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中島らも

2011年2月1日 (火) 18:28

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東京に出てきてすぐ、部屋にはテレビがなかったので、暇な奴にありがちな「一日中テレビを見て過ごす」ができんかった。
パソコンもなかったので、DVDをみるわけにもいかず。
学校が始まってないので友達もおらず。
バイトを始めたばかりでお金もなく。
とにかく手持ち無沙汰だったので、本をたくさん読んだ。
もともと本はだいすきだ。
本はいいぞ。
長い時間つぶせるし、さらに図書館で借りればタダですよ。さいこー。

大槻ケンヂにハマったのはそのころだ。
最初に読んだのは「神菜、頭をよくしてあげよう」だ。ブックオフで105円だった。
「リンダリンダラバーソール」
「グミ・チョコレート・パイン」
「ロッキン・ホース・バレリーナ」
どれもおもしろかった。
「我が名は青春のエッセイドラゴン!」も読んだなぁ。
ぜんぶ、何回も読んだ。
何回読んでもおんなじとこでフフフってなって、おんなじとこでううぅってなる。
本はある程度たまると、もう読まないものは売るか譲るかしているが(かさばるから)
オーケンの本は手元においてある。また読むから。あと誰かに読ませたいから。

そしてその中で、何度もお名前をお見かけしていました、中島らもさん。
『わたしがすきなオーケンがすきならもさん』ということで、いつからもさんの本を読もうと思っていました。
そんなもん思ってないでちゃっちゃと読めばいいのですけど、まぁそういうのはタイミングであるからして、なぜか一冊も読んでなかったのだ。
そして最近ようやく一冊、らもさんのエッセイを買いました。
そんな気合い入れて買ったぜぇ!!!とかではないけど。
でも頭っからずっとおもしろくて、どうしよう!!これは!すきだ!やったぜ!

なんかこの、『わたしがすきなオーケンがすきならもさん』をわたしもすきになったというループがおもしろいし、すごいなぁと思うねんよな。循環するかんじが。
『わたしがすきな健ちゃんがすきな布袋さんがすきなXTC』をわたしもすきになったりとか。
まぁこのループは発生する確率が高いのでしょうけどね。『すきなひとのすきなものをすきになる』ことの繰り返しやから。

ということで、しばらく本ばっか読んで生きる。

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