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おともだち

2024年2月20日 (火) 20:47

uncategorized

金曜日、昼休みに映画館の上映スケジュールを眺めていたら『ナイトオンザプラネット』が上映されていることに気づいた。定時きっかりに退社して小走りで映画館へ。観てよかった、おもしろかった。映画館で観れる作品というのは実はそんなには多くない、というのが去年の学びとしてあるので、観れるものは観れるときに観ておくべきと思う。
なんだかんだ今年も100本くらいは観る気がするけど、それでも去年の半分かと思うとめちゃくちゃ少なく感じるね。

土曜日、チョコレートを持って実家に帰ろうかな、と思うものの、めんどくさくなってしまってやめた。なんだろう、電車で数十分の距離で、遠くはないんです。絶対に遠くはないんですけど、絶妙にめんどくさくなりやすい距離やねん。帰りに母が車で送ってくれるのもいつも申し訳なくて、でも断固拒否するのもおかしいし、送ってもらえるとラクではあるし……来週にしよう、来週帰ろう。母も、最近は弟もチョコレートが好きなので、一緒に食べたい。

結局映画を2本観て、漫画を読んだりしていたら日が暮れた。(精神的には)健康で(ほどほどに)文化的な最低限度の休日。
オードリーの東京ドームライブを配信で見ることにしたので、U-NEXTで支払いをした。というかポイントが貯まっていたので、それで足りた。U-NEXTは実家と友人2人をファミリー扱いしても月額が変わらないし、しかも毎月半額分くらいをポイントバックしてくれるし、そのポイントを映画館で使えるし、新作を観るのにも使えるし、ライブ配信系のコンテンツもあるし、すごく助かっている。

夜は久しぶりにアナログフィッシュの定例配信を生放送で見ることが出来た。最近はいつやっているか分からないので(いや、告知はちゃんとされてるはず、私が見てないだけ)リアルタイムで見られる確率がかなり下がっている。でもリアルタイムで見るとコメントも出来るし、投げ銭も出来るし、良いやね。放送の最初のほうはなんかよそよそしいが、後半になるにつれて徐々に元気になる下岡晃を見てニコニコした。シンボパンで朝ごはんを食べた話を聞き「私も明日は外で朝ごはん食べよ」と決意。ってか先週末も喫茶店で朝ごはん食べたから「明日は」でもなんでもないけどな。私は1日の食事で朝ごはんが一番好き。

日曜日、やや寝坊したが洗濯をしつつシャワーを浴びて、どうにか昼前に家を出た。
自転車で海のほうに降りるとエッグスンシングスがある。迷ったけどオムレツにした。が、オムレツはあんまりおいしくなかった。悲しい。これなら私が焼いたオムレツのほうがうまいよ(傲慢)。
スーパーで買い物を済ませてから帰宅。和菓子が食べたくなったが、神戸駅周辺には良い和菓子屋が少ない気がする。元町を経由しながら帰ろうかな、と思ったけど自転車乗ってるしな……

夜はおつまみを用意してオードリーの東京ドームライブを観た。みんなでたくさん考えて、一生懸命準備した、という感じがビシビシ伝わってきた。「ラジオのイベントに5万人集める」なんて解のないものと、どうにか取り組もうとした様子が伺えたと思う。その様が好ましいな、と思った。
私は5万人の前でステージに立ったことはないが、想像するとシンプルに「怖い」だろうな、と思う。どのように対峙すればいいのか分からないし、ひとりひとりを個として捉え、個のまま受け入れようとすると無理が出てくる。もちろん個として捉えるシーンもあるだろうけど。ゲストで登場した星野源さんは、どう見ても「万単位の人間を扱い慣れている」という振る舞いで、貫禄すらあった。持って生まれた才能の一本槍ではどうにもならないことに、何度も対峙してきただろうな、と思う。
2週前くらいのラジオで「漫才はやらない」と言っていたのを真に受けてたけど、漫才はいちばん最後にやりました。
昨日アナログフィッシュの定例配信で3人が「明日オードリーさんの東京ドームライブだね」「SHOWがはじまるよをかけてくれるかな」「東京ドーム行く人いるの?」「かかったら教えてほしい」「かけてくれたらうれしい」と言っていたので、私もうれしかったな。よかったね。
漫才って、生で見たほうがおもしろいんだよな~と思い出したりした。配信だとしても、生で見たほうがおもしろい。

フワちゃんと春日さんのプロレスを見たので、ものすごくプロレスが見たくなった。今年どうにかしてプロレスを見に行こう。最初はちゃんとプロレスが分かる人と一緒に行きたいと思ってたけど、一向にプロレスが分かる人と知り合わないし、なんかもう別にいいや、ひとりで急にサンボーホールとかに行こう。なんのお作法も分からないけど、別に誰にも怒られんだろう。たぶん。
……いや、なんかあるのか?私が知らないだけで「これを持って行かないと会場に入れてすらもらえない」みたいなのが?ないか。なさそう。

友人のサイトをちまちまコツコツ作り続けているが、大体は形になってきた。ビジュアル的に見せるコンテンツが無い、というのはウェブサイトでも印刷物でも結構起こり得るけど、最適解は「別に何もしない」な気がしてきた。まぁ最適解って感じでもないか、「パターンとしてある」ぐらいか。

生活はつづく。

I must go punch that baby

2024年2月8日 (木) 19:08

映画のはなし

ヨルゴス・ランティモス監督作品『哀れなるものたち』を観た。
土曜日、朝起きて洗濯して、ゲームをして、うっかり昼寝をしていたら、すっかり日が暮れており、このまま1日が終わるのが惜しくなった。こういう日はレイトショーへ行くのが良い。週末でもレイトショーならあまり混まないし、うっかり昼寝をしたことも「夜映画館へ行くから仮眠をとった」と言い訳がつくし、夜遅くに映画館にいるのはなんとなくワクワクする。

東京に住んでいたころ、終電が出たあとも開いている映画館があることに大変驚いたし、嬉しかった。当時好きだった人と、新宿や錦糸町の映画館で24時過ぎから始まる映画を観て、始発が走るまで喫茶店でおしゃべりし、ずっと散歩したの、良い思い出です。別れ際にいつも「たのしかったね」と言う人で、あれ好きだったな。
思い出の「で」って「出」なのはなんで?実は略語なのか?

『哀れなるものたち』は、赤ちゃんを身ごもったまま自ら命を絶ったが、その赤ちゃんの脳を移植して蘇生した女性、が主人公だ。何そのこわい設定。主人公・ベラは成人女性の形をしているものの脳は0歳なので、行動や言動と姿形がちぐはぐになっている。ベラに母親(であり、自分自身)のころの記憶はない。映画序盤は幼児語で話し、よちよち歩く。脳が0歳でも、身体は成人なのだからよちよち歩きはおかしくない?と思ったけど、足をどう動かせばスムーズか、を知っていて指令を出せるのは脳だから、ってことなんかな。

あらすじを見ると奇抜、と思ったけど、ストーリーはどちらかというと普遍的なものだった。ベラは世界を知りたいと望み、親元(というか脳を移植して蘇生した外科医)を離れて旅をし、人と出会い、本を読んで、知識を、職を得て、格差を知り、絶望し、そして選択する。なぜ世界がこのような形をしているのかを、ベラの目を通してもう一度観ることになり、私は子どもみたいに泣いた。世界は美しく、怖ろしく、実はグニャグニャで、人間は哀れで愚かだ。リスボンで音楽を見つけるシーンがすごく良かった。音楽って世界でいちばん美しいものじゃないですか?

ロケ地を全部調べ上げたくなるほど画面がきれいで(船内のシーンどこで撮ったか知りたい、あれはセットじゃない気がする、あとで調べる)、映画館を出てまず最初に担当したデザイナーが誰かを調べるくらい衣装が良かった。こういう現代劇ではないがフィクションであり、時代設定をそんなに厳密にしていない(していないはず、たぶん)いくらでもファンタジックにできるお話で、登場人物に何を着せるかって結構難しいんじゃないかな。正解がないから。ベラの服、独創的で、でもかわいかった。

映画が終わって外に出たら少しだけ雨が降っていた。手ぶらで来たので傘はないし、タクシーに乗るほどの雨じゃなかったので、自転車で家に帰った。雨が降ると街が全体的に静かになるのが好きだ。
映画が好きなのって、こういう前後とか、気分とか、フワッとしたものを多いに含むよなぁ。ま、全趣味がそうか。

キムナムジュンごっこ

2024年1月31日 (水) 21:06

uncategorized

今年は初夏あたりで韓国に行こうと思っている。ジンくんが除隊になるからだ。2022年12月の入隊から18ヶ月、思ったよりは短かったように感じるけど、でもジンくんにとっては長い18ヶ月だったかも……
本人がどう思っているかは分からないけど、でも私はちょっと休んでから仕事を再開してもいいんじゃないかと思う。まぁ入隊ぎりぎりまで仕事をしていたのを知ってるし、弟たちもみんなそうだったので、多分除隊後もすぐ仕事するんだろうな。もちろん顔を見られる機会が増えるのはありがたいけど。でもちょっと休んで、ゆっくりしてほしい。

除隊になったからといって、別にジンくんに会えるわけではないし、お出迎えイベントとかももちろん無いのだけど、なるべく近いところへ行って「ジンくんおかえりなさい」の気持ちを噛み締めたい、と思っている。あと普通に韓国行きたい。行ったことないねん。とはいえ連休でもなく、レジャーシーズンでもないので、一緒に行ってくれる人が見つからず、結局ひとりで行くことにした。最終手段は母を召喚することだが、母とは秋ごろに台湾に行こうと去年から言っているし、韓国はひとり旅にする。ひとり海外旅行は初めてで不安もあるけど、まぁそれも悪くない。でもひとり旅は何かと割高。とりあえず航空券だけ確保した。行くぜ韓国!

絶対にハノク(韓屋)に泊まりたいので、熱心に調べているが、これも結構高い。でもホテルも特別安いわけでもなさそう……最近国内でも結構ホテル高いもんね。数年前はただのビジネスホテルに素泊まりなら5000円ぐらいでいけたけど、最近は1万円くらい出しても「こんな部屋か……」みたいな感じじゃない?とはいえ日数的にゲストハウスは厳しい。一泊ならいいけどな。
あと、ひとり旅の場合、結構家で過ごす時間が長くなるので、ビジネスホテルみたいなところじゃつまらないから、出来れば建築的に興味のあるところに泊まりたい。
友だちと行くなら遅い時間まで外にいたり、ホテルでもおしゃべりしたりして過ごすから部屋は清潔で治安的に安心ならそれで良いけど、でもひとりなら夕方くらいには家に着いて、簡単な料理をしたり、ゆっくり本を読んだり、お茶を飲んだりしたい。エアビーで延々探してるけど、安いとこ全然ないわ。どうしたもんかな。まぁあと数日悩みます。

行きたいところは概ね美術館と工芸館、それから食器屋さんと雑貨屋さんで、私は全世界どこに行っても結局私でしかないな、と当たり前のことを思う。韓国、パン屋さんも良さそうなとこいっぱいあってうれしいな、楽しみ。推しの聖地巡りとかももちろんしてみたいけど、でもそれは友だちと行きたいし……ひとりで行ってもいいけど、絶対友だちと行ったほうが楽しいもんな。あとはタルンイに乗って川沿いを走ったりもしたいです。
現代アートのギャラリーもいっぱいあるな~と思って検索するとだいたいナムジュンが行ってる。韓国旅行ってキムナムジュンごっこのことなのかもしれん。

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