blog
ホーマー・シンプソン
2021年5月12日 (水) 21:07
家の近く(そう近くもないが)に良いドーナツ屋さんが出来ていてうれしい。イーストで膨らませた系のフカッとした生地を揚げてあり、一番ベーシックなシュガーグレーズドからチョコレートをかけたかわいいやつ、メープルシロップとベーコンをトッピングしたやつ、などメニュー展開もバランスが良い。いちご味のチョコレートにカラースプレーをかけたやつは「シンプソンズ」という商品名が付いている。良いネーミングセンスですね。
生地自体はあんまり甘くなく、トッピングも全体的にちょうどいい量でおいしい。そうそう、こういうドーナツが食べたかったよ。ありがとうありがとう。
とは言え食べログやらGoogleでは低評価のレビューもいくつかあって、手キビシいな、と思う。人の味覚って共通していそうで実はほとんどしていないので、全く知らない人の「おいしくない」は信用ならない。「おいしい」も信用ならないし…飲食店のレビューを書く、ということ自体がナンセンスな気がする。「店員さんの愛想が悪い」とかは、書かないといけないようなことなのかな…とも思う。めちゃくちゃ理不尽で不快な接客をする店員さんも、世にはいるのかもしれんけど、レビューに書くようなことなんか。店員側は客のレビューを書けないのだし、あなたも同じく愛想の悪い客だった可能性はない…?
しかも立地からして家賃は安くないだろうし、ドーナツ屋の客単価を考えたら、価格設定はシビアにならざるを得ないし、ミスドと比べるのはあまりに酷じゃないだろうか。私は飲食店は全く未経験だけど、1個せいぜい2~300円のパンやドーナツを売る店がどれぐらい厳しいかは想像に難しくない。ケーキならもうちょっと価格を上げられるけど、その分原価が上がるでしょ…?箱代とか梱包材にかかる費用を考えたら、2個とか買って1000円くらいしか払わない私みたいな客はケーキ屋さんにとっては迷惑かもしれん。すまん、なるべく高いやつ買おうとは思ってるけど、一人暮らしやから、すまん。
でもどこにでもあるチェーン店だけが残って、考えた人と作ってる人と売ってる人が同じ、みたいな規模のお店がやっていけないような街にはしたくないな。おいしいものを作れる人が「これがおいしいと思う!」というレベルを保ったまま売って、しかもそのお店を続けていける街がいいわ。サイズを小さくして実質値上げをしなきゃやっていけないとか、原価を下げるために納得いってない材料を使わなきゃいけないとか、そんな目に遭わないでほしい。
私はミスドも大好きだしポンデリングが100円ちょっとで買えるなんてマジですげぇなと思うけど、ドーナツを食べたいと思った時の選択肢がミスドだけってのはやだな。「選択」っていう行為そのものを愛しているからさ。ハハハ。
件のドーナツ屋さんは平日は朝7時から開けているらしい。出社する前に寄って、公園で食べてから仕事いくのもいいかも、やってみます。
category
- 15分で書くやつ (4)
- DIY (2)
- uncategorized (908)
- 「でっかいの」完成までの道 (10)
- いま考えていること (10)
- お芝居のはなし (4)
- かばんのなかみ (6)
- きのうみた夢の話 (16)
- シルクスクリーン (2)
- フジロックフェスティバル (10)
- 宣伝 (4)
- 旅行 (8)
- 映画のはなし (40)
- 絵の展示 (5)
- 音楽のはなし (34)
コメントを残す