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いわれのうむ
2021年8月17日 (火) 21:29
下書き保存されていた映画「ジョーカー」の感想を書いた文章を読んだら、どぼんと池に落ちるように、あの時の気持ちに浸かる感じがした。これなんで公開にしないで下書きにしたんだろうな。エモすぎるからか…??
文章にして残していれば、そしてその文章がうまく機能すれば、私は自分が書いたそれを読むことで”あの時の気持ち”をトレースし、取り出すことが出来る。ただ、取り出しても全然同意できないこともある。自分が感じたことだとしても、共感できない場合がある。これは一貫性が無い、ということになるんだろうか。でもそれならそれでいいや。自分をそんなに確固たるものだと定義しないでいいや。間、あいだを行くんだよ、ちょうどいい境目を探して。
アナログフィッシュが「年内にはアルバムを出そうと思う」という旨の発言を前回のオンラインファンミーティングでしていた。どうやら8月あたまにレコーディングを始めていて、作業は順調らしい。うれしい。うれしいと同時に、緊張する。アナログフィッシュが私にとって大切な存在になりすぎていて、アルバムの発売なんてもはやライフイベント、正直自分の誕生日とかより全然大事。しかも、コロナ禍で作ったアルバム、ということになるのだ。緊張する。ライブでは何曲か新曲を聴いているから、たぶんあれとあれとあれはレコーディングしてるんだろうな、とは思うものの、全く発表されていないまっさらの新曲もあるはず。ううう。緊張する。でもぜったいに良いものを作ってくれると思う、今までだってずっと、最新作がいちばんかっこいいもん。めちゃくちゃ期待しているとともに、どうか身体に気を付けて、しっかり休んで、おいしいものを食べて、幸せでいてほしい、と思う。
最近は好きな人たちに対する感情のすべてが「幸せでいてほしい」に集約されていき、それ以外に言うことがなさすぎる。BTSを観ていても、タリョラの感想をチロルさんにリプライしていても、夜な夜なヨウリーさんと話していても、ベビちゃんの犬の写真を見ていても、甥たちを抱きしめていても、みんな幸せでいて、どうか健康で、ぐっすり寝て、たのしいことたくさんあってくれ、と思う。そのために何か私ができることがあるなら、何だってするから、という気持ち。
毒気とかはどこへ行ったんだ、私のパンクはどこへ、と思わなくもないが、トレンド欄やニュース等を薄目で流し見しているだけで心が火炎瓶をつぎつぎと生成していくので、まだ全然いけると思う。なにが「まだ全然いける」のかは不明。
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