タナカノゾミのポートフォリオサイト

blog

リデュース

2023年6月1日 (木) 21:40

uncategorized

年齢のせいなのか、まぁたぶんそれも一因ではあるだろうなと思うけど、例えば「ひとりでさびしいでしょう」みたいな、相手が勝手に設定した前提ありきで、話を進められることがある。これまじで、勘弁してほしい。私は感情を人に決められるのが心底嫌いだ。私はっていうか、みんなもそうだと思うけど。人に感情を決められるの、本当に嫌です。その感情に名前をつけるかどうかすら私が決めることなのに。私だけに決める権利があるのに。

こういう場合「違います」ときちんと否定しても「でも本当は…」だの「あなたの深層心理では…」だの「自分では認めたくないかもしれないけど」だのと、相手の決めた感情を強制されることがあまりにも多い。私の許可なく私の深層心理の話してんの何?は?

そもそも違うときは「違う」としか言いようがないので(だって違うもんは違うから他に言いようがない)私は一生懸命言葉を尽くして「違います」を説明するが、何をどう説明しようと「意地にならないで」だの「認めちゃったほうが楽だよ」だのと返され、終わりがない。なおかつ、一生懸命言葉を尽くせば尽くすほど「ムキになって否定しちゃってwww」とか言われて、ほとほと疲れる。まぁ引きの画角で観たら確かに「図星さされてムキになって言い返してる人」に見えるだろう。

とは言え私は「そうなんですよ~さびしくって~」と適当に調子を合わせるくらいのラフな対応が出来ない。相手はゴールを設定して話始めてるんだから、私がそのゴールにさっさと入ってしまえばいいんだろうってことは分かる、分かるけど、でもやりたくない。「やりたくないがこの面倒な局面を回避するためには致し方ないな!」とも思えない。もうちょっと年取ったらできるようになるだろう、と思っていたけど、そういうわけじゃなかったみたいだ。甘かった。
加齢によって得られるものは本当に多いし、そのほとんどが役に立つし、生きるのが楽になってきたけど、さすがに全解決!とはならない。むしろ「自分の性格上どうにもならない部分は加齢によって、より明確にどうにもならなくなっていくんだな」ということが分かる。

これの何が腹立つって私の感情を、私以外の人間が決定してる部分にあると思う。私の感情はいつだって私が決めるものなのに。私だけに決定権があるのに。

どうにかできないのかな、と思い、回避策をよく考えるが、あまり良いのが思いつかない。唯一「これでいけるかもしれん」と思っているのは、シンプルに無視すること。
「あ、この人は私の感情を決めつけて話すすめようとしてるな、もうゴール決まってんな」と感じたら、そのまま否定も肯定もせず、無視する。相手が何を言ってこようと、言ってくることが全部クソほど的外れでも、何も話さず、無視する。相手はいずれ飽きるだろうし、これでいけると思うんですけど。……だめ?いけない?

いずれにしても私はしゃべりすぎる傾向があるな。あんましゃべんない人になりたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

archive