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未発見の臓器

2019年11月1日 (金) 18:35

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感情には基本的に全部名前がつくもの、として長らくやってきたような気がするけど、これをもう終わりにする、終わりにしたいと思う。相手が居る場合は私の感情に名前が付いていた方が事がスムーズに運ぶケースが多いかもしれないので、引き続きそれでいいけど、私が私の感情を処理するだけの場合、それに名前ぜんぜん要らない、必要ない、ということに急に気が付いた。

こういうことにちゃんと気が付くまでに、めちゃくちゃ時間かかるの、何なんだろう。というか気づいてはおるのかもしれんけど、なんつーか遠いんだよな、本体っつーか、母体と繋がってないから、道が通ってない、みたいな感じだよ。遠い島みたいな感じ。見えるけど行き方わからん、みたいな。

それがある日、散歩しながら白バラコーヒーを飲んでいるときとかに、急に、スコーン!と開通したりする。突然、降ってくるみたいに「あぁそうか」と思う。「わかっちゃった」と思う。腑に落ちる。繋がった道を歩いてって、そこに島があることが分かる。

というか私ずっと感情がいっこにならないの、不便で、面倒だな、と思うんですけど、みんなもそうですか?私だけがこういう感じですか?
でもみんなもそうだと良いのにな、そしたらみんなも名前を付けてない感情を胃にいっぱい入れていて、それでも今「たのしい」とか「さみしい」とかって言ってくれたんだな、と思うから、そうしたら他にもいろいろあったのにそれを、その感情を選択して、私に伝えてくれたんだな、と思えるから、なんかそっちの方が私は安心する。

こういうときの「みんな」って誰のことを指すのかさっぱりわからんよね、私もわからん。でもそのフワッとしたやつを置いておいても誰にも怒られないのがインターネットのすばらしいところだな。いつでもどこでも誰でも見られるのに、見ようと思わなければ誰にも見つからないでいられる。

これからアナログフィッシュとヒント観てくる、超たのしみ。
ヒントのボーカル、安部コウセイは出会ってからずっと私のパンクです。ピノキオの良心ことジミニー・クリケット、みたいな感じで、私のパンクは安部コウセイ。
アナログフィッシュは私の好きな人が20年やってる最高のバンドで、好きな人っていうのは下岡晃のことです。

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