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日記

2019年9月7日 (土) 12:34

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osicomagazine(https://osico.me/osicomagazine/)を読み終えた。届いてからずっと鞄に入れて持ち歩いていて、ちょうどよいタイミングが来たら読むぞ、と思っていたけど来なかったので、今読んだ。洗濯機が回っており、外はえらく暑い、さっき帰ったみほは家に着いたころかな。「日記から始める」というテーマのosicomagazine、おもしろかったなぁ。何度も読める、と思った。実際こういうの何度も読むんだよ、なんか思い出して、取り出して、何度も読む、生活にあるものとして、受け取りました。いいものを買ったなぁ、これを作った人から買えるの、最高でしょう。

私も日記っておもしろいと思うけど、自分の日記(紙のやつ)は捨ててしまったし、そのことには後悔もない。むしろ脱皮でもしたような、肩の荷がおりたような、そういう気分だった。着ているとそうでもないのに、手に持つと重いと気付くコートみたいな感じ。……あんまり上手い喩えじゃないな!

このブログはわりと長く続いているけど、これはもう既に日記ではないし、それはそれで、私は日記とは距離を取りたい気持ちがあるのかもしれない。自分に寄り添い過ぎるのをやめたいのかもしれない。「かもしれない」ことが多い。でもそういう根拠もなくソースを出せとも言われないような感覚を、大事にしてやりたいんだよ。

とは言え人の日記は確かにおもしろいな、今日は日記を書いてみよう。以下、9月7日の日記です。

寝たのは朝の5時だったのに8時には目が覚めた。みほが泊まりに来ていて、いつもどおり話すことが尽きず、何回か「もう眠くなくなった」みたいなフェーズを経て、「さすがにもう寝よう、明日が来てしまう」(とっくに来ている)ということで、布団に入った。

暑くて寝ていられないのでリビングに出て、クーラーをつける。昨日洗わなかった皿を洗い、拭いて仕舞った。お皿を洗うのは嫌いじゃない、水を触りたい時があって、そういう時に洗う皿が溜まっているのはむしろよいこと。夏は特に、水を触りたい。

おなかがすいてきて、みほを起こそうか迷ったけど、寝ている人を起こすのはちょっと…まだ時間があるし、自然に起きるのを待ってようかな。

暇なので新居の、家の図面を見ながら、乾物をどこに収納するか考える。かわいい鍋とかマグカップをどこに並べるかに気をとられ過ぎていて、鰹節とか乾燥わかめとか切り干し大根とかトマト缶とかのことすっかり忘れてたな、この家は生活を置き去りにしている。あぶねぇ。どんだけオープン棚を付けるつもりなのか。やれんのか。もう住むまでわからんな。

みほ(パジャマがかわいい)が起きてきたのでミルクティーを入れて、たまごを焼き、ホットサンドを作った。梨も剥いた。たまご、やけに小さいな。Sサイズなんだろうな。

みほが帰って、玄関でまたね〜と手を振ったあと、その足で洗面所へ行き、洗濯をした。洗濯機がまわる音を聞いていたら「調子悪いねん洗濯機、もう壊れるかも、壊れたら新しいの適当に買っといて、お風呂の残り湯を使えるやつならなんでもいいから」という、2週間くらい前の母の言葉を思い出す。
ここ2週間くらい、4LDKの実家にひとりで住んでいる。さみしくはないのだけど、広けりゃいいってもんでもないな!と思う。でも今日父が帰ってくる。母には数日前に手紙を書いたけど、返事はLINEで来た。あ、別に収容されてるとかそういうんじゃないです。

ここまで書いていま12時半です。
日記って難しいな、全部書いてもいいし、抜粋してもいいし、そもそもほんとうのことをひとつも書かなくても良いじゃないですか。お、これが「編集性」か。

午後のことは書かない。

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