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being alive
2021年2月25日 (木) 21:47
「花束みたいな恋」について考えている。映画は見ていない。ただ「花束みたいな恋」について、考えている。私がしてきた恋と、それが「花束みたいな恋」かどうか、を考えている。
「花束みたいな恋」が映画でどのように定義されているのかはわからんが(見てないから)、私が想像するに、それは美しく、良いにおいのする思い出や記憶の数々を花のようだと感じ、それらを束ねたらまるで花束だった、あの恋は花束みたいだった、というようなことだと思う。すてきですね。ま、これまでの私には「花束みたいな恋」は皆無、という感じ。
数年前の私なら「恋なんて年甲斐もないこと、これから先も、もうないない」とか言いそうなもんですが、最近は「人間の感情に年甲斐もクソもあるか、知ったようなことを言うな」と思うようになったし、あらゆる感情の解像度が上がっていく感覚がある、その結果、花屋さんで名前の分からない黄色いフリフリしたお花を買って帰ることになる。「花束みたいな恋」は未経験でも、花束は仕事の帰りに小銭で買える。
月に1000円くらいまではお花を買ってもいいことにしている。花屋さんにもよるかもしれんけど、どんなお花も大体1本100円前後で買える。もっと高いのももちろんあるけど。つまり、コーヒーを1杯飲むくらいの金額で、4~5本のお花を買うことができる。
家にお花があることに、特に大きな意味があるわけではないけど、帰って「あ、お水換えたげよ」とか思うの、わりといいかなと思って…自分以外の有機物が多い方が、家がいい感じになると思うし。「良い感じ」ってのは「良い感じ」って意味で、そのままの意味です。
「マリッジストーリー」を見たらスカーレット・ヨハンソンが大変良い仕事をしていて感動し、そういえば「ロストイントランスレーション」も離婚の話だった、あれはソフィア・コッポラの、あぁスパイク・ジョーンズの話、と思い出した。さらに監督のノア・バームバックは「イカとクジラ」でも離婚の話をやってたな、と思い出し、調べてみるとあれは両親の離婚についての映画だった様子。全部まとめて見返そうかな、起きてる間は常に何らかの映像作品を見ている気がしてきた。週末はお風呂屋さんへ行って岩の上で寝るなどしたい。
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