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23時就寝
2022年6月1日 (水) 21:50
私自身は結婚もしていないというのに不倫の相談を受けることがあり、毎度不思議だなと思う。年齢的に不倫しやすい年代に差し掛かっている、ということなんだろうか。なんだよ「不倫しやすい年代」って。でも20代のとき、誰も不倫なんかしてなかったと思うけど……
私は不倫は経験がないが、話を聞く限り「家庭はもうとっくに破綻してるから」「妻(夫)のことはもう愛していないから」などの呪文のような常套句によって関係を開始し、そのまま関係を維持しているケースが多いっぽい。恋愛と結婚と生活はどれも人間が人間同士でやることなので、それなりに連携したり連動したりはしているものの、いずれも別物なのだな、と思う。結婚によって恋愛が終わるケースもあるし、恋愛がうまくいく相手と生活もうまくいくかどうかはまた別の話だ。
と、エラそうに達観したようなことを言っているけど私は今現在、前述の3つのうち「生活」しかやってないので、何も知らんけどな!不倫のご相談はご自由にしていただいて構わないが、すべての終着点が「知らんけど」なのを許してほしい。だってまじで知らんもん。つーか不倫自体も当事者だけで完結して誰も傷つかないなら自由にやれば良いんじゃないの、と思うけど「当事者だけで完結して誰も傷つけない不倫」をフィクション・ノンフィクションを問わず見たことがないので、無理なんだと思う。
とはいうものの「30過ぎて白馬の王子様を待つなよ、もう来んから、わかるやろいい加減」と早口で言いながら、あぁこれ自分で自分に言ってるなぁ~と思ったりもしている。深夜の電話はいろんな感情を鋭角に抉るので楽しいけど危険ですね。
私に王子様は来ないし、そのことを嘆くには私は「大丈夫すぎる」気がする。そもそも舞踏会に出かけて行ってガラスの靴を落として帰ってくるようなセンスも技量もないくせに、どうやって見つけてもらおうというのか。無茶言うなよ。嘆くラインに達してないよ。
嘆かないなら屋根裏部屋でただジッとしてるのもアレだし、ガラスの靴は歩きにくそうだし、好きなスニーカー履いて生きるほうが楽しいだろう。カボチャの馬車は用意されないけど、でも自転車は150円で借りられるし電動アシストだって付いているのだ。どこへでも行けるぞ。
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