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旅先の悪魔

2024年9月25日 (水) 21:34

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ある夢を見た。夢の内容は書かないが、いや、書けない。ものすごく抽象的で、断片的な夢だったので、順序立てて文章に出来ない。ただ、こわい夢だった。
目が覚めると泣いていた。久しぶりに泣いた。夢を見て泣くのはもっと久しぶりだ。こわかった。

だんだんと意識が覚醒するにつれて「私はもう“こわい夢を見た”と言って泣いて目覚めても、誰かに“大丈夫よ、こわかったね、まだ早いから寝なさい、寝るまでここにおるから”と言ってもらえることは無いのではないか」という疑念で頭がいっぱいになり、ますますこわくて泣いた。こわい。
今はまだ両親がいる。ふたりとも元気にしてくれていて、もし今ここに両親がいたら、私は無条件で愛されていることを実感でき、心から安心できるだろう。でもあと何年?何年それが続く?永遠ではない。
(考えたくもないが)両親が亡くなったら?私を無条件に受け入れ、許し、何も言わずに抱きしめて、慰めてくれる人なんていない。

そんな人を見つけるのが人生なのだろうか。それとも、そんな人が現れなくても平気でいられるようになるのが人生なのだろうか。どっちでもないのかな。
いや、昨晩眠るまでは「そんな人が現れなくても私は平気だ」と思っていなかった??なんだ急に。何がどうなってこうなった。

「私は愛されたことがある」という記憶だけで、あと40〜50年を生きていけるんだろうか。そんな途方もない時間を、ひとりで?やれる??……む、むりかも。

涙が止まらず、眠れそうにないのでジンくんのことを考えた。私はジンくんのことを考えているときが、いちばん迷いのない、まっすぐな気持ちになるからだ。きれいに澄んだ水のような気持ち。
ジンくんに幸せでいてほしい。いつも健康で、おだやかで、楽しいことがいっぱいあってほしい。あたたかくして、おいしいものを食べて、好きな服を着て暮らしてほしい。ジンくんはどんな髪型でもかわいいし、顔がむくんでたって、ノーメイクだって全く関係なく美しい。銀の声で歌い、軸と線が見えるみたいに踊るジンくんはいつだってかっこいい、いつも良い仕事をしてて誇らしい。ううん、仕事なんかしてなくたって本当はどうだって良い、生まれてきてくれてうれしい、ありがとう。
こんなことを考えながら、私がジンくんに想うことは、多分私が誰かに想ってもらいたいことなんだろうと気づいた。私も誰かに、そんなふうに想ってもらいたい。「あなたはあなたであるだけで素晴らしい、人間は“機能”ではないよ」と言ってほしい。私がなんの役にも立たなくても、便利な人間でなくても「あなたには価値がある」と言われたい。
でも、そんなこと誰にも頼めない。そんな大それたことを、願ったりできない。

自分のことを願えないのに、こうやって人のことを願って良いんだろうか。アイドルってのはこういう、ある種の「押し付け」を遠隔で一方的に受け続ける職業だから良いの?「良い」って誰が決めるんだろう。私が?なぜ私がそんなことを決めて良いの。

このところ旅行が続いてるから、すごく疲れてるのかもしれない。自分が望んで決めてるし、もちろん旅行は好きだし楽しいけど同じだけストレスがかかるので、気をつけないとな〜と思ってたけど、思った以上に疲れてるのかもしれない。
まぁ泣くのはそんなに悪いことではないね。
深めに呼吸して、早めに寝ます!!!無印で買ってきた薬菓おいしい!!!

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