みんなが良いって言ってるものを真正面からちゃんと受ければ、私は何もかも全部の魅力が分かるのでは…？と思い至り、ずいぶん遠くまで来たものだ、と人生を振り返っていたら23時。振り返るほど長く生きてない気もするが…
私は”みんな”が嫌いで、ずっと”みんな”に入れない、入れてもらえない、と思っていた。一転、思ったほど”みんな”っていないんだな、と気づくころには20歳を過ぎていた。そこから「正面切って物事に対峙すれば、魅力の分からないものなどこの世に存在しないのではないか」と思い至るまでにさらに10年を要している。あと10年ぐらいするとどうなるんだろう。
ちなみに「魅力が分かる」のと「好きになる」のとは似て非なるものです。私は感情の指標として「好き」をすごく大事にしている、「好き」が始めにある場合、「上手い」も「おいしい」も「美しい」も「すごい」も「やばい」も「心地いい」も「かっこいい」も何もかもすべてを脇にブン投げることができる。ジョーカーみたいな感じ。大富豪で言うところの革命みたいな感じ。あ、これもしかしてすごい占星術っぽい話なのかもしれない。

でもこういうのニワカとか嫌いな人からすると嫌なんだろうな…どのように生き、何を選んでも、誰かからは必ず嫌われるね。知らんがな、と言いながら生きていこう。私は私が大事だと思う人たちに嫌われるのは悲しいが、それ以外は知らん。ということにしておかないと何もできない。

友人に送るために餃子を２種類作り、夜は肉味噌を作って、翌日はチョコチップクッキーとラングドシャを焼いた。料理をしていると、それを自分が食べるかどうかに関係なく、心身が整う感じがして不思議だ。淡々と手を動かしていればいいことと、明確なゴールがあることが原因な気がする。未知すぎないところ。あんまり一気にやるともちろん身体的には疲れるけども…
ラングドシャは作るの２回目でバター・卵白・砂糖・粉の量が全部同じっていう超シンプルお菓子なんだが、絞る工程があるのでここが難しい。シュークリームから引き続き「絞る」が鬼門です。あ、絞り袋もうないから買っておいて、グラニュー糖ももうないよ、買っておいて。
おいしく食べてくれるといいなぁ。誕生日に欲しいもの聞かれて「ごはんつくって送ってほしい」って答えるの、あまりにもかわいすぎないか、真似しようかな、と思ったけど私が言ってもかわいくないね。ふはは。

spotifyでプレイリストを作るのが楽しすぎて趣味のひとつとして数えたいと思ってるけど、大体10曲に絞るのが難しすぎる上にちょっと少ないのでは、とも感じる。とは言え何人かでやるときに曲数ばらばらなのはおもしろさが減るし…と思っていたら後藤正文さんがビートルズのプレイリスト作りました、つって12曲で公開していて「なるほどな！！12曲な！！！」ってなった。なるほどな。その2曲の差はでかい、そこに国境ある。