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2023年5月12日 (金) 21:58

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食欲がない。理由ははっきり分かっているので別に心配はないけど、あまりにも食欲がない。
お腹がすかないとなると、仕事が終わって家に帰ってもお茶を飲むぐらいしかやることがなくて悲しい。困ったな。アイデンティティーを見失いそう。
次第に「帰っても仕方ないか」と思うようになってしまった。いやまぁ映画観るとか本読むとかもあるけどな、お茶を飲むぐらいしかやることがない家ってなんやねん。

というわけで、家に帰っても仕方がないので調べものを済ませるために図書館へ。最寄りの図書館は建物自体の取り壊しのために閉館し、KIITOへ移転した。KIITOは昔、生糸(きいと)検査所だったところを改修した施設(そのまんまの名前)で、駅から海側へ20分ほど歩いたところにある。最近は連節バスが通るようになったので一度乗ってみたいと思っているけど、20分なら歩けるし、ということで、全然乗る機会がない。

移転後の図書館には初めて行ったが、前より広くなったし、もともとKIITOにあったらしきデザイン関係の蔵書が増えていてとても良かった。キッズコーナーもかわいい。大きめの自習室に加えて、ひとりずつ使える読書スペースも壁付けで設置されていたり、書棚に埋まったような椅子や、壁で区切ってある小部屋みたいなのもあって、いい感じ。狭いとこで本読むの落ち着くよね。とは言えこの図書館は仮設置で、2027年にまた新しい建物が完成したら駅前に戻るらしい。私はハコものを新しく作ることに懐疑的なのと、単純に古い建築物が好きなのとで「ずっとここでええやんけ」と思ってしまう。とは言え駅から少し遠い、という感じなんだろうか。でもそのために新しくバス走らせてんとちゃうの?まぁ区役所も要るからハコものを新しく作るしかないのでしょうけど……なんだかな……

台湾の建築資材のデザイン本などをチラ見しつつ、辞書のスペースへ。一番多く使うのは国語辞典だが、語釈を確認するだけでは足らない場合も多く、結局は漢和辞典や慣用句辞典、カタカナ語・外来語辞典なんかを行き来して調べることになる。国語辞典も1冊だけだと自信が持てず、結局4~5冊引く。「自信が持てず」っておかしいけどね。慣用句は文章を読み書きしているとよく出てくるものの、きちんと意味を調べたり日常会話で多く使うようなものではないので調べるとおもしろい。

私は漢和辞典を使ったことが、人生でほとんど無い気がする。ゼロではないはずだが、持っていたことが無いと思う。出版社によってなのか、出版された年代によってなのかは分からないけど、音読みの五十音順になっているものと、部首の画数順になっているものがあり、引くのが難しかった。読みも部首も分からない漢字を調べたいときはどうするんだろうか。

というか、辞書を使うには何か取っ掛かりになる言葉を知っていることが大前提で、なおかつ語釈を読んで理解できる程度の語彙は持っている必要があるのだな、という当たり前のことを思った。「○○○」を引いて「△△△であること」と語釈があった場合「○○○」は知らなくても良いけど「△△△」は知っていないといけないのだ。「△△△」を知らなければ今度は「△△△」を引いてみればいいが、そこに「□□□、の意」とか書かれていて、それも知らなかった場合、次は「□□□」を引くことになってしまい、辞書から抜け出せなくなってしまう。待てよ、「△△△」を引いたら「○○○である状態のこと」とか書いてあることはない?そしたら「○○○」と「△△△」の無限ループに落ちてしまって、一生辞書から出られなくなってしまう。そんなことはないのかな。まぁないか。ないようにしてあるんかな。余計な心配をしてしまった。辞書も私に心配などされたくないだろう。失礼しました。

そもそも私、紙の辞書を買ったことがあるのかな。まじで覚えがないわ。学生のころは電子辞書を買ってもらっていたし……ただ、紙の辞書は自然に他の言葉も目に入るので、勉強になるなぁと思う。同音異義語も調べられるし。

バキバキに肩が凝り、自転車で帰宅。海の手の再開発はまだ途中なのか、これで一旦終わりなのかは知らんが、夜は人が全然いない。

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