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まっすぐ立ててる
2023年8月30日 (水) 19:48
夜、映画を観終わってUnextを閉じたらテレビでバスケの試合をやっている。画面に「LIVE」の文字が見える。あ、これもしかして、ワールドカップの、あれか。こんな時間にやってたんか。ぼんやり眺めていたら、小柄でめちゃくちゃスピード感のある選手がサクサク3ポイントシュートを決め、あれよあれよという間に逆転し、そのまま勝った。なんてかっこいいんだ……なんかすごいもの見たな。
映画は8月までに133本観る必要があるが、現在123本、少し遅れている。平日は2時間以内の映画なら無理なく観られる。
今月後半は「観たい映画リスト」を下から(つまり古い方から)順に観ている。どこかで予告編を観たり、誰かのレビューを読んで気になったものや、他の作品を観ていて気に入った監督の過去作だったり、いろんな文脈で「観たい」と思ったものをリストに入れているが、大抵はその文脈自体を忘れてしまっている。『行き止まりの世界に生まれて』は下岡晃が観た、とインスタか何かで言っていた映画だ。めずらしく文脈を覚えている。
街や家族が持つ閉塞感と、そこに取り込まれていくことの恐怖、自覚があったりなかったりすること、繰り返してしまうこととそこから抜け出そうとすること、いつでもどこにでも(探せば結構)希望はあること、なんかがぐちゃぐちゃになったドキュメンタリー映画で、何の涙かわからないがボロボロ泣いた。私もあの街に住み、スケボーに乗って、皿洗いのバイトをしていたのかもしれない、と思う。いや、ある意味ではそうだったんだろうな。だって、国や人種や性別が違っても、人間が生きていくことは閉塞感と恐怖と、それから希望とでぐちゃぐちゃだからだ。
「観たい映画リスト」はあと100件くらいあるが、いけそうなら今年これを全部観終わりたい。が、配信されていない作品もあるので難しい。
たまにはある意味ファンタジックで気軽なラブコメとかが観たいけど、そもそもここ数年ラブコメ作品自体が無くないですか。そういう時代なの?邦画も洋画も、誰もラブコメを撮ってない気がする。ラブコメっつーか、恋愛を主題にした映画、いやそれがラブコメか、全然なくない?誰も撮ってないよ!いや「誰も」は言い過ぎか。大九明子監督がいるもんな。
ラブコメっつーかロマンティックコメディとか、そういうやつ。そういう気軽なやつが観たい。ハッピーエンドで大団円の、楽観的なやつ。いやまぁ昔の映画ならいっぱいあるだろうけど。
とは言え、昔のラブコメを観ると「ウッ……」ポイントが多く、それはそれでしんどい。
キュンポイントより遥かに「ウワァ、女性を着飾って添えとくものみたいに扱うのやめて」とか「あぁ男らしさが一種類しかない、みんなしんどい」とかを喰らって落ち込むポイントのほうが多いのだ。結果、歴史資料を観るような気持ちになってしまって全然気軽じゃない。
最近観てよかったラブコメ作品はイギリス王室の王子とアメリカ大統領の息子が恋に落ちる小説原作の映像作品『赤と白とロイヤルブルー』です。おとぎ話すぎるファンタジックな設定のわりにテーマは不変的でよかった。こういう未来が来たら良いのに、と思う。
カトラリー類を買い替えようと思って、いくつか注文した。ディナーフォークとかは引っ越した時に買ったけど、ケーキフォークとかティースプーンがボロボロで、さすがに買い替えようと思って……なるべく長く使えるものにしたいので2年くらい探した。出来るだけ軽くて、クラシカルなデザインのが良い、サイズは小さすぎると使いにくいし、かといって大きすぎるのは不格好で、過度な装飾は要らないけどあまりに素っ気ないとかわいくないし、カトラリーって難しい。一番欲しいやつは欠品しているので、定期的に在庫が復活しないか見に行く必要がある。
閉店間際のトミーズ(パン屋さん)に駆け込んだら、ドーナツが買えてうれしい。最近ずっと買えなかったから……
デニッシュ系のもっちりしたパンが食べたくて、ミルクローフを買った。帰り際、店員さんが「○○○のご試食どうぞ」と言って、何か手渡してくれたので「ありがとうございます」と言ってリュックに入れたが「○○○」の部分が聞き取れなかった。何か分からんが、試食をもらったらしい。うれしい、ありがとうございます。家に帰って袋を開けてみたら、パネットーネの試食だった。うれしい。「パネットーネのご試食どうぞ」だったのか。好きなの、パネットーネ。でも、なんでこんな時期に?(※パネットーネはクリスマスに食べるイタリアの食べ物)
正直パネットーネを買わない理由は「何か分からないから」でも「おいしくないから」でもない、ただ「サイズがでかいから」だ。パネットーネ、なんでどこの店のもでかいの?ハーフサイズとかあれば買うのに。あれは冷凍できるんかな。でもトーストして食べる感じじゃないから、なるべく冷凍したくないけどな。
CDコンポが壊れたまま家に置いてあるのが気になっている。Bluetoothスピーカーとしてはまだ使えるけど、CDを読み込む部分が壊れてしまったみたいで、再生できなくなった。家にCDを再生する機器がこれしかないので困る。CDは400枚くらいあるというのに、1枚も再生できないのだ。メーカーは製造を終了しているし、修理も受け付けていないので、買い替えるしかないんだと思うけど、なんかもったいなくてやだな。やだけど仕方ない。どこのにしようかな。
「あのブログってめちゃくちゃ“泄”だと思うんですよ、あれが仕事になるとか、売れるとかそういうの全然どうでもいいでしょ?出さなきゃ死ぬから書いてるでしょ?」というようなことを言われた。そう、そうなの、出さなきゃ死ぬから書いてるの、出さないと、胃とかに積もったいろんなのが、腐って、喉につっかえて、だんだん自分が動かなくなる感じがするんです。
一方で「Twitterはおもしろいけどブログはあんまだったから読んでないよ、ああいうの誰向けに書いてんの?時間無駄じゃない?」というようなことを言われたこともあったな、と思い出す。
同じものを見ているのに、わかる人とわからない人がいるのは何故なんだろうか。「身に覚えがあるかどうか」の違いってこと?「同じものを見ている」の前提からして違うのかな。
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