喧嘩してたわけじゃないけど、仲直りした。というか何が嫌だったか、何が悲しかったかを私が言語化したら（たぶん）ちゃんと分かってくれたし、尊重してくれた。
もうほとんどあきらめてて（勝手に）、だからもう会わない、とかもう話さない、とかしか武器が無いと思ってたけど、全然そんなことなかった。侮ってごめん、と思ったし、こんなこと初めてかも、と思った。いろんな人がいるね。
「もう連絡してこないで、私もしないから」と言うつもりだったけど、言わなくて済んだし、言わなくてよかった。こんなカロリー高いことを言わなきゃいけないのか…と思ってそれもつらかったけど、言わなくて済んだ。すごい、言わなくて済んだ！

ふいに、世の誰ひとりも私の苦しみ・悲しみ・怒りを理解しない、と思っていた14歳のころを思い出し、「それでも助けてって言って欲しかった」と言って泣いたあの子のことを思い出し、「俺はやるだけやったからね、お前はやったの？って言えるじゃん」と言ったあの人のことを思い出した。
みぞおちのあたりから自分で自分を割いているような感覚がある。私こんな主人公みたいにして生きていいのか？なんだこれは。脱皮？ふふふ。変な感じ。

「言ったってどうせわかんないでしょ」と思ってて、今もわりとそう思ってるんだよ、あと「別にわかんないでいい」とも思ってるよ。それでも言うのには意味があって、その先にあるものは、私が言うまでは永遠に見られないんだよ。ほほーん。なるほどな、感覚としては知っていたけど、実感を持って知ったのは生まれて初めてかもしれない。なんでもオープンにしないことに、それなりに「美学」をもっていたけど、「私は冷たい人間だ」とも思っていたし、個を確立するばっかりで、これじゃだめだよな、とも思っていた。せめて「港」がある人になりたいんだけど、どうだろう、近付いてるかな。

カチカチスライドして動かすパズルみたいなのを想像してほしい、今それが、動いてて、そのパズル、完成したと思ってたのに、どうも違ったっぽい、1つコマを動かしたら、他のコマも全部動かさなきゃいけなくなって、あれ、完成じゃないな、え、あ、こっちもズラさないとここが合わない、あれ？なんだこれ、完成じゃない、みたいな感じ。でも嫌じゃないよ、まだ終わりじゃないね、まだこれで遊べる、という感じ。
あれでもいい、ルービックキューブ、1面ぜんぶ青になったから完成だと思ってたらあと5面あった、みたいな感じ。青は一回全部揃えたけど、まだ終わりじゃなかったし、他の面を揃えるために青の面は一回解体せざるを得ない。

イメージトークすぎておもしろくないかもな～と思ったけど、でも私はこれを読めば今の感情の手触りを思い出せるはずなんだよ。忘れたくなくて、一生懸命書いたよ。読んでる人ごめん。読んでる人いたらごめん。

こないだ発注＆入金した食器棚、家具屋さんのインスタに載ってて、脚部分と、たぶん棚板とかだと思うけど、写真が載ってて、めちゃくちゃうれしい。作ってるとこ見に行きたいぐらいだ、と思うけど普通に邪魔だろうな。でも見たい。
家がまだぜんぜん完成だと思えなくて、毎日やることがいっぱいあるけど、それが楽しくてうれしい。家買ってよかったなぁ、私は家を買うのが向いていたと思う。好きで、やりたいことがあるだけでも幸せなのに、それが向いているなんて幸運だ。
あ、今後のことはわかりませんが。というか死ぬほどローン残高ある人が言うことじゃなかった。払い終えてから出直します。