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その沼の正体

2018年8月17日 (金) 23:16

uncategorized

あ、夏が終わっちゃった、と明確に分かる日ありますよね。
今日です。

フジロック終わったら夏に用事ない、もう終わってほしい、と言い続けてきたけど、
こんなあっさり終わられるとちょっと拍子抜けと言うか、告ってないのにフラれたみたいな気持ち。
いやちょっと違うか。
うまいこと言えなくてすみません。

「若者のすべて」を聴いて、ぼんやりしている。
志村正彦の年齢を追い越しそうな私は、
仕事が山のようにあるので本当はぼんやりしている暇なんか全然ない。

まぁ仕事は、やれば終わるから。
そのほかの「やってもやっても終わらない」ものごとに比べれば、
今まで終わらなかった仕事なんて無いもんね。
やってもやっても終わらないものごと、というのは例えば恋とかです。
最近恋とかしてないな、恋とかしたいです。
恋ってしようと思ってするやつだっけ?
いつのまにか、のやつだっけ?
どっちでもいいのかな。ケースバイケースかな。

金曜なのでもう少し仕事してもよかったかも、と思ったけど、焼け石に水ってやつでしょうか。
8月があと半分を切っている。やべぇやべぇ。
なんとかなって欲しい。

来週は札幌に行く予定です。
涼しいといいな。

横にロートレックがいる

2018年8月7日 (火) 23:55

映画のはなし

映画「ゴッホ~最期の手紙~」のブルーレイがツタヤさんにあったので借りてきて観た。
結構、話題になってた気がする。油絵が動いてる!って。
実際100人以上の画家が全編「描いた」そうです。6万枚超えだそうです。
すごいね…すごい…
これキャッチに「愛か、狂気か。」って付いてるけど
あれでしょ、この仕事量はゴッホへの愛なのか、我々の狂気なのか、って意味でしょ。

印象派絵画がそのまま動く、2006年のロシアの映画「春のめざめ」っていう
すごい映画があるのでそっちもすごいよ。
(語彙力がひどい)

「ゴッホ~最期の手紙~」、この手法がすごい・おもしろいってだけでなく
お話もすごくよかったのでおすすめしたい。

ストーリーは郵便屋(この人の肖像画観た、ボストン美術館展で観た)の息子・アルマンが
ゴッホが最後に書いた手紙を弟・テオに届けようとすることに始まり
ゴッホはなぜ死んだのか、本当に自殺だったのか、を追っていく流れになっていて、
いろんな人に会いにいってゴッホがどんな人だったか、死ぬ前どんな様子だったかを聞くのが
主軸になっているのだけどまぁみんな言うことがバラバラで、
結局「ゴッホがどんなに人だったか」は全く分からないのだった。

私はこの”人”とか”もの”とかについていろんな人がいろんなことを言うのが好きで、
それがバラバラであることに、心底安心する。
もっと言うと、健全だな、と思う。

人は誰にでも一貫して同じ顔を見せるわけではないと思うし、
時と場合によって人の印象なんて簡単に変わるし
ある”人”について何か話すとき、その人のどこをピックアップするのか、
どのエピソードを切り取るのかによって全然違う”人”にも見えるわけで
つまりある”人”についての話が
全員一致するなんてこと絶対ないだろうと私は思うのだ。

だから、ゴッホが自分の耳を切った(それを娼婦に渡した)エピソードを切り取れば狂ってる、と思うし
子どもを膝にのせてニワトリの絵を描いてあげたエピソードを切り取ればやさしい人、と思うし、
この映画はそういう、いろんな角度から”人”を観ることが出来るストーリーになっていて
それがとても、よかったです。

「ゴッホがどんな人だったか」なんて、もうとっくに死んだ人なので分かりようがないし
まぁ仮に生きて会えたとしたって
私がゴッホがどんな人だと思うかは完全に私だけのものであって
それを共有したり、決めつけたりする必要はぜんぜん無い。

「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」も、これはドキュメンタリーやけど
同じくマイヤーについていろんな人がいろんなこと言う映画で
これも結局「マイヤーがどんな人だったか」は全く分からなくて最高だったのでおすすめです。
「分からない」は最高。
「分からない」から考えるし、調べるし、人に聞くし、
「分からない」はたのしい。

しかしまぁ芸術家というのはなぜこうもみな、ひどく孤独で、
うまく生きられない人ばかりなのだろう、と思う。
でもこういう、なんというか”死”に触れることのできる人だけが
この世に持ち帰れる何かがあるのかもしれん、とも思う。
でもクレーとかマティスみたいなタイプの画家もいるので
一概には言えませんね。

父はアルルに、ゴッホが描いたカフェを見に、
またフランスに行きたい、と言っていたので
近いうちに行けたらいいな。
パリももうちょっとゆっくり行きたいけど、
私もニースに行ってみたいし、南仏が呼んでる。

B-Punk

2018年7月31日 (火) 23:02

フジロックフェスティバル

今年もフジロックが終わりました。
無事にお休みもいただけて、前夜祭から行って、明けて月曜まで、
今年も存分に楽しみました。ありがとうございました。
フジロックってなんでこんな面倒で、遠くて、荷物が多くて、謎の虫に刺されて、好きな時間にお風呂に入れないし、寝にくいし、食生活が偏るし、
でも全部を上回るほどに最高なんだよなぁ、何だろうこれは、来年も行きたい。
あと前夜祭には去年から行き始めて、
あ、これ何かに似てるぞ、と思ってたんですけど
大晦日に似ている。似てるよね?
フジロックが3日開催なのも、三が日に似てる。似てるぞ。似せてんのかな。

今回はYouTubeでライブ配信されてて、まぁいろいろ、あるのかもしれんけど
家で観られるのも、なかなかいいんじゃないかと、私は思いましたよ。
みんな楽しそうに観てたやん、Twitterで実況したりして、良いよね。良いと思う。
コメント欄で「○○は○○のパクリ」とか言うのはやめてほしいけど。
誰かの音楽をディスるとき「パクリ」ってよく使ってるの見かけるけど、他のディスはないのかね。
「私は好きじゃない」か「嫌い」で良くない?「パクリ」ってさぁ…
いやどれも「思ってても言わない」ってのが一番いいけど。
でも私も10代のときは自分の「好き」を確立するためには
何よりもまず「嫌い」を明確にしなきゃいけないっていう訳のわからん呪いにかかってたな、と思うから
単に若さなのかもしれない。まぁ若さなら何をしてもよい、というわけではないね。そこ関係ないね。ごめんなさい。
つーか物理的にステージ間を徒歩移動する必要がある現地の人たちに比べて
家で観てる人の方がいろんなステージに瞬時に移動できるっていうメリットもあるじゃんすか。
だからって「じゃあ来年からYouTubeで良いわ」になるかと言うとそれは無いけど。
フジロックはまだ敷居が高い(そもそもチケットが高いし、その他装備がお金かかる、都内から行くにしても結構遠い)部分が否めないと思うので
若い子とか、行きたいけど無理な人が観られるならそれは結構良いことと思う。
あと現地に行ってる側の人が「なんでタダなんだ」とか「家で観て行った気になるな」とかダサイこと言ってなくて、それが良かった、と思う。
言ってる人もいたのかもしれないけど、私が目にする範囲内では、言ってなかった。
フジロックに限らず、みんなダサイこと言わないでほしいし、自分が出したんじゃないゴミも片付けてほしい。
私もそうしたい。

今年は2日目に台風(の影響の暴風?台風は逸れたのよね?)で
テントが吹っ飛ぶかポールが折れるのでは、というぐらい天候が荒れてて
ほっとんど寝られなかったんですけど、
あんなに台風が怖いと思ったの、人生で初めてと思う。
風が強くて雨が降ってるだけのことがあんなに怖いと思うなんて、
私今年で30歳になるんですけど
「私はもう怖いものが世の中にないのでは、もしかして、大人になると怖いものがない、すごい」と思ってたんですけどありました、テントで過ごす台風です。怖かった。明確に怖かった。不安でした。
「非日常」と楽しめる人もいるのに、私は全然無理でした。普通に泣くぐらいこわかった。
自然が一番こわい。お金で何一つ解決できないし、微塵も交渉ができないの怖い。自然が一番怖い。
ただし「怖くて寝られない」と「眠い」が3時半までせめぎ合った結果、
「眠い」が勝ったので「眠い」は最強です。チャンピオン。

姉はそんな中でも余裕で爆睡していて、
私が「ペグ打ち直さんで大丈夫かな、みんなカンカンやってるけど」「ポール折れへんかな、こんな撓ってて大丈夫かな」「お隣のコールマンが破れてるけどうち大丈夫かな」「浸水してきたらどうしよう」「怖くて寝られん」「いつ終わるんかな台風」「朝にはマシになるよね、なってほしい」「明日中止になったりせんよね」と一晩中めそめそしていても
「大丈夫」「台風来るのわかってたやん」「ペグは抜けんように打ってある」「なんともない」と、終始自信満々としていて、ほ、ほんとうに血が繋がっているのかよ…と思いました。
姉まじですげぇ。前世は大黒柱なんじゃないですか。
比喩的な意味じゃなく、マジで木やったんちゃうん。マジで。
実際ペグは1本も抜けなかったし、あんなに撓ってたポールは曲がってすらないし、一部浸水はしたものの、床からではないし、で、何ともありませんでした。姉、強い。
フジロックに関しては、私が行きたいっつってもう10年くらい毎年姉を巻き添えにしてるんですが、
実際のところは姉ありきで開催されていて、私は後を付いて行ってるだけの気がする。
つーか姉、毎年フジロックで誰よりも長く寝てるんじゃない?
みんなの総睡眠時間ランキング出してみてほしい、多分姉が優勝すると思う。お昼寝も含む。

今年はVampire Weekendが観られてほんとにうれしかったなぁ。
デビューアルバムからずっとファンやったのに、タイミングが合わんせいで何回も来日を逃していて
今回がライブ観るのはじめてやったけど、もう最高によかった。
曲が全部よすぎる、好きすぎて「ああもう…好き…」ってブツブツ言いながらモッシュピットで観た。
狭かったしビール撒かれたけど、まぁ良しとしよう。
撒くのはせめて水にしてほしいよね。いや水も嫌やけど。寒いし。
新しいアルバムたのしみです。来年くらいかな。

あとなかひろと1年ぶりに会えて、いっぱい喋れてうれしかった。ちょっとまだ喋りたりん…また今度ね。
お互い人生はいろいろあるし今は近くに住んでないから頻繁には会えないけど、
その人がやってることとか考えてることをおもしろいとかいいなって思える友だちがいてくれるの、幸せだなと思う。
私、本当に友だちが少ないけど、全員まじで尊敬していて好きな友だちしかいないの、幸せです。
恵まれてる、と思う。
私はなかひろに対して、安っぽい共感しかできないような人間でいたくはないし、
なかひろが考えてることとか、これからやろうとしてることとかを、芯から分かりたいし、
分かった上で、私がどう思うかは全く別のこととして、それでもなお、
まるごと全部肯定したいな、と思っている。友だちだからです。
あと、人としゃべってて、まだ言語化できない気持ちが自分の中にあるなーと思えるの、
なんか良くないですか。
私こういう、まだ先がある、とか、行き止まりじゃないっていう感覚が
すごく好きなんだと思う。希望を感じる。
まぁ希望と絶望とはごく近しい位置にいるので
まだ終わらないのかよ、いつ終わるのかよ、という絶望とごく似てはいるけど。
まだ先がある、まだ知らない感情がある、という希望があるのって、良くないですか。
私30年生きても、まだ言葉にできない気持ちがあって、それをどうにか言葉にして伝えたいので、まだ頑張りたいな、と思った。
最後は「言葉にできない」って言って、ラーラーラ♪ララーラ♪つって死ぬのかもしれないけど、今はまだそうしたくないぜ。

あ、なんかとっても高尚な話をしたみたいな書き方したけど主に「おっさんずラブ」の話してただけです。
あ?なんか文句あんのかタココラ。
用語として「スパダリ」と「生もの」と「リバ」を覚えました。
こういうのすぐググんないで、人に教わりたいんだよな。
つーか何この独自の用語、めっちゃおもしろくない?おもしろいわ…
こういう別に辞書とかあるものじゃないのにどこかの誰かから発生して、
共通のものとして使われてる言葉があるの、すごくない?めっちゃおもしろくない?めっちゃおもしろい…
えーと、私は「春牧寄りのリバ」です。合ってる?
牧くんには部屋汚すなとか服ダサいとかお菓子こぼすなとか、春田に対してずーっとキャンキャン言っててほしいし、そのくせ春田に強めに来られると途端におとなしくなっちゃって完全降伏!みたいになっててほしい。あと生涯誰よりも愛されてほしい。

フジロックのお疲れ様ブログを書こうと思って離陸したのに
なぜかおっさんずラブに着陸してしまった。まぁいいか。

今日もバカみたいに文章が長い。バカの文章。

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