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たらいは臼に水を入れて下に皿を敷く と書く

2018年11月25日 (日) 14:37

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本屋さんに行って買いたい本を見つける才能がない。
特に漫画。
絶対今日が発売日で、表紙の絵も分かってるのに、全然見つけられない。
大きい本屋さんの場合は検索機みたいなのが置いてあって本当にありがたい。助かる。
小さい本屋さんの場合は「そもそも置いてないのかもしれん」と思って、すごすごと退散する。

母は「店員さんに聞いて、探してもらったらいいやん」と言っていて、
完全に”本を読まない人の意見”だな、と思い、少しばかり感動した。
店員さんに探している本のタイトルを伝えるなんて、そんなハードルの高いこと不可能だ。
カフェで店員さんにLINEのIDを聞くほうが簡単だと思う。聞いたことないけど。

私は物心ついたころから”本を読む人”だったので
比較的本屋さんにはよく行くし、緊張したり遠慮したりせずに入れる数少ない店の内のひとつが本屋さんであって、だからこんなに本が見つからないの、おかしいと思うんだけど、
おかしくてもこれが事実なので、事実は事実なのだった。

探している本のタイトルを店員さんに言うってことは、
「私はこういう本を読む人間ですよ」という自己紹介であって
そんなんまじで超絶クソ恥ずかしいんだけど、もしかしてこれは私だけなのかな。
そうじゃないといいけど。
別に「恥ずかしい本」を読んでいるわけではないのに、不思議っすね。
「恥ずかしい本」ってなんだよ。

というか本屋さんて、並び順が訳わかんなくない?
例えばよ、例えばタワレコならさ、絶対アーティスト名順に並んでるでしょ。
一応ジャンルごとに分けた後アーティスト名順になってるけど、
そんな謎のジャンルのとこには刺さってないやん。
OasisはいつもPOPS/ROCKのOの棚におるやん。
ヒーザンケミストリーだけがJAZZの棚におったりせんやん。
でも本屋さんはさ、出版社別とかサイズ別とかで並んでて、
更にジャンルにも分かれてて、その結果だから店のあちこちに穂村弘がおるやん。
まじで難しい。

特に漫画に関して、私は疎いので
その漫画が連載しているのがモーニングなのかフィールコミックスなのかジャンプなのか、
みたいなことが一切分からないし、それらがどの出版社から出てるのかもさっぱり分からん。
「青年誌?」とか言われてびっくりする。何、青年誌って。そんなのがあるの。
そのうち覚えるもんなのかな、と思ってたけど全然覚えない。
よって、同じ棚の前をぐるぐるうろうろし、結局見つけられずに泣きながら帰る。

まぁ最近は漫画は電子書籍にすることが多いのでそんなに困ってはないんですが。
電子書籍にすると、場所に困って処分するしかない、というつらい悩みが全解消して最高です。

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