TANAKA NOZOMI

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The First Lady of Jazz

2021年8月3日 (火) 21:56

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私の意志とは無関係に2ヶ月間続いたお祭りのような「BTS以外聞きたいものが無い期」を終え、最近はジャズを聴いている。BTSに飽きたとかそういう陳腐な話ではない、どちらかというと血に浸透した、という方が近い(言い回しが重い)。まぁ7年分を2ヶ月聞いたぐらいではぜんぜん…なのでもちろんまだ聴いてるけど、とりあえず「BTS以外聞きたいものが無い期」は脱したと思う。

そんなわけでジャズを聴いてはいるが、なんというか、ジャズは土地が広い。音楽のジャンルにグラデーションがあることは理解しているけど、どこから足を踏み入れたらいいのか分からないぐらい広い。
とはいえロックを聞き始めたときに「どこから聞き始めたらいいのかな」なんて全く思わなかったし、TSUTAYAさんで目についたものを片っ端から借りて、好きなバンドが影響を受けたバンド・与えたバンドを数珠繋ぎに聴いていけば、だんだん全体像が見渡せるようになったので、おんなじようにやればいいんだろうな。
しかも16歳の頃と違って今はSpotifyがあるのだ。うわぁ最強やねんけど……私のことだからどうせ腰ぐらいまで浸かったらレコードを買ったりもするだろうけど、アクセスの良さ・初手の速さはまじSpotifyが最強。

中学生のとき、先輩がもってきたジャズの教則本を職員室でコピーし、持ち帰った日のことを覚えている。「ジャズってどんなんやろ、かっこええなぁ」つってまず「教則本」を手に入れるあたりがいかにもクラシック勢っぽくてかわいいよね。あれ誰が持ってきたんだっけな、ツヅキ先輩かミズノ先輩だった気がします。
クラシックとポップスしかやったことがない吹奏楽部員の私たちにとって、ジャズ独特のリズム感、クラシックでは絶対に登場しない種類のタンギング、”良い音”とされるものの違いはどれも新鮮で、目新しかった。披露する場がないのに公園でフラッターを練習した。私とジャズとの接点はそれぐらいです。

あ、あと当時はウィントン・マルサリスが好きだったんだけど、19か20でニューヨークに行った時の、ガイドの人がジャズが好きだと言うので「私はウィントン・マルサリスが好きです」って言うたら「本物を知ったほうが良い」というようなことを言われた、という思い出があります。素直に「あなたの言う本物ってのは例えば誰のことですか?」と切り返せばよかったけど、瞬発力の無い性格なので黙りこくってしまったのだった。

トランぺッターだったんだからルイ・アームストロングから聴けばいいんでしょうね、とぼんやり思いつつ、やっぱり私は歌モノが好きっぽい。でも全然、誰のでも好きだな~どのシンガーも良いなぁ~ってか結構みんなおんなじ曲をやってるやん、古典落語みたいな感じってこと?おんなじ根多を誰でもやっていいってことなの?みたいな感じでまたぼんやり。ぼんやりしたいんだろうか。

しかしまぁ「ぼんやり」が全く適さない季節だな夏は。毎晩「はやく夏がおわりますように」とお祈りしているが、気配はない。夏を憎む気持ちがこれ以上加速しないよう、ヨウリーさん家でベランダから入ってきてしまった蝉を、みんなでワーワー捕まえて逃がしたことを思い出して中和する。

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