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チョコレート戦争とリア王とモモ

2018年11月14日 (水) 21:21

uncategorized

Twitterで、フォローしている人の、
その方の息子さんが、本当はトーマスが好きなんだけど、
5歳児の間では
・トーマスは赤ちゃんのもの
・シンカリオンがアツい
・ドラゴンボール好きは更にアツい
という共通認識があるようで、
息子さんは外ではトーマスが好きだと言えなくて無理してるので、
結果それが超ストレスになってる、
というようなことを書いていたのだけど、
これめっちゃ気持ちわかる…と思った。

私は5歳児じゃないので、正直「トーマスは赤ちゃんのもの」から既にしっくりこないし
いいじゃねえかよトーマスが好きで!なんなんだよ5歳児!と思ってしまうけど、
子どもはそうはいかんのだよな。超わかるぜ。

私が小学生のときは
・女子は全員V6とSPEEDが好き
・推しV6メンバーの下敷きを使う
・毎週全員「学校へ行こう」を観る、観てないわけない
という共通認識があって、
私は正直V6は好きでもなんでもなかったけど、
とりあえず「岡田くんが好き」と言っていれば学校ではうまくやれる、と思っていたので
便宜上そういうことにしてた、という経験がある。
「学校へ行こう」は別に嫌いではなかったけど、
20時くらいに家族全員寝てるような家の子だったので
そもそもあんまりテレビ観なかったんだよ。
V6も、別に嫌いってことではなかったけど、
当時は良さがぜんぜん分かんなかったんだよ。

それでだんだん無理がきかなくなって、
というか好きじゃないものを好きって言い続けるの、
大人も子どもも関係なく、そもそも無理があるでしょう。
それで結局、4年生くらいになったら、ほとんど誰とも喋らないで
学校では本ばっかり読んでた。

私は本当は、ずっと本ばっかり読んでたかったんだよ。
ズッコケ3人組シリーズとか、世界の名作系とか、
こまったさんとわかったさんのシリーズとかを、
端から全部、読んでれば、それがいちばん楽しかったのにさ、
もっと早くそうすればよかった。でも当時は無理だったんだよ。

いわゆる「空気」がすべてを支配している教室で、
「本当はV6は全然好きじゃなくて、夜は8時になったら寝てるし、
今は本を読むこと以外何の興味もない」なんて、
そんなこと絶対に言えなかった。
今思えば、言ってもいいよそれぐらい、まじでなんの罪もない発言やん、というようなことですが。

こういうのわりとみんな経験してるんじゃないかと思うと
いい加減どうにかなんないのかな、と思うには思うけど、
まぁならんのだろうな。
自分が属していない空間の「空気」って、どうやって変えればいいんだろう。
好きなものを好きって言えるのは当たり前のように見えるけど
実はすごい事なんだろうな。特に子どもにとってはさ。

大人になれた私たちは、大声で好きなものを好きだと言っていきたいですね。
誰が何と言おうと、そういう空気じゃなくっても、世間の評価がどうであれ、
好きなものを好きだと言い、それに敬意とお金を払いましょう。
そうして今日も経済をまわしましょう。

5歳児の君にはどうかこれからも、いつまでもトーマスが好きでいてほしいし、
いつかトーマスがぜんぜん好きじゃなくなる日が来たとしても、
トーマスが好きだったことをしあわせな思い出としてずっと覚えていてほしいし、
トーマスが好きだという自分より年若い子に出会ったら
うんとやさしくしてあげてほしい。私もそうするね。

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