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春忘却

2024年4月30日 (火) 21:01

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ゴールデンウィークは毎年メディアが「○○日有給休暇を取得すれば○○連休に!」みたいな言い方をするけれど、実際は「間は普通に営業してますよね?これを○○日にお願いできますよね?」みたいなことで、しっかり仕事がある。みんなもそうですか?よほど前々から根回しをしておかんと、こんなタイミングで「○○日有給休暇を取得」するのなんか、無理じゃない???
あと、そんな熱心に根回しをしてまで、こんなどこ行っても混みそうな、割高な期間に休みが欲しいと私は思わんし……
よって、少し休んでは働き、また少ししたら休み、みたいな感じ。家族旅行に参加しそこねたけど、しょうがない。

スパルタローカルズがワンマンをやるというので見てきた。なんやかんやで再結成してからもう10年経つの、やばい。
20年言うてるけど、スパルタローカルズかっこいい。まだかっこいいわ。なんでやねん。どうなってんねん。
ライブ中、何度か「これは思い出補正なのか?思い出補正ありきのかっこよさか?」と頭をよぎったけど、でももしそうなら、それも含めて続けてること自体がかっこいいから、結局かっこいい、と思い直した。歳を取って失うものが絶対にあるけど、それは歳を取って得るものと対になっているよな、と思った。歳を取って得るものが多いかどうかは、結局どうやって生きてきたかによると思う。あと、妙に色気があり、おじさんになったスパルタローカルズ、エロいな~とも思った。まぁ20年前も色気があるバンドではあったけど、エロくはなかった、はず。
コウセイおじさんが歌う「ハート」は当時より沁みたわ。良い曲だね。当時27歳の安部コウセイ、と思うと胸がくるしい。最近この「当時○○歳の○○」を見て胸がくるしくなるやつを頻発している。「Love you」当時26歳のKYG……とか「TENDER」当時26歳のホリエアツシ……とか、すごいきゅんとなる。「あのころはよかったな」みたいなのじゃなくて「こんなとこまで一緒に生きてくれてありがたいな」みたいな感じ。この感情の名前なに?まぁ「こんなとこ」は私の年齢を指すので、本人たちからしたら当時も今も「知らんがな」でしかないけど、でも何かを世に出して、それを10代の人間に刺したら、刺さったまま35歳になるってことは十分にあり得るし、私は多分刺さったまま死ぬし、こういうのって双方が当時は想定してないことっていうか、双方コントロールできるものじゃないやん。そら胸ぐらいくるしなるわ。
あと全然関係ないけどMCでちょっと博多弁をカマすの、ズルいと思います。草野マサムネさんもたまにやりますね、あれはズルい。方言てズルない????

20年来の友人が映画を観る人になったので(別に私の影響とかではない、全然関係なく)一緒に名画座へ行き「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と「バーレスク」を観てきた。私は今よりもっとお金が無かったころに目黒シネマと早稲田松竹に通いつめており、名画座には恩しかない。シネスイッチ銀座もです、お世話になりました。ざっくり言うとロードショーが終わった映画をかけるのが名画座です。タイミング逃して観れてない映画を映画館で観られるとか、2本立てやのに安いとかもあるけど、私は「何と何を2本立てにするか」というところに名画座の魅力を感じるのが好き。「モテキ」と「(500)日のサマー」を2本立てにした目黒シネマのこと一生好き。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と「バーレスク」はどっちも観たことある映画やけど、1回観たことあるだけの映画をそんな細部まで覚えてることは無いし、数年越しに観て感じる映画の良さや自分の捉え方の変化がおもしろいので、全然気にせず観る。休憩中はおやつに買っておいたかしわ餅を食べて、終演後はグリル一平に行ったのも良かった。名画座と洋食ってすごい相性良いと思う。なおかつ新開地・湊川エリアは開拓すべき洋食屋がいっぱいあるので、積極的に新規開拓していきたい。

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