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làppola

2021年10月29日 (金) 21:49

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久しぶりにすきなトラットリアへ行き、魚介と青じそのオイルベースのパスタを食べたらあまりにうまいので顔がバチギレてしまい、その顔が目の前に置いてある感染防止対策用アクリルパネルに映っているのでげんなりした。最近はあまり日常的に「げんなり」することが無いので、「おぉ…これがまさに”げんなり”やん…」と思い、いささか感動もした。
誰かと一緒に食べているときは「おいしいねぇ~!」と言い合ったりするので、そうでもない(と思いたい)のだが、一人で食べているときは本当に顔がバチギレてしまう。脳内は「おいなんや、めちゃくちゃうまいやないか、なんでこんなうまいんや、何入れたんや、ばりうまい、どないなっとんや」みたいな感じになってしまうし、なぜうまいのかを分解し始めるので、どんどん険しい顔になる。

「おいしいものを食べると笑顔になる」というような言説について否定したい気持ちはないものの、「本当に…?ひとりでも…?」とは思っている。私はそろそろ鏡を見ながら、おいしそうにごはんを食べる練習をしたほうがいいかもしれない。

シェフ、もし厨房からこちらを覗いたときに私の顔がバチギレていても、誤解しないでください、シェフ、めちゃくちゃ美味いです、ソースをバゲットに全部吸わせて食べているのはうまいからなんです、少し甘みを感じるのは何ですか、もしかしてナッツ系の何かが入ってます?こんなに贅沢に帆立が入ってて1,150円なのはどういうことなんですか?いやありがたいです超うまいです、顔がバチギレていてすみません、私の顔は無視してください。

そういえばジンくん(推し)はいつもおいしそうに食べる。べつにずっとニコニコしてるってわけじゃないけど、食べてるとき終始ご機嫌にしているし、おかずをごはんにのっけたり、おかずにキムチをはさんだり、楽しそうに食べている。咀嚼しているときの口元もかわいい(口元以外もかわいいが)し、「ん~ましったぁ!(おいしいなぁ!)」としょっちゅう口にする。
自分で作って人に食べてもらうのも好きそうだ。デビュー前のブログとか読んでると「鶏むね肉と玉ねぎとパプリカしかないけどこれでなんとかみんなの晩ごはんを作るぞ」などと書いてあって、そのいじらしさに泣いてしまう。あとその「手持ちの材料と道具でどうにかする、やれることをやる」みたいなスキル、すごい大事なことだよな…私は君のそういうシンプルでミニマムな性格がすごく好きだよ。
あれ、なんかジンくんが好きって話になったな。なんの話やっけ。えーと、ジンくんが好きです。

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