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ケークサレ

2020年1月21日 (火) 22:01

uncategorized

実家から引っ越しをして、また一人暮らしになったので自炊を再開した。なぜか味噌と醤油、お米、出汁パック、梅干しぐらいしか持ってこなかったので、塩と砂糖を買うところから自炊を始めたけど、自炊ってこれから始める人からすると結構大変なもんだな、という気付きがあった。ある程度の調味料が揃うまでは、地味にお金がかかる。「自炊した方が節約になるよ」って言う人結構おるけど、節約っていう観点だけで話すなら、ひとり暮らしだといまどき自炊はちょっと割高なんじゃないの?という気がする。別に計算せんけども。
あ、「ひとり扶持は食えないが二人扶持は食える」っていうの落語の、なんかであるでしょ、なんだっけな、あ、たらちねか。あ、ぜんぜん関係ない話です。

私が18歳の時、東京で一人暮らしを始めて、引越したその日、初めて食べた晩ごはんのことを思い出した。駅前のイトーヨーカドーで、とりもも肉とほうれん草を買ってきて、パスタを作った。お肉に下味を付けなかったので、なんかボンヤリした味のそれを、テレビも冷蔵庫も無い6畳の部屋で食べた。ごはんを食べている、という感覚が無かった。これからここで生活をする、という感覚も。人ん家みたいだったの。「おいしくないな」と思って、「家の晩ごはん何かな」と思った。
今もそれに近いところがあるよ、なんか人ん家っぽい。エアビーで借りた家みたいな。私が自分のお金で買った家なのによ?どうなってんだ。ははは。もうちょっとローン払わないと懐かないの?そういう家?

つーか単に塩を買うだけでも、選択肢が多いし、物理的に重いし、ちょっと良いやつを買おうとすると400円ぐらいする。塩が?400円?と思うけど、みんなどれぐらいの価格帯の塩を買ってんだろね。聞いたことないや。あと別に高い塩が良い、ということでもないでしょ、用途によるしね。
砂糖も同じくかなり種類がある。選ぶんだよな、私が、この中から、家で使う砂糖を、などと思い、スーパーの棚の前でぼーっとする。なんでもええねんけど…適当に…とは思うけど、向こうだって「なんでもええから適当に一個選べや」ってなもんでしょうね。その適当がむずいんすよ。味噌・みりん・醤油・ジャムとかなら原材料を見れば選びやすいけど、砂糖と塩は難しかったな。味見もできんしさ…

私は食べるのが好きで、食べ物にうるさい自覚があるし(ごめんなさい)、毎食おいしいものを食べたいな、と思ってはいるけど、実際のところは外食が多くなってくると胃がしんどい。あと毎食「何食べようかな」って考えるの、わりとしんどい。もちろんお休みの日とかに出かけた先で「晩ごはん何食べる?」とか言うてるのはまじで最高に楽しいけど、これはたまの楽しみやからええねん。毎日はちゃうねん。

よって、基本的には小松菜と厚揚げのお味噌汁と、しらすをのっけた白いごはん、みたいなのが食べたい、その最適解としての自炊、にたどり着く。実家に余ってた小さい炊飯器を持ってきたので、こないだそれでご飯を炊いたら、いつもと同じお米できちんと水加減したのに、びっくりするぐらいおいしくなくて笑ってしまった。あぁ、またここから始まるんだな、と思った。もう全然18歳じゃない私は、下味の重要性も、きちんと水を切ったサラダのおいしさも、みりんが何で出来ているかも知っていて、目分量でドレッシングも作れるようになったのに、なのに、家で最初に作るごはんは「おいしくない」んだよ、なんなんだろうな、おもしろくない?私はおもしろい。私は生活がおもしろいんだよ。

引越してから1週間くらい経つけど、まだ畳めないダンボールが5~6個ある。
靴棚、本棚、キッチン、クローゼットに至るまで、何もかも全部、引き出しも戸も無いオープン収納なので、とりあえずダンボールから出してどっかへ突っ込む、ということが一切できない。「何を、どこに、どのようにしまうか」を決めるところから収納が始まる、という状態。箱なりカゴなり、棚なりが要る、何からやろう、困りましたね。

でもそういう家にしたのは私なんだよ、あはは、そういう家が良かったの、だから自分でやるしか無いの、頑張ります。
家って思ったよりずっとむずかしいな、そんで奥が深くて、おもしろいものだな。自分にとって満点の家があるはずだ、でも無さそう、となると作るしかないか、と思って買う家を探し始めて、そこから1年ぐらいで住みはじめるところまで辿り着いたけど、ここは「満点の家なんて、そんなもの始めから無かったのかも、もしくはそう簡単に手に入るものじゃなかったのかも」という場所へのようだ、でもこれは絶望とかじゃなくて、もっと明るい色の朗らかなやつだよ、伝わるか分からんけど。家は多分、ここまでやったら終わり、みたいなのが無いやつなんだよ、お、人生と似てるね。ということは、まだまだできることがあって、私はそれを楽しめるだろうな、と思う。

私はずっと家が好きなんだけど、もっと好きになる予感があるよ。まぁこっから先は長いし、焦らずゆっくりやろうと思います。
月末からイベントに出るのでその話をしたかったんですが、写真が全然ないし、今度にします。29日から、阪急うめだの10階です、楽しそうなイベントでうれしい。デザイナーズマーケット的なやつです。私はハンカチとキッチンタオルと手ぬぐいと、あとレターセットを売ります。来てほしいです。

もっと良いバンド名あったやろ

2020年1月7日 (火) 21:40

uncategorized

忙しい。12月が忙しいのは「師も走るぐらいやからな~!ガハハ!」みたいなテンションでやりきったけど、1月も全然変わってない、忙しい。

っつーかまじで9日も休んだんかな。嘘っぽくない?騙されてる…?
年末年始ってそもそも移動が多くて、いろんな人に会うし、全然休みっぽくないよね。私の家は親戚一同で集まったり、餅をついたり、家族で年越しをして伯父が打った蕎麦を食べ、元日はお雑煮&おせちを食べる、といった非常にトラディショナルなタイプの家なので、特に年末年始は忙しい。

とは言え、今年は母が大晦日に家にいてくれたので(例年はずっと仕事だった、介護士なので正月とか関係ない)私が7人分の夕飯を作るために昼からずっと料理をしてる、ということもなく(好き好んでやってたけど!)、何より家族みんな健康で年を越すことができたので、本当によかった。

甥は「”パプリカ”をなんとなく踊る(全然踊れてはない)」という一芸を身につけており、歌うと踊ってくれるし、何ならBPM130ぐらいの曲を何かしら歌えば、おしりをフリフリしてくれる。かわいい。でもなぜか全部盆踊りっぽい動きになってしまう。かわいい。
甥は基本的にいつもご機嫌で、性格は慎重で温厚、ちょっと怖がりやけど優しくて照れ屋さん、音楽好き、私は普通に友だちになって一緒に焼き鳥を食べに行ったりしたい、年齢が1歳じゃなければ。

今年は義妹がケーキを買ってきてくれて、母・姉・私の全員分の(全員12月生まれ)「お誕生日おめでとうプレート」を付けてくれて、超うれしかった。なんだろうな、Back to Basicの時代が来ているのかもしれない。そういうものを斜に見る時代が終わったんだよ、私の中で。これは自分的にはすごく良い事。
ケーキもおいしかったしな!義妹のケーキセンス、めちゃくちゃ信頼できる…

引越し日が決まり、父&母の協力によって新居にはカーテンレール等諸々が設置でき、着実にコトは進んでいるものの、箱詰めは全然終わってないし、カーテンを買おうにも計8枚要る(レースカーテンも付けたから全部で16枚要る、バカのカーテン数)、そういえば運転免許の更新も今月中だったし、住民票移してしまった方があとあと楽そうなので区役所にも行かなきゃ、え、スピッツのライブいつだっけか、定期券をどのタイミングで買えばいいの、あぁ買ったストーブの配達先を新居にしちゃったしなんか変更できんやん、そういえばあのへんて灯油どこで買えるんかな、みたいなことで超バッタバタしている。半分くらいは精神的バタバタ。精神的バタバタは良くない、目が冴えるので寝られない。蒸気がホワーとなるアイマスクが要る、明日買いに行く。

しかも今月末に多分イベントに出ることになったっぽいので(どうなってれば”っぽい”ではなく”出る”、と言えるのか現時点であんまり分かってない、フワフワ)そっちの制作も進める必要があって、今月は毎週末刷らないと全然間に合わないけど刷る物を描くところからやらんとはじまらんし、何に刷るかっていう素材の調達もせんと、つーか刷る日と刷る数の算段を間違うと8時間刷りっぱなし休憩なし、みたいなブラック趣味になってしまう、地獄、どうしよう、何をどの順でどうしよう、何からやろう、今何が終わってんの、何がいつどこに届くの。

ブログを書く暇はあるんだよ、私は今まさに、というタイミングのタイタニック号に乗っていても、ブログを書くタイプの人間だ。あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

刷る女 2019

2019年12月30日 (月) 23:14

シルクスクリーン

今年刷ったものをまとめておくか、という気になったのでまとめておくぞ。
この「毎月何か刷る」という自主企画(?)に一応「刷る女」という名称をつけているけど誰ひとり認識していない気がする。認識されたからどうだ、ということでもないのでこれでいいのかな。もしくは認識されるためにもっと言えばいいのかな。わからん。どっちでもいいや。
「刷る女」は「占う男」のオマージュです。ちなみに「占う男」は「働く男」のオマージュだそうです。ユニコーン。私の好きなユニコーンの曲は「開店休業」です。あと「サラウンド」。

5月:スプーン、フォーク、巾着

  • 電解マーキングでスプーンとフォーク、さらにシルクスクリーン2色刷で巾着
  • 専門学校卒業後、初めてのシルクスクリーン、たのしい、超たのしい
  • 何この扱いやすいインク…そして数分で仕上がる製版…楽やん…
  • 現場でささっと描いた図案がわりとかわいい、ビギナーズラック的な感じか

6月:Tシャツ、紙、手ぬぐい

  • ふろしきサイズのものを刷る予定が、素材が在庫切れ…
  • しゃあないので現場にある素材で適当に遊ぶ
  • 3色刷でたのしい、ずれてもかわいい大き目の図柄にしたので何をどう刷ってもいける
  • 「狙ってない線を引く」をテーマにした結果、左手で描いたのを採用、意図とは少し違うんですけど、まぁこれはこれでアリか(自分に甘い)

7月:ふきん

  • 既製品に刷ればええんやん!すぐ使えるやん!という気付きを得たので、中川政七商店のふきんに刷る
  • 初めての白インク(こってりしている)×目の粗い版(こってりインクを通すため)×目の粗い素材(蚊帳ふきん)、で苦戦、もっとざっくりした図柄にすればよかった
  • 図柄と素材のサイズのバランスも良くなかったな、もっとフチまで絵があった方が絶対かわいい
  • やっぱ何回か続けるといろんな反省点が出てくるね、でもこれは悪いことじゃなくて良いこと

8月:貼り箱

  • バームクーヘンが入っていたちょうど良いサイズの箱が家にあったので、これを貼り箱に仕立てるぞ、と思いついたものの、ちょうどいい紙がない
  • 神戸には70~90kgぐらいの紙が一切ありません、つーかほぼケント紙しかないやん、何なん、この街には紙が無い
  • 唯一見つけた110kgの全紙を風呂場の湯気でのばして切って使った、刷るまでの工程が長い
  • 2色刷、この図柄すごく気に入ってる、色とかサイズとか変えてもよさそう、そのうちまた使いたい
  • 製版代をケチったせいで位置合わせが地獄、「製版代をケチらない」を家訓とする

9月:コースター

  • 紙製のコースターを来客用に作る、丸型は位置合わせが難しそうなので角型にします
  • 3色刷りを100枚、キツい
  • 1色目の版が平体かかってたっぽいことに3色目を刷るタイミングで気付く、遅い、地獄
  • どこも合わん、何を基準として合わせてもズレる、地獄
  • さらに途中から版が裂けてきて、マスキングテープを貼りまくる地獄、厚みのある紙を刷るときはちゃんと対処をしないとだめだ、地獄
  • そういえば版を張った後に原画と比べる、みたいなこと何もやってなかった、反省、へろへろで帰宅

10月:手ぬぐい

  • 紺色のインクがいい色、これで手ぬぐい刷りたい、なんか和っぽい図柄がいいかな
  • 「和っぽい」とか言うてる時点でその引き出しに武器はゼロやぞ
  • 無礼なこと言うとらんと自分に描けるやつ描こ、くまちゃんを刷ろ
  • Amazonで仕入れた白無地の手ぬぐいに2色刷り
  • 初めて満足のいく仕上がり…!!!最初から最後までノーミス
  • うれしくて「もなか珈琲」で祝杯
  • 夜たけちゃんに会ったので「あげる!」つって1枚渡したら「使いますよ、こんな感じ?」って言って頭に巻いてくれてうれしかった、これが「うれしい」と思うの、”純度高い感情”って感じがする、大事にしたい
  • やっぱり刷ったやつをただ家に置いてるのは違うよな、「私が欲しいのを刷る」のその先を、そろそろなんか考えなな

11月:なかひろの手伝い

  • 手伝いというか、ガヤ、みたいな事しかしてない、あと版押さえてただけ
  • ひとりで黙々と刷る回が続いたので「お昼なに食べよっか?」「ちょっと休憩しよ」とか言うだけですごい嬉しい
  • 必要数が決まってたのに私がちゃんとチェックとカウントをしなかったの良くなかった、反省
  • でも難しい図案だったのでやり甲斐があった、「ミスらない図案」とか考えてんちゃうぞ、日和るなよ私

12月:年賀状

  • 家族の分を刷る、ついでに自分の分も刷って今年は出すか、となると70か80は要る
  • 3色ぐらいにせんとさみしいかな、刷り切れるかな…
  • 今年の数々の反省点を活かし、落ち着いて位置合わせ、丁寧に、丁寧に
  • いやそもそも文字のとこ黄色っていうデザインにしてしまってるやん、ど素人か
  • とりあえず90枚を刷り切った、そのうち70枚ぐらいは人前に出せるやつを刷れた、よしとする
  • 今月はなかひろとももう一回行った、お互いの家がもっと近ければな〜そのうち合作とかしたいな〜

来年も毎月何か刷る、というのを引き続きやるとともに、刷った後のものをどうするかっていうのを考えたいと思います。よかったら見守ったり、一緒に刷ったり、刷ったやつをもらったりしてください、私は人が作りたいのを手伝うのも好きです。

良いお年を〜!

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