれないので仕方ないから自分で褒める。はーーーえらい、めっちゃがんばってる、すごいえらい。めちゃくちゃいいこ。

今月はオンラインショップも再開したので、よろしくお願いします。毎月新作を追加していく予定です。かわいいのをいっぱい作って、品数が溜まったらイベントに出ようと思っています。
https://tanakanozomi.stores.jp/

フジロックはとても楽しかった。楽しかったし疲れた。フジロックてまじでめっちゃ疲れる。暑いし。なんでわざわざあんな山の上まで行って、この暑いのに3日間も外で、よく考えたら意味がわからん。おかしい。
木曜は仕事終わってから飛行機で羽田、東京駅で最終の新幹線を待ち、日付が変わるころに越後湯沢、そこからバスに揺られて苗場、着くころには深夜1時、というスケジュールになっているので、毎年のことながら「なにこの時間」と思ってしまう。18時前に会社を出て25時着ってことは7時間移動してるからな。海外行けるがな。
ま、楽しかったからオールオッケーです。
何がこんな楽しいんや、と考えてみたけど、多分「何かを諦める」みたいなことが、楽しいんやと思う。
なんかさ、毎日さ、「圧」があるでしょ。誰からの圧かは分からんけどさ、「1日3食決まった時間に栄養のある食事を取り、7時間は寝ろ、美容と健康に気を使い、常に身綺麗にし、アンチエイジングに励み、若々しくいろ、髪や肌のケアを怠るな、清潔にした家に住み、風呂をキャンセルするな」という「価値観の圧」よ、常に感じるでしょ。しかも全部枕詞として「女なんだから」が付いているように感じる。こういう価値観て、誰かにハッキリと強要されたわけではないし、私が考えついたわけじゃないし、私が選んだわけじゃないはずやのに、なんかずっと付いてくる。付いてきて「うるせぇーな」と思うのに完全には振り切れず、いつのまにか「私の価値観」みたいな顔をしているときがある。あと別に、悪いことではないしな。そりゃ栄養のある食事をして身綺麗にして風呂をキャンセルしないほうが良いよ。単に良し悪しだけで言えば。でもしんどいときあるねん、うるせぇし、しんどい。
フジロックに行くと、このへんの圧から解放される。いや解放っていうと聞こえが良いけど、そんな素敵なもんじゃない。普通に「無理」やから「諦める」しかない。だから解放ではなく諦念。
食事は出店されているものから選ぶので栄養はもちろん偏る。フェスごはんはだいたい糖質と脂質で出来ている。基本的には行列に並んで買うので、決まった時間には取れない。お昼にお昼ごはんを食べるのを諦めたら、そこからは「朝9時に八海山を飲む」とか、「朝ごはんをかき氷で済ませる」ところまですぐに行きつく。ヘッドライナーが終わった後のお風呂は混むから当たり前のようにキャンセルして睡眠を優先する。お風呂どうしよっかな~などと悩む暇もない、寝るのが先。お風呂は翌朝か昼に入るけど、ドライヤーをかける余裕のあるような脱衣所じゃないから毎日自然乾燥で、あとテントは清潔にするのに限界がある。蛾とデカいバッタはこわいから頑張って追い出すけど、飛んだり刺したりしないタイプの蜘蛛とかは、もうあきらめて同居する。何回足をきれいに拭いても芝生がくっついてくるし、泥が足首にはねている。山にいると、“清潔”のレベルが下がる。下がっていると分かっていても、限界があるので諦める。
この諦念が楽しい。何をどのように諦めても、私は私であり、諦めたからといって別に死んだりせず、誰にも「なぜ諦めたんだ」と責められない。そのことが楽しい。そして、何かを諦めた先にも音楽がある。幸福だと思う。

帰りにシャワーを浴びて仮眠を取りたかったので、空港にあるカプセルホテルのデイユースを利用した。真昼間なので大浴場は掃除中だったけど、シャワー室なら使っていいとのことでありがたかった。大きいお風呂をてきぱきと掃除するスタッフさんたちの横で私はさっぱりとシャワーを浴び、ベッドシーツを交換したり掃除機をかけたりする心地よい物音を聞きながら1時間半ほど昼寝をした。空調のきいた部屋できちんと洗濯されたシーツにくるまり、ベッドで眠るのは4日ぶりのことで、ものすごく深く眠れた。「諦念」も楽しいけれど、お布団はほんとうに素晴らしいものだ。「いってらっしゃいませ」と送り出されて帰宅。空港はいつでも「いってらっしゃいませ」と挨拶されるのが好き。夏休みおわり!みたいな気持ち。

かばんのなかみ 2024

2024年7月21日 (日) 13:40

かばんのなかみ

定点観測的にやろうかな、と言いつつ去年はやらなかった。
ま、そんなに大きな変化はないです。
前回の記事はこちら

1 折りたたみ日傘
モンベルをこよなく愛しているので、日傘もモンベル。もちろん晴雨兼用です。買ったときは高ぇな~と思ったけども、かれこれ7年くらい使っているので、元を取りすぎている。私はまだ利用したことがないが、モンベルは修理もしてくれるらしいです。
この写真を撮ったあとに収納袋をなくしてしまったので、袋だけ買いなおすか悩んでいます。

2 ワッペンポーチ
好きなワッペンを選んで好きな素材にアイロンでつけてもらう楽しいあそび、こと「ワッペンワーク」で作ったポーチ。鶴橋にあるボムカフェで作りました。ヌビという布で出来たポーチで、これは韓国のキルトみたいな感じ。綿がはいっているのでフカッとします。
裏地がギンガムチェック柄なのも気に入っている。

3 お財布
BRUSHというブランドのもの。使い始めてから2年半くらい。金具の色が落ちた程度で、革はほとんど劣化していないくらい丈夫です。私は飽き性なのにまだ全然飽きない。まだかわいい。

4 エコバッグ
なんばグランド花月で買ったミルクボーイのグッズ。オモテはつかみで「免許証のコピー」を受け取るミルクボーイが描かれており、ウラはコーンフレークと最中のイラストで総柄になっている。すごくかわいい。予備でもう一個買おうと花月に行ったけど完売してしまったらしい。
そもそもミルクボーイはグッズが少なすぎます。作っても良ければ私が勝手にやります。

5 パスケース
ふくれ織り(ジャガード織りの一種だと思う)、という布で作られているフラットポーチ。結構ふかふかしている。このサイズのポーチはicocaがちょうど入るので、何個か持っていて、気分で入れ替えたりして楽しい。何個あっても良いので、かわいいのがあったら教えてください。

6 小さいエコバッグ
今年買った小さいエコバッグ。スーパーでしっかり買い物をしたときはミルクボーイのエコバックを使うけど、コンビニでお茶だけ買ったとき、明日のパンを2個くらい買ったとき、など「エコバックに入れるには物が小さすぎるけど、鞄には入らないし手で持ってるには移動が長い」みたいなときに使うエコバックとして買いました。こういうときって袋買うことが多かったけど、地味に勿体ないし、結構すぐ捨てたりするから……500mlのお茶が2本入るくらいのサイズで、とっても便利です。

7 鍵
家の鍵。SUPER TUNA期のジンくん(推し)のアクリルキーホルダーは自作です。SUPER TUNAはリリースが3年前なんですけど、このときのオーバーオールジンくんがかわいすぎて一生好き。ジンくんが自分で描いたマグロの絵の白Tシャツを着ているのもかわいいです。

8 iPhone
今年の年明けすぐにXRから15に変えました。充電がもつのがうれしい。
ケースはSHEINで買った400円ぐらいの。安くてかわいいiPhoneケース、何個あってもええわ。

春の日

2024年7月7日 (日) 21:20

uncategorized

ずっとやりたかったワッペンワークをしに行ってきたので写真を載せます。
ワッペンワークっていうのは、なんかその名の通り、ワッペンを自分で選んで、ポーチとかトレカケースとかに並べて、そんでアイロンでくっつけてもらうっていう、ワークショップのことです。めちゃくちゃ楽しかった〜

今回は正方形のポーチと、キーホルダーを作った。食べ物ワッペンがかわいすぎて……韓国の食べ物で揃えたけど、パンは私が好きやから入れた。あとピザはジンくんの「ピザ」の言い方が可愛いから入れた。キンパすごいかわいくない?右上のやで。
ワッペンはサイズとか種類に関わらず全部100円です。周りのは靴下とかハンカチとかに自分で貼ろうと思って単体で買ったワッペン。

キーホルダーのほうは推しの概念キーホルダーにしました。満足度高い。あまりにも上手くできた。満足度高い。

ジンくん毎日セルカあげてくれて嬉しい。ご負担になりませんか……と思うけど、嬉しい。兵役を経た今(いや私はまったく経てないが)リアルタイムの推し、めちゃくちゃ幸せです。微差しかないセルカを2~3枚あげてくれるのも良い。

これをどこに載せようか悩んだ結果、ブログに載せることにしたわ。最近はブログが一番落ち着く、安息の地。
今日は洗濯を終えて、来週刷るものも描いたし、よくやったよくやった。

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