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DON’T TRUST ANYONE BUT US

2018年5月11日 (金) 21:00

音楽のはなし

ELLEGARDENが復活、とのこと。
昨日ちょっとだけ残業したあと、帰りの電車で、どうやらそういうことらしいと気が付き、
一晩経って今、なんか、うれしみがすごい。

昨日はそっか、10年か、と思うと同時に
「10年間片時も忘れずお帰りを待っておりました!」って言えるのかよ私は、って気持ちになって
だって他にも聴くもんいっぱいあるし、私は音楽が好きで、しょうがないじゃないか、
ELLEGARDENのことはいい思い出っていうか、
アジカン、テナーに並んでティーンエイジャーを捧げたバンドのひとつではあるけど、
懐かしい~!エモ~い!って言うだけの薄ら寒い生き物になるのは嫌、みたいな気分になって
複雑!コンプリケイテッド!不自由!と思っていたんですけど、
けど今、一晩経って今、ややこしいことを考えんなよバカのくせに、と考え直し、
その結果、うれしみがすごい。
そっか、素直に喜べばいいんでしたねこういうとき、そういうバンドでしたね。

10年間待ってたか、と言われると、
それはもうよくわからんが
復活がうれしいか、と言われると、
完全にうれしいよ、おめでとうありがとうお帰り。

何せ細美武士は私にとって永遠のヒーローだ。
めちゃくちゃいい曲を書いて、それをめちゃくちゃいい声でうたって、
ただ強いだけじゃなくて弱いからこそ強くて、やさしくて、かっこよくて、
いつどんなときでも(会ったことないけど)私の味方だ。
背中にマントも見えるぜ。空も飛べるぜ。

あんなに死に近い人を見たことがないので、彼が歌うのを見ると、
「そんなに死にそうになるなら音楽なんかやめていいのに」と思う気持ちと
「ああこの人は歌わないと死んじゃう人だ」と思う気持ちが
胃の裏の方にある名前のついてない臓器から同時に湧き上がってきて、
頼むから元気でいて、ごはんちゃんと食べて、夜はあったかい布団で寝て、
みたいな気持ちになる。断じて母性ではない。畏怖にも似たやつ。

そんな私のスーパーヒーローである細美武士とうぶくんと高橋と雄一が
もう一回ELLEGARDENやるっていうなら、
そんなん万歳三唱でよろこぶし応援するよ。

ライブに行くかどうか(そもそもチケット取れるのかどうかは置いといて)悩むけど
フジロック終わってお盆休みまでの間の1年で一番休み取りにくい日で、困ったね。
でも復活ってことはこっちにも来るよね、来てよ、頼む。

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