TANAKA NOZOMI

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歩道橋の下に秘密基地を作ったことがあった

2019年12月13日 (金) 22:34

uncategorized

忙しい。12月ってこんな感じやっけ。毎年?忙しい。忙しいね。

忙しいけど近々引越しをしないといけない。いや「いけない」ことはない、べつに来年の秋ごろにしてもいい。
でもなるべく早く住みたいよね、お金も払ってるしさ…来週には竣工の予定です。いよいよだー!(紅だー!)
冷蔵庫と洗濯機、あと客用布団も買わなきゃ。
客用布団て私が買うの?客側が買ってくれるってことはない?と思ったけどそんなわけないな。適当なことを言ってすみません。どうか気軽に泊まりに来てくださいね。たのしくておいしい家にしようと思っています。
あとソファとテレビ台にするテーブルを配送してもらうのに、お店に電話しないといけない。
その前に引越しの日を決めないといけない。ほら、やっぱ引越し急ぐよ、来週末見積取るか。今週はもう予定がみちみち。

それから年賀状を刷らないといけない。これは「いけない」。25日までに投かんすんだっけか。
どうせなので自分が送る分も刷ろうかな、と思ったけど、送るには住所が要るのだ。当たり前だ。
「年賀状を送りたいので住所を教えてくれませんか?」と聞いても、気味悪いと思われないだろうか。
人によっては「年賀状を送りたいので本名を教えてくれませんか?」も聞くことになる。気味悪いと思われないだろうか。怖い。
私が聞かれる側だったら「わざわざ年賀状をくれるのか~どうもご親切に~」ぐらいの感じになるとおもうけど、逆になると急に心配になるわ。なにこれ。どうすればいいの。

あとは年末年始の予定を立てないといけない。これはまぁそんな、いいか別に。
読む本が溜まっているし、最近映画も観てないし、引越しが決まったら荷造りもあるし、家でゆっくりしよう。

昨日、平民金子さんの「ごろごろ神戸。」(という本、こないだ出たやつ、ご存じない方はご一読を!→市役所のホームページで読めます)を予約していた1003という元町にある本屋さんに受けとりに行ったら、これは素晴らしい本屋さんで、行ったこと無かったんですけど、なんとなく名前は知っていたぐらいで、古書と新刊とどっちも、あとジン的なやつとか、いろんなものがわさっと置いてあって、引き戸をひいて入ったら瞬時に「あぁいい本屋さん、これはすきなやつ」と思った。ひとめぼれに近い。ビールも飲めるらしいのよ。
見たことない出版社の本がたくさんあったので、装丁が気に入った本を2冊買ってみた、これはいい買い物をしたぞ。何を買うと決めていない場合は特に、こういう本屋さんが良いねぇ。

本と言えば、こないだ従姉妹の娘に今年読み終わった文庫本で好きだったやつをいくつか渡したら(小さいときから本が好きな子だった、今は中学生、好きな本は梨木香歩の”西の魔女が死んだ”とのこと、センスいい)喜んでくれてよかった。この数年の間に、本を読まない子になっている可能性もあったし、それならそれで、私は構わないし、本が必要ない人だっているからね、別にわるいことでもないし、でも「くれるの?うれしい、読むよ」と言っていたのでよかった。
私はずっと本が要る人だ。30年生きて、本が要らない時期が無かった。子どものころは、本を読んでさえいればどこにでも行けたし誰にでもなることができた。大人になってからは、本を読んでいると、どこにも行けず何者にもなれない、そういう自分をひっそりと肯定することができる。だって、私は本当は、どこにでも行けるし、これから何者にもなれるんだよ。私は明日ラトビアに向かう飛行機に乗ることができるし、今日の晩にコンビニ店員になることができる。
「物語はかくまってくれる友人のようだった、特に子どものころには」と言ったのは誰だっけ。

従姉妹の娘、ずいぶん口数の少ない子になってたけど、自分があの歳のころを思うと、まぁあんなもんか、と思い直した。あれぐらいの歳、しんどいよな、人生で一番しんどかったかもしれん。
個体として認識できないので大人はみんな異星人のようだったし、先生は先生という種類の生き物だと思っていたし、私はノートに書き連ねる以外の感情を表現する方法を知らなかった。息をしているだけで面倒なことに巻き込まれ、その面倒なことから逃れるために軽率に人を裏切ったりした、そのことを後悔し、かといって忘れることもできず、その結果、胃に鉱物が入っているような生き方をしている、今も、あぁ思い出してるだけでしんどい、みなもこのような鉱物を胃に入れているのだろうか、それなのに平然とした顔が、初めから大人だったような顔ができるのか、だとしたらすごい、私はいつそれができるようになるのか、嫌味ではない。私は日本酒をたくさん飲むとこのあたりの嫌な記憶を反芻することが多いのでなるべく飲まないようにしています。あの子は今そのあたりの年齢なのだ、と思うと、かける言葉がないよ、まぁ何もかけなくていいのだけど。
でもあと4~5年もすれば、だんだん人生がおもしろくなってくるはずなので、まぁ本でも読んで、どうにかしのいでほしいな。その4~5年が永遠のように長いことを私は知っているけど、それでもなお。

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