TANAKA NOZOMI

BLOG

ムーンライト

2022年12月13日 (火) 20:13

uncategorized

推しが、いやジンくんが、大好きなジンくんが、ついに入隊してしまった。私はこの数ヶ月を、あと1ヶ月、あと10日、あと3日、あと2日、と思いながら生きてきたし、ジンくんは短く刈り込んだ髪をセルカで見せてくれて「本人の言う通り、思ったよりずっとかわいいね」と友人たちと言い合ったし、今日はさすがにもう大丈夫だろうと思っていたのに、朝weverseに来てくれたのを見てまた泣いた。私何回泣くんだ。もういいよ。
ここ数ヶ月「彼のお母さんはもっと寂しくて悲しいはずです」みたいなツイートを見かけては「ほんとにそうだな、私はただのファンなんだから、これまでどおり曲を聴いてライブ映像とタリョラとボンボヤと森を観て、毎日ジンくんの健康と幸せを祈っているべきだよな」と思うのだが、その数分後には「でも私だってすごく寂しいしすごく悲しいよ、お母さんと比べるようなものなの?感情ってそういうのじゃないやん…」とべそべそ泣いたりしていた。情緒よ。一旦安定してみよっか?深呼吸できる??

「部活みたいで楽しかったって人も多いし、友だちも出来るし、そんなに重く受け止めなくても」という意見に「なるほどそういうもんか、まぁ合宿とかってキツイのはキツイけど、でも楽しい思い出になったりもするしな」と少し気を楽にしていると、今度は「軍事訓練なんだよ、遊びに行くんじゃない、軽く捉えないで」などの文章を見て、また泣いている。こわいよ。やっぱりいかないでほしい。危ないところにいってほしくない。ジンくんが手に持つのは銃じゃなくてピンクのキラキラのマイクであってほしい。でも私に出来ることは何もない。こんなのは「無力感」ですらない、本当に何も出来ないのだ。口を出す資格も権利もない。

でもこんなことが、何十年も繰り返されてきたのだ。息子や、孫や、兄弟や、友人を、恋人を、こうやって送り出さないといけなかった人たちが、何万人もいたんだ、今もいるんだ。そして、韓国で男に生まれたってだけで、こうやって「行ってきます」を言わなきゃいけなかった人たちが、何万人も。今も。
学生時代に仲良くしてくれたカンちゃんとミンちゃんは韓国から来た留学生で、確かふたりともお兄さんがいたはずだ。こんな気持ちだったのかもしれない。こんな気持ちで、お兄さんを見送ったのかもしれない、ふたりとも、でも私は聞かなかったし、全然知らなかった。
……よく知らずに生きてこられたな、私。まじでなんにも知らないな。
そしてこんなことになったのは戦争のせいだし、日本も大きく関わりがあることなのだ。もちろん私個人は関わっていないし、私が生まれるずっと前の出来事ではあるが、だからといって「私は関係ない」とも思えない。かと言って、何をどうすれば徴兵制度が無くなるのかもわからない。「無くすべき」とも言い切れないし。

結局ここへ戻ってくるけど、私に出来ることは元気で、健康で、仕事して、楽しく暮らすことだけだ。身近な人を大切にして、経済を回して、好きなものにたくさん触れて、おいしいもの食べて、よく寝て、笑って生きることだけだ。くだらないな、そんなことしか出来ないのか、と思わなくもないけど、でもジンくんはいつも元気で、仕事して、おいしいもの食べて、たくさん笑って生きている人だ。どこにいても、誰といても、その場所で自分がすべきことが出来るし、どんな状況でも自分が出来ることを見失ったりしない。倣わないでどうする。

ジンくんはメンバーみんなに見送られて、無事に入隊したらしい。よく考えたらメンバー6人の方が私よりジンくんに会えない期間が長い。たぶんグクは最後に行くから、誰にも見送ってもらえないのかもしれない。それともジンくんが戻ってくるころにグクが行くのかな。そうだといいな、みんな「おかえりなさい」と「行ってきます」を言えるメンバーがいるといいな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ARCHIVE

NEW ENTRY