タナカノゾミのポートフォリオサイト

blog

図書館は荷ほどきのあとで

2022年5月17日 (火) 21:32

きのうみた夢の話

久しぶりに長い夢を見た。海外旅行に行く夢だった。いかにも夢みたいな夢だ。海外旅行、行きたい。もはや行き先はどこでも良いから海外に行きたい。夢の中の旅行先は最後までどこの国か分からなかったが、少なくとも英語圏ではないようだった。

空港を出てUBERに乗りホテルに着くと、今はオスロにいるはずの友人が私を待ってくれていて、そのままレストランに入った。一緒に食事をするのかと思いきや、友人は私を座らせたあと店を出て行って戻ってこない。

私はウェイターに朝食セットのようなものを注文し(私は現地のものらしき言葉を話せるらしい、俯瞰でそれを見ている方の私が驚いている、夢はこのように、大体が都合の良い設定で進むのでズルい)そのあとは何か書きものをしている。まわりの人たちはビュッフェスタイルで朝食を取っており、レストランの中央には食べ物が並んでいた。私も自分で取りに行くのか?と思いながら、誰かに聞けばいいのに、長々ぼんやりとしている。

しばらくすると私の向かいの席に初老の男性が座り、たまご料理らしきものを小さいフォークでちまちま食べている。それ、果物とかを食べるフォークじゃないの?フォークというより、ピックに近い。食べにくいでしょう。
ふいに「食べ終えたら図書館に行かないか?」と聞かれる。……え?なに、図書館?図書館か、いいね、いいけど、むしろ行きたいけど、あなたは誰ですか。
夢の中の私は「いいですね、でも荷ほどきをするからその間少し待ってくれますか?」と男性に聞き、彼は「もちろん良いよ、私は全部の服をハンガーにかける派だよ」と言った。気が合うね、私もホテルに着いたらすぐに全部の服をスーツケースから出してハンガーにかけたい。スーツケースを開けっ放しにして、クローゼットみたいに使うのが、やなの。気が合うね。気が合うけど、あなたは誰ですか。

そこへ、先ほどのウェイターが私の朝食セットを運んできてくれる。四角い大きな白いお皿に、少しずついろんな料理がきれいに盛り付けされている。料理はどれもビュッフェ用に並んでいるものと同じに見える。なぜ私は自分で取らないの?なにこれ、どういうルール?
トマトと煮込んだ豆の料理がおいしいが、私は入っている肉が何の肉か分からない。牛豚鶏でないことだけは確かだが、おいしいのでどうでもよかった。ジュースは4種類あり、テキーラを飲むときみたいな小さいグラスに入っている。4種類あって、色も違うのに全部まったく同じ味がして楽しかった。嘘つけよ、そんなわけないやん、と思うが、ひと口で飲み干してしまう量なので、もう一度飲んで確かめることができない。全部おんなじ味なの?なんで??

先に朝食を済ませた男性は特に何も言わずに私に会釈をして席を立ち、私は四角い大きな白いお皿に並んだ料理を左上から順に食べた。なぜ左上から順に食べるの?そういう決まりなのか?

このあと、私は荷ほどきをして、部屋のベッドから足を床につけて上半身だけが横になるような体勢で40分ほど仮眠をとったり、友人の友人に紹介されてその人のおばあちゃんの家(すごく古くてとても立派な家だった、私はそのおばあちゃんが訝しがるほど大量に写真を撮った)を見学させてもらったり、件の男性と歩いて図書館に行ったり(男性はもともとここで司書をしていて、今は大学生だと言っていた、うらやましい)、その帰りに花屋さんに寄ったり、そこで買ったパンとパテとワインを川沿いで食べたりして、夢は長く続いた。
よく考えると花屋さんでパンとパテとワインを買うのは変だし(花も売っていたが私は買わなかったしそもそも買う気がないようだった、パテはすごくおいしかった、たぶん豚のレバーパテ)、夢の中で仮眠を取っているのもめずらしい(たまにこういう2段階の夢見るけどね)。
無事に起きられてよかった。超超超旅行いきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

archive

latest posts