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新しいジャケット

2016年1月18日 (月) 23:08

映画のはなし

「ネタバレとかうるせぇな」と大声で叫びながら生きてきたけど
今回初めて「絶対に誰も内容を話さないでくれ!!!」と思ったので、
ネタバレを嫌う人の気持ちが少し分かったような気がする。

スターウォーズを(ようやく)観ました。
いろいろあって、2Dを観て、その4日後に3Dでもっかい観た。
感想を書こうかな、と思ったけど、
まだ観れてない人とかDVDで観るしかない人とかのことを考えて
内容には触れないようにして、思い出を書くことにしよう。
内容を書くより「面倒なヤツ」感があるけど別にいいや。

子どものころ、家の近くには「ビデオ合衆国」という(ヤバイ)名のレンタルビデオ店があり、
週末は家族みんなでビデオを借りに行くことがよくあったのだった。
わたしたち姉弟3人は、
映画好きの父が選んだ「バックトゥザフューチャー」「インディージョーンズ」「E.T.」あたりの80年代ハリウッドムービーの数々、
そして「スターウォーズ」シリーズを繰り返し見る、という”英才教育”を受けて育った。
「スターウォーズ」に関しては既にファントム・メナスが劇場公開されていたと思うけど、
公開順にエピソード4から、全部字幕で見ていたと思う。
これを”英才教育”と言わずしてなんと言うのか。
わたしたち姉弟3人は、誰一人この”英才教育”から落第することなく、
三者三様に、好みの違いこそ多少あれど、映画好きに育った。

その後のわたしの映画人生(?)は、これらのハリウッド映画を基盤としてスタートしたと思うし、
勉強をしろとか、いい大学に行けとか、子どもらしく児童書を読めとか、
とにかく何ひとつ強要してこなかった父が唯一
「今日はみんなでこの映画を観るのだ!」と言って
ほとんど強制的に選んだ映画たちを
わたしは今でも愛しているし、姉も弟もきっと、そうだと思う。

エピソード3を映画館で観た、まだわたしが10代だったあのころ、
また続きを映画館で観られる日が来るなんて、考えもしなかったし、
父もきっとそうだったのでは。
生きている間にまたあの黄色いロゴが宇宙空間にバーンと出るのをスクリーンで見られるなんて、
下から上にスクロールするオープニングを見られるなんて、
すごいことだ。うれしかったし感動した。

弟はまだ観てないような気がする。
しんくん、悪いこと言わんから映画館で観ときなさい。
お金ならお姉ちゃんが出してあげるから、3Dで観ときなさい。

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